【遊び】保育園で簡単あやとり「カエル」の作り方

#3歳~ #簡単 #一人でできる
昔からひも1本で簡単に遊べる「あやとり」は、子どもたちの間で人気でした。いまでも先生の中には、覚えている技がいくつかあるのではないでしょうか。ここ最近になり「あやとり」が再注目されています。5本の指を動かすことで、バランスよく脳に刺激を与えるからです。先生やお友だちと一緒に楽しむことも大切な要素です。園でもぜひ取り入れてみませんか。
「あやとり」をはじめる前の準備
◉ひとりでできるようになるまでは、子どもと同じ向きではじめると指使いや奥行きを理解しやすくなります。
◉ひもの種類はどんなものでも構いません。直径3mmくらいあると、からまりにくいでしょう。また、ひもの長さは手の甲に7〜8回まきつけたくらいが目安です。
◉あやとりを首に巻いたり、振り回したりしないよう注意事項を伝えます。適切な種類・長さのひもを準備したら、さっそく始めてみましょう。
定番あやとり「カエル」に挑戦
かわいいカエルの顔を作るあやとりです。6月・7月の梅雨時期にはケロケロとかわいい鳴き声が聞こえてきますよね。カエルのあやとりでは作る人によっていろいろな顔や口の大きさになります。ぜひ挑戦してみてください。
やり方
1 写真のような左右の親指・中指・小指にそれぞれひもを通す、基本の構えからはじめます。
2 まずは左右の親指で人差し指と中指の間を通るひもをそれぞれすくいます。つぎに、左右の小指で中指と薬指の間を通るひもをそれぞれすくいます。
3 写真のようになっていればOKです。次に左右の親指にかかる2本のひもの外側のみをはずします。
4 次に左右の小指にかかっている2本のひもの外側のみをはずします。
5 左右の中指にかかるひもをそれぞれはずします。
6 カエルの完成です。
まとめ
何度かご紹介している「基本の構え」にはいくつかのパターンがあり、「日本の構え」と「外国の構え」に違いがあります。世界中で愛されている「あやとり」は、ネタにも各地方の特色が出ていて、奥深い世界です。次回以降で、「基本の構え」をわかりやすく紹介する予定です。
写真・文/バーネット