【6月のぬりえ②】梅雨入り

【6月のぬりえ②】梅雨入り

梅雨は、春と夏の中間にみられる雨期のことで、日本特有の気象現象です。梅雨に入ることを「入梅」と呼び、暦の上では6月11日ごろ※にあたるとされていますが、実際の梅雨入りは、年によっても地域によってもまちまち。沖縄と関東甲信地方を比べても1カ月ほどの差があります。

梅雨に入ると湿度の高い日が続くため、決して過ごしやすい気候とはいえませんが、作物に恵みをもたらしたり、水源を潤したりすることを考えれば、梅雨は“私たちの暮らしに欠かせないもの”だといえます。

ところで、こうした長雨の時期が「梅の雨」と呼ばれるようになったのはなぜでしょう? その由来にはいろいろな説があるので、ここでは一つの説をピックアップしてご紹介しましょう。

この時期はじめじめと湿気が高く、(かび)が生えやすいため、はじめは「(ばい)()」という字が使われていたのだとか。しかし、ちょうど梅の実が熟す時期でもあることから、同じ「バイ」の音を持つ「梅」の字が当てられるようになり、いつしか梅雨(=梅を実らせる雨)と書くようになったとされています。ちなみに、「梅雨」をつゆと読むのは、雨の「露」に由来するそうですよ。

※農作業の目安として作られた雑節と呼ばれる暦のこと。「節分」や「彼岸」「八十八夜」なども雑節の一つです。

[参考]
『12ヶ月のしきたり 知れば納得!暮らしを楽しむ』(新谷尚紀/PHP研究所)
『子どもにつたえたい年中行事・記念日』(萌文書林編集部編/萌文書林)

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