【行事】こどもの日を楽しもう! 新聞紙でできる「かぶと」の帽子アレンジ3選
5月5日はこどもの日です。4月下旬ごろから「こいのぼり」の歌を歌ったり、製作の準備を始めたりする保育士が多いのではないでしょうか? こいのぼり製作のアイディアがマンネリ化している場合は「かぶと」の製作がおすすめです。
今回は、こどもの日の製作におすすめの、新聞紙でできるかぶとのアレンジをご紹介します。完成したら子どもたちが被って帰れるため、保護者からも大好評間違いなしです。ぜひ参考にしてみてくださいね。
こどもの日とは? かぶとってなに?
こどもの日は、伝統行事である端午の節句の日でもあります。「子どもの健やかな成長をお祝いする日」として、こいのぼりや五月人形を飾ります。そのほか、古代から伝わる伝統として菖蒲(しょうぶ)の湯に入ったり、子孫繁栄を願って柏餅を食べたりするなど風習はさまざまです。
今回、製作として提案するかぶとは、子どもたちを災いから守る役割を担っています。子どもたちにも「病気や事故なく丈夫に成長しますように」と、願いを込めて製作するよう伝えられるといいですね。
こどもの日と端午の節句の違いは、以下の記事でも詳しく解説していますので参考にしてください。
【関連行事】
新聞紙で簡単にできる「かぶと」アレンジ3選
画用紙サイズのかぶとでは、小さすぎて子どもの頭に合わない可能性があります。見開きの新聞を開いた大きさで作るとよいサイズになるため、新聞紙での製作がおすすめです。
また、新聞紙のかぶとは幼児であれば自分で折ることもできます。4月下旬には準備を始めて、作品をゴールデンウイーク前に持ち帰れるよう、計画的に準備を進めましょう。ここからは、かぶとのアレンジを年齢別にご紹介します。
【0~1歳児向け】シールで簡単ペタペタかぶと
0~1歳児は、まだ手先をうまく使えません。そのため、シール貼りやなぐり書きを中心に製作をおこなうとよいでしょう。かぶとは、保育士が事前に準備しておくとスムーズです。
【準備するもの】
- 新聞紙で折っておいたかぶと
- 丸く切っておいた画用紙
- 細長く切っておいた画用紙
- 大きめの丸シール
- クレヨン
- 両面テープやのり
【作り方】
①かぶとや細長い画用紙にクレヨンでお絵描きする
②丸く切っておいた画用紙にシールを貼る
③それぞれ土台となるかぶとに貼りつける
【ポイント】
・シールではなく折り紙をちぎって貼ってもよいでしょう
・クレヨンやシールの誤飲には十分注意しましょう
【2~3歳児向け】こいのぼりの簡単かぶと
2~3歳児は、はさみを使った製作にチャレンジすることをおすすめします。「一回切り」の練習をかねて、小さく切った画用紙でかぶとをアレンジしましょう。
【準備するもの】
- 新聞紙で折っておいたかぶと
- こいのぼりの形の台紙
- こいのぼりの目
- 細長く切っておいた画用紙
- はさみ
- クレヨン
- 両面テープやのり
【作り方】
①細長く切っておいた画用紙をはさみで切る
②切った画用紙をこいのぼりの台紙に貼る
③こいのぼりの台紙に目を貼る
④こいのぼりをかぶとに貼る
【ポイント】
・イスに座って落ち着いて製作できる環境を構成しましょう
・はさみを使うときは子どもから目を離さないでください
・さまざまな色の画用紙を準備しておくとカラフルに仕上がります
【4~5歳児向け】絵の具を使って華やかなかぶと
4~5歳児は、絵の具を活用した華やかなかぶとがおすすめです。絵の具を使うと、子どもらしさが溢れます。まずは、かぶとの作り方を教えるところから始めましょう。
【準備するもの】
- 新聞紙
- 絵の具や筆
- 水入れやぞうきん
- こいのぼりの形の台紙
- 両面テープやのり
- ストローとお弁当カップ
- 青・紫・赤・黄・白の画用紙
【作り方】
①新聞紙でかぶとを折る
②折った新聞紙に絵の具で色を塗る
③こいのぼりの台紙に絵の具で好きな模様をつける
④できたこいのぼりをかぶとに貼る
⑤ストローとお弁当カップを矢車に見立てて貼る
⑥青・紫・赤・黄・白の画用紙を細長く切る
⑦吹き流しに見立てて矢車に貼る
【ポイント】
・絵の具を乾かす工程が必要なため製作日数には余裕を持ちましょう
・折り紙でかぶとを折る練習しておくとスムーズです
・こいのぼりの台紙はデカルトコマニーにするのもおすすめです
まとめ
王道のこいのぼり製作も素敵ですが、かぶとなら頭に被って楽しむこともできます。子どもたちが気に入りすぎて「家に帰ってもなかなか脱ごうとしない」なんてことも。写真にも映えるため、保護者からの評判も抜群です。年齢に合わせて、かぶとの装飾をアレンジしてみてくださいね。