保育士の仕事に英語は必要?職場別に求められる英語力と資格を紹介

保育士の仕事に英語は必要?職場別に求められる英語力と資格を紹介

保育の最新情報や役立つ知識をゆる~く配信中!
Twitterをフォローはこちら!

近年、英語教育を導入している保育園の求人が増えており、保育の現場でも英語力を活かして働くことが可能です。しかし、求人情報にはどの程度の英語力が必要なのか明記されていないことが多く、今の英語力で問題ないのか疑問に思う方は少なくありません。

そこで今回は、保育士と英語の関係にスポットを当て、英語を活かせる職場や保育士に必要な英語力、英語力を証明できる資格、保育士が英語を活かして働くメリットを紹介します。

1. 英語力で広がる保育士の活躍フィールド

英語カードで遊ぶ子供たちと保育士

英語力を身に付ければ、保育士の就職先の幅が広がるでしょう。

一般的な保育園はもちろん、英語教育に注力している保育園、プリスクールやインターナショナルスクールなども就職先の候補に入ります。

英語力で保育士の活躍フィールドが拡大する理由
子どもに習わせたい習い事ランキングで英会話が上位に入っており、子どもに英語力を身に付けたいと考えている保護者が多いプリスクールやインターナショナルスクールだけでなく、英語教育に力を入れる保育園が増えており、英会話のできる保育士が求められている

もちろん、英会話ができなければ、保育士として活躍できないわけではありません。現在は、英語力の有無を問わない保育園の方が多いため、英会話ができなくても保育士として働くことはできます。

しかし、英語力の習得で保育士の活躍フィールドが広がることを踏まえると、英語力を身に付けるメリットは大きいと言えるでしょう。

英語を活かして働ける保育士の職場

英語力を活かして働ける職場には、プリスクールとインターナショナルスクールの2つが挙げられます。

◯プリスクール

プリスクールは、0歳から小学校入学前までの日本人の未就学児が対象となります。英語保育園、バイリンガル保育園・幼稚園とも呼ばれ、その多くは認可外保育施設です。主に英語の習得を第一にしたカリキュラムとなっており、英語のみの保育や日本語と織り交ぜた保育など、施設によって保育方法は様々です。

◯インターナショナルスクール

インターナショナルスクールは、施設により対象年齢は異なりますが、基本的に1歳から小学校入学前までが対象です。日本に住む外国人向けの保育施設ですが、帰国子女などの日本人枠もあります。日本の教育とは異なる独自のカリキュラムが組まれており、保育で使用される言語は英語です。最近では、日本人の子どもが英語を習得するために入学するケースが増えています。

【職場別】保育士に求められる英語力とは

英語カードを指さす子供

保育士にはどのレベルの英語が必要なのか、英会話ができなくても問題ないかなど、英語に関する疑問を持つ方は多いでしょう。

保育士に求められる英語力は、職場によって異なります。

ここからは「一般保育園」「プリスクール」「インターナショナル」に分けて必要な英語力を解説します。

一般的な保育園

一般的な保育園では、英会話能力の有無は問われません。保育園で英語教育を行っていたとしても、外国人講師が担当するケースが多いため、保育士の英語力が求められる可能性はほぼありません。

一般的な保育園で働くにあたり必要なものは、子どもたちと一緒に楽しむという気持ちです。子どもたちと一緒に英語教育を楽しむことができる人は、保育園から歓迎されるでしょう。

プリスクール

プリスクールでは、外国人講師のサポートや講師と子ども・保護者の通訳を任されるケースがあるため、日常会話レベルの英語力が必要です。英会話にあまり自信がない場合、就職して最初のうちは苦労することもあります。

しかし、プリスクールは英語と接する機会が多く、働きながら英語力を身に付けることが可能です。プリスクールの採用試験では留学経験者が優遇されることもありますが、中には英語で積極的にコミュニケーションを取る姿勢を評価する施設もあります。

インターナショナルスクール

インターナショナルスクールは、英語しか話せない講師や子ども・保護者ともスムーズに会話できるネイティブレベルの英語力が必要です。一般的な保育士と仕事内容は大きく変わりませんが、基本的に使用言語は英語となります。

