自宅保育を楽しく充実させる”オンライン美術館“「Google Arts & Culture」で世界の美術館巡りのスタート!

自宅保育を楽しく充実させる”オンライン美術館“「Google Arts & Culture」で世界の美術館巡りのスタート!

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保育園・幼稚園の行事が、延期あるいは中止になるなど、長引くコロナ禍は、子どもたちの生活にも大きな影響を与えています。そして、それは保育士のみなさんにとっても同様。自粛期間には自宅で過ごす時間も増え、「せっかくだから有意義な時間の過ごし方がしたい」「子どもと一緒に楽しめる新しいサービスはない?」と頭を悩ませた方も多いのではないでしょうか。そんなときにおすすめしたいのが、「オンラインアート鑑賞」。新しいアートの楽しみ方です!

世界中の美術館や世界遺産が閲覧できる「Google Arts & Culture」

コロナ禍の影響で、世界的にも多くの美術館・博物館が休館を余儀なくされました。その対策の一環として考案され、発展したのが、ウェブ上でさまざまな美術館・博物館のコレクションが閲覧できる「オンラインアート鑑賞」という取り組みです。いまや、国内外の多くの美術館が、それぞれに工夫を凝らしたコンテンツを提供していますが、その中でもおすすめなのが、世界80カ国、2000以上の施設や世界遺産などが閲覧できる「Google Arts & Culture」。家にいながら世界の美術館巡りができ、大人も子どもも楽しめる、画期的な“オンライン美術館”です。

「オンラインアート鑑賞」の魅力とは?

ヴァーチャルツアー(ヴェルサイユ宮殿鏡の間)

美術館に足を運んで、その場の雰囲気を楽しみ、作品が放つエネルギーを感じることは、美術鑑賞の醍醐味。とはいえ、子どもが一緒だと、どうしても「騒いでしまわないか心配」「敷居が高いように感じる」などと考えてしまいますよね。でも、オンラインアート鑑賞なら、そうした心配も無用です。ここでは、オンラインアート鑑賞ならではの魅力についてご紹介していきましょう。

①いつでも、どこでも、無料で楽しめる

オンラインなので、パソコンや携帯があれば、いつでも、どこでも鑑賞できます。もちろん、楽しみ方も自由なので「途中で子どもが飽きてしまう」「作品を触ってしまう」などのストレスもなし。おまけに無料なので、気軽にそして心おきなくアートに親しむことができます。

②アートをひとりじめできる

人気の展覧会は人が多くて、ひとつのアートを誰にもじゃまされず、ゆっくり鑑賞するのは難しいもの。でも、オンライン鑑賞なら、好きな作品をひとりじめして、心ゆくまで観ることができます。加えて、美術館ではできない「作品を拡大しての鑑賞」ができるのもオンラインならでは。鮮明な超高精細画像で、気になる箇所を拡大してみると、新しい発見に出会えるかもしれませんよ。

③自分のスタイルで、自由に楽しめる

美術館では、キュレーター(学芸員)が提供する展覧会を、順路通りに鑑賞するのが一般的ですが、オンラインなら興味がある作品や展示品だけに絞って、自由に楽しむことができます。つまり、リアルな美術館のように“受け身”になることなく、“自発的”にアートを楽しめるわけです。そうした視点からとらえると、「オンラインアート鑑賞」は、子どもの自主性と感性を育むことにもつながりそうです。

いかがですか? 自由な感性でアートに触れることができれば、子どもとアートの距離は確実に縮まるはず。また、オンラインでアートを鑑賞した後に、「いつか本物を観に行こうね」と提案すれば、子どもたちの夢や楽しみはさらに膨らんでいくでしょう。

では続いて、オンラインアート鑑賞のおすすめサービスである、「Google Arts & Culture」の良さや楽しみ方についてご説明します。

「Google Arts & Culture」を存分に楽しむ方法

「Google Arts & Culture」は、世界80カ国、2000以上の施設や世界遺産に所属する美術作品・遺跡などにまつわる情報を、無料で提供するウェブサイトです。提携先の多さや内容の充実ぶりは、もちろん「素晴らしい」のひと言ですが、このサイトを訪れる際には、アートに対するユニークなアプローチ方法にも注目してください。そう、美術館あるいは美術品の堅苦しいイメージを払拭し、楽しみながらアートを掘り下げる工夫が、あちこちに散りばめられているのです。「Google Arts & Culture」の魅力を存分に楽しむためにも、次の5つの項目は、ぜひおさえておいてください。

