保育士の面接マナーについて

面接は、希望の保育園・保育施設に対して直接的に熱意や人柄をアピールできる場。自信をもって臨むためにも、身だしなみや受け答えに関する“事前の準備”を怠らないようにしましょう。これからお伝えする内容をチェックして、緊張しすぎず、気負いすぎもせず、しっかりとあなたらしさをアピールしてください。

面接前後の所作も見られています

採用担当者である面接官の前にいるときだけが面接ではありません。「選考場所に着いたときから面接は始まっている」くらいの気持ちで、受付の方に対する態度、待っているときの所作などにも気をつけましょう。また、保育園・保育施設の園内の見学中は明るくあいさつをし、質問も積極的に行うようにしましょう。

面接中は話し方や表情にも気配りを

第一印象をアップさせるには、事前の準備が大切。話す内容はもちろん、話し方や表情についてもしっかりチェックして、明るく誠実な印象につなげましょう。また、よほどのことがない限り、急な面接日時の変更やキャンセルはNG。とくに、面接日時が確定した後の変更・延期は、面接する側の保育園・保育施設に多大な迷惑がかかります。

遅刻は絶対にNG!面接場所には5〜10分前に到着するのが理想です。事前に駅から保育園・保育施設までの道のりを確認し、「早めの行動」を心掛けましょう。
スマホの電源はオフにマナーモードにしてあっても、バイブレーションの音は意外に気になるもの。スマホや携帯電話の電源は必ず切っておきましょう。
まずは明るくあいさつを面接が始まる際には名前を名乗り、「よろしくお願いします」と明るくあいさつしましょう。笑顔であいさつすることで誠実さが伝わります。
着席はすすめられてから着席するのは、面接官に「どうぞ」とすすめられてから。あいさつが済んだからといって、自分から座るのはNGです。
目を見て元気に話しましょう面接中は相手の顔を見ながら、元気よく話しましょう。終始うつむいていたり、ほとんど目を合わせなかったりでは、好感度が下がります。
緊張してもとにかく笑顔で緊張していても笑顔を忘れずに! 質問が聞き取れなかったときや意味がわからないときは、聞き返しても失礼にはあたりません。質問の意図をよく理解して回答しましょう。
話を聞くときも相手の目を見て相手が話しているときは、正しい姿勢で、目を見てしっかり聞きましょう。とはいえ、凝視しすぎるのも考えもの。時々、意識して目線をはずすように心掛けましょう。
重要なことはしっかりメモ相手が話しているときは、正しい姿勢で、目を見てしっかり聞きましょう。とはいえ、凝視しすぎるのも考えもの。時々、意識して目線をはずすように心掛けましょう。
重要なことはしっかりメモ重要なことはメモを取りましょう。ポケットにペンとメモを用意しておき、「この話は重要だな」と思ったときには、「メモを取らせていただいていいですか?」と聞きましょう。
質問で熱意をアピール!質問することは、熱意のアピールにもつながります。わからないこと、聞いておきたいことを事前に用意し、面接・見学時に聞いてみましょう。
面接後には感謝の言葉を面接官はあなたのために時間を割いてくれています。面接終了時には、「本日はありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えましょう。

面接は第一印象が勝負。清潔感や安心感、誠実さが感じられる服装を心掛けましょう。

好印象を与える身だしなみポイントのイラスト

ヘアスタイル

挨拶をした際に、髪の毛が顔にかかったり、整え直したりしなくてもいい髪型が理想です。ロングの場合は、後ろで一つに束ねましょう(ゴムの色は黒)。髪の色は黒もしくは、自然な茶色が◎です。男性は整髪料をつけすぎず、整えた髪型が好感度アップです。

メイクなど

メイクはナチュラルを心掛けましょう。「きちんとメイクしなきゃ!」と気合いを入れすぎて、濃い目にならないように注意してください。とくにチークやアイシャドウは肌に馴染む色を選ぶのが正解です。男性の場合、ヒゲは基本的に剃ったほうが好印象です。

服装

スーツまたはジャケットを着用した、清潔感のある服装が基本です。アイロンのかかったジャストサイズのものは、キリッとした印象を与えます。シャツは白が無難ですが、薄いピンクや水色などでも問題ないでしょう。スーツやネクタイ、シャツなどに明るめの色を選ぶと清潔感を与えます。スカートは膝丈くらいが◎。スーツ、シャツにシワやシミがないかもチェックしておいてください。

アクセサリー類

爪は短く切っておきましょう。ピアスやイヤリング、大きめの指輪、ネックレスなどのアクセサリー類も、避けた方が無難です。子どもと対面したときにけがをさせてしまうこともありますので注意してください。

靴・カバン

靴は黒や茶色が一般的。女性の場合、ヒールの高さは3~5センチくらいがいいでしょう。面接前日にしっかり磨いて艶を出しておきましょう。カバンも落ち着いた色のシンプルなタイプがベター。大きなロゴが入ったブランド物のバッグは避けたほうが無難です。A4サイズの書類が入り、面接中に足元に立てておけるように、手を離して自立するタイプを選ぶとよいでしょう。

「忘れ物をして焦って面接で実力が出せなかった」といったことのないようにしましょう。

チェックリスト

マイナビ保育士のサービスをご利用いただいている場合は、マイナビ保育士からお送りしている面接のご案内をご確認ください。
A4サイズ(角形A4か角2号)の白封筒に入れましょう。表面は、赤ボールペンで「履歴書在中」、裏面は、履歴書を提出する年月日・あなたの住所と氏名を書きましょう。当日手渡しできるようにのりづけはしません。面接官に直接渡す際は封筒から出し、履歴書を封筒の上に重ね、面接官が読みやすい向きにして渡しましょう。
履歴書と異なり、面接時に手渡しをしなければならないケースが多くみられます。汚れないように、封筒に入れ、さらにクリアファイルに入れるなどして、シワや汚れに注意しましょう。手渡しの場合は折りたたまないのがマナーです。封筒やクリアファイルから出し、履歴書と同じように渡しましょう。履歴書も職務経歴書も渡す際に「よろしくお願いします」とひと言添えるとよいでしょう。
当日は面接だけだとしても、面接前にアンケートや何かの用紙に記入しすることもあります。また、面接時の大切な連絡事項をいつでもメモできるように筆記用具は必ず持参しましょう。
面接当日に「保育士証」が必要というケースもあるので用意しておきましょう。万が一紛失してしまった場合は、速やかに再発行の手続きを行い、転職先に紛失の事実を伝え、指示を仰ぎましょう。
実技試験の内容によっては、保育ができる服装の準備が必要な場合もあります。事前に確認しておきましょう。

当日の忘れ物がないか
必ずチェックしましょう!

「マイナビ保育士」のキャリアアドバイザーからのアドバイス

自分なりに面接対策を行ったとはいえ、やはり“いざ面接”となると誰でも不安なものです。そんなときは『マイナビ保育士』のキャリアアドバイザーに相談してみませんか? あなたの志望する園に合わせた面接対策をマンツーマンで行い、転職活動をサポートいたします。また、ご希望の場合、園によっては面接当日に同席も行えます。希望の転職への一歩を『マイナビ保育士』のキャリアアドバイザーと一緒に踏み出してみませんか?

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