インターナショナルスクールの採用試験では、ネイティブレベルの英語力や留学経験がなくても、保育に対する姿勢が評価される場合もあります。インターナショナルスクールでは最初から高い英語力は求められないものの、円滑に仕事を進めるためには、英語力の習得が必須だと言えるでしょう。

保育士が英語力を証明できる資格を紹介

英語試験用紙

英語力が必要となる保育施設の採用試験では、英語力を証明できる資格が必要となるイメージがある人もいるでしょう。しかし、職場によっては資格の取得が必須ではありません。しかし、資格を取ることで、採用が有利になったり待遇がよくなったりするケースもあります。

ここからは、保育士専門の英語資格と併せて、保育士が英語力を証明できる資格を紹介します。

TOEIC・TOEFL・英検

保育士が英語力を証明できる代表的な資格には、TOEIC・TOEFL・英検が挙げられます。

  • TOEICTOEICは保育施設だけでなく、多くの企業で英語力を判断する基準となっているため、幅広い分野で役に立ちます。
  • 英検英検は日本国内でも広く認知されているため、比較的に英語力を証明しやすい資格です。
  • TOEFL日本国内での認知度は低いものの、総合的な英語力を証明することができます。

英検とTOEICのスコア比較は以下の通りです。

TOEIC英検レベル
945点以上1級ネイティブレベルの英会話・高度な長文作成・理解が可能。
785点以上準1級日常・ビジネスで問題のない英会話・文章作成・理解が可能。
550点以上2級日常的な英会話と簡単な文章作成が可能。
225点以上準2級簡単な日常会話と文章を理解できる。
120点以上3〜5級簡単な単語やフレーズを使って最低限の意志疎通を図れる。

保育士の採用試験では必ずしもスコアが重視されるわけではないため、スコアはあくまでも参考程度にしてください。

保育英語検定

保育英語検定とは、2011年からスタートした保育士専門の英語資格検定です。

英検やTOEICと同様に、取得した階級によって英語力が判断されます。

階級レベル概要
1級専門レベル高いコミュニケーション能力、文章の作成能力があり、保育園で中心的な役割を担うことができる。
準1級実務レベル円滑なコミュニケーションと実務に最低限必要な文章作成、下位資格者に指示ができる。
2級補助レベル子ども・保護者とのコミュニケーション、簡単な文章の作成、英語での保育の補助ができる。
3級基礎レベル文法の基礎を理解した上で、定型文を使って、子ども・保護者とコミュニケーションを
行うことができる。
4級初級レベル簡単な定型文を使って、子どもとコミュニケーションが取れる。
5級入門レベル初歩的な単語やフレーズを理解することができる。

保育英語検定の試験では、保育現場で実際に使用される英語が重点的に出題されます。

そのため、試験勉強を通して実践的な英語力を身に付けられるでしょう。

保育士が英語を活かして働くメリット

外国人保育士と子供たち

保育士が英語を活かして働くメリットは、次の3つが挙げられます。

  • オープンな職場環境で働ける可能性が高くなる
  • 高いコミュニケーション能力が身に付きやすい
  • 経験次第で職場復帰や転職が有利になる

英語力が活かせる職場に就職すれば、一般的な保育園とは異なる日々を過ごすことができます。違う国の人と関わる機会も増えるため、さまざまな人との出会いは自分自身の成長につながるでしょう。

保育士が英語を活かして働くことで、1人の人間として大きく成長できるはずです。

英語の資格や英会話に自信がない方は、英語が必要となる職場で働くことを不安に思うかもしれません。しかし、スムーズに会話できるほどの英会話を身に付ければ、保育士としての活躍の幅を広げられるでしょう。

まとめ

英語教育を導入する保育施設は、今後も増えることが予想されます。そのため、早い段階で英語を習得すれば、就職や転職を有利に進められるでしょう。

もちろん、最初からネイティブレベルの英語力を目指す必要はありません。まずは、簡単な日常会話ができるレベルを目指して、英語を習得することをおすすめします。英会話が難しく途中で断念しては意味がないため、自分のペースに合わせて行動しましょう。

お得な情報や最新コラムなどをいち早くお届け!ほいくらし公式LINE
友だちに追加する
保育の最新情報や役立つ知識をゆる~く配信中!ほいくらし公式Twitter