【乳児】梅雨時期の室内遊びを盛り上げる!簡単手作りおもちゃ3選

【乳児】梅雨時期の室内遊びを盛り上げる!簡単手作りおもちゃ3選

梅雨時期になると、雨の日が多くなり園庭遊びやお散歩の機会が少なくなります。新聞紙遊びや製作など、室内での過ごし方もマンネリ化して悩んでいる保育士も多いのではないでしょうか? 

そこでこの記事では、室内遊びを盛り上げる手作りおもちゃをご紹介します。簡単に作れるものばかりなので、参考にしてみてくださいね。

梅雨時期の室内遊びの注意点

梅雨時期の室内遊びが続くと、子どもたちは体力を持て余してしまいます。動き回りたい衝動から、室内で走ったりふざけたりしてケガや事故が増えることもあるでしょう。

おもちゃ遊びは、用意する数や遊ぶスペースに配慮が必要です。十分な数や広さを準備しなければトラブルにつながる可能性があります。

また、6月は体操や体育遊びなど、体を動かす遊びを積極的に取り入れることをおすすめします。雨の日でも体を動かす機会を設けて、動きたい子どもの気持ちを発散させてあげたいですね。

雨の日も安心! 室内遊びを盛り上げる乳児用おもちゃ3選

雨の日になると、製作ばかりが続いてマンネリ化する可能性があります。そこでおすすめなのが、保育士が製作する室内遊びグッズです。子どもたちが夢中になるものを3つご紹介しますので、参考にしてください。

知育や運動遊びに! 「てくてくサーキット」

丸く切った画用紙をつなげた、てくてくサーキットです。体育遊びはもちろん、普段の遊びにも活用できます。丸の上を歩いたり、上にぬいぐるみを乗せて列車に見立てたり…。子どもたちが想像しながら遊べるアイテムなので、たくさん準備してあげましょう。

【準備するもの】

  • 厚紙
  • 画用紙
  • のりや両面テープ
  • はさみ

【作り方】

①厚紙と画用紙を貼り合わせて丸く切る
②長く切った厚紙や画用紙と丸をつなげる

【ポイント】

・段ボールやフェルトを使っても製作できます
・衝撃で破れてしまわないようにしっかり厚みをだしましょう
・丸の間隔を工夫すると遊びのアイディアも広がります

お祭り気分で盛り上がる「お魚&ヨーヨー釣り」

子どもたちの気分が上がるお魚&ヨーヨー釣りグッズです。お魚の数を増やしてブルーシートに並べれば、お祭り気分で楽しめます。今回はモールを使用していますが、誤飲の危険がなければ磁石を活用してもよいでしょう。

【準備するもの】

  • 厚紙
  • 画用紙
  • カラーセロファン
  • トイレットペーパーの芯
  • のりや両面テープ
  • モール

【作り方】

①厚紙を丸く切ってカラーセロファンを貼る
②芯をタコに見立てて画用紙を貼る
③芯を魚に見立ててカラーセロファンを貼る
④それぞれモールを輪っかにして取りつける
⑤画用紙を丸めて竿をつくる
⑥竿にモールをつけて先をU字にする

【ポイント】

・発砲トレイを活用するのもおすすめです
・輪っかにしたモールの角度を調節すると難易度を変えられます
・竿が目に刺さらないよう注意してください

牛乳パックで「お散歩できるワンワン」

牛乳パックで作ったワンワンは、紐をつけることでお散歩遊びが可能です。「ワンワンがびっくりするからゆっくり歩いてね」と声をかければ、室内で走り回りたくなる気持ちを抑えられますよ。

【準備するもの】

  • 牛乳パック
  • 画用紙
  • リボン
  • のりや両面テープ
  • はさみ

【作り方】

①牛乳パックに画用紙を貼りつける
②牛乳パック1/3の位置に切り込みを入れる
③顔・耳・しっぽなどを貼りつける
④首元にリボンを巻く

【ポイント】

・リボンの長さは子どもの身長を考慮して決めましょう
・トラブルにならないよう複数準備しておくことをおすすめします
・ネコやウサギにしてもかわいく仕上がります
・リボンや紐で転んだり、首に巻きつけたりしないよう注意してください

まとめ

梅雨時期の室内遊びは、ケガやトラブルが多くとても大変ですよね。子どもたちには、知らず知らずのうちに、外にでられないストレスが溜まってしまうようです。

雨の日の過ごし方がマンネリ化しないよう、手作りおもちゃで子どもたちの気持ちを発散させてあげましょう。

保育ライター
保育士・幼稚園教諭資格を持つ2児の母。保育士歴10年、現在はライターとして活動中。
保育士経験を活かし、季節の行事に家族で手作りの飾りつけを楽しむのが趣味。
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