①好きな絵を間近で堪能できる

いちばんのメリットは、間近で、そして最高画質で作品が堪能できること。ズーム機能を使えば、好きな作品を驚くほど拡大してみることができるのです。オンラインだからこそできる拡大鑑賞を実際に試してみると、画家の筆遣いだけではなく、息遣いまで感じられそうな迫力。子どもたちの心にも、きっと響くものがあるはずです。ゴッホの大胆な筆遣いが印象に残った子どもは、もしかしたら、次に絵を描くときにゴッホの真似をするかもしれませんよ。

②ユニークな作品検索

「Google Arts & Culture」では、美術館、作家名、時代などの情報だけでなく、素材や技法などからも作品が探せるので、検索が驚くほど簡単。膨大な数のアート作品から、手間なく目当ての作品にたどり着くことができます。なかでも、子どもと一緒に試してほしいのが色検索。色を選ぶと、その色が使われた絵が画面にずらりと並ぶという仕組みですが、好きな色で埋めつくされた画面は美しさ満点! 大人も子どもも感受性が刺激されることでしょう。知識ではなく、感覚で絵を選びにいけるというのも、子どもには嬉しい機能ですね。

③ゲームやAR体験で、アートを遊ぶ

「“観る”だけが、アートの楽しみではない」と思わせてくれるのも、「Google Arts & Culture」の魅力です。たとえば、有名絵画のジグソーパズルやぬりえが楽しめるゲームのコンテンツもそのひとつ。パソコンや携帯で遊べるのはもちろん、アナログでも遊べるように工夫されており(ACTIVITY BOOKとして提供されています)、印刷してぬりえや迷路遊びに興じることもできます。さらには、自分自身がアート作品になりきったり、カメラで撮影した人物や風景を著名なアーティストの作風で再現する機能があったりと、楽しみ方は実に多彩。iPhoneやiPadに専用アプリをダウンロードすれば、AR体験もできます。

・Art Filter:自分が名画の中に!
・Art Transfer:撮った写真が、有名絵画のフィルターを通してアートに!
・Art Selfie :自分に似た人をアート作品の中に発見!
・Art Projector:作品の原寸大を目の前で確認できます

アート作品と新しいテクノロジーを掛け合わせた遊びは、大人でも使って楽しいものですが、遊びにからめながら作品にまつわるストーリーや情報をしっかり伝えているのもこのサイトの良さ。子どもたちにとっては、「アートを身近に感じる絶好の機会」になることでしょう。

▶ACTIVITY BOOKのダウンロードはこちらから

④世界の美術館や観光地をバーチャルツアー

「Google Arts & Culture」では、「実際の美術館がどんな場所なのか?」をバーチャルツアーや、ストリートビューで見ることができます。美術館以外にも、世界遺産、世界の国立公園、世界中のストリートアートなども網羅しているので、家にいながら“世界旅行”気分が味わえますよ。「ニューヨークのストリートアートを見た後は、豪華絢爛なベルサイユ宮殿の鏡の間をお散歩。帰りにペルーのマチュピチュ遺跡に寄ってみよう!」といった具合に、海外擬似体験を満喫して、おうち時間を充実させましょう。

▶「今ここで探検できる10の美術館」

⑤毎日変わるトピックとテーマ

「Google Arts & Culture」では、毎日異なるトピックやテーマを提供してくれるので、何度アクセスしても飽きることがありません。豊富なコンテンツからピックアップされたアート作品や世界遺産、考古学などにまつわるストーリーやクイズに触れれば、「アートは、有名絵画だけではない」と思わされること確実です。また、そうやって事あるごとにサイトをのぞいていると、「自分はどんな作品に心が惹かれるのか」「どんな世界観が好みなのか」がわかってくるはず。アートを起点にして、自分の世界が広がる楽しさをぜひ味わってみてください

「アートの楽しみ方は無限大」と気づかせてくれる「Google Arts & Culture」。楽しいアイディアがぎゅっと詰まったコンテンツの数々に、大人も子どももきっと心を掴まれるはずです。

文/保育ライター 長野真弓

【参考
Google Arts & Culture

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