【行事・保育園】父の日におすすめ! 気持ちを込めたプレゼント製作3選

父の日は、毎年6月の第3日曜日です。母の日と同じように、プレゼント製作を企画している保育士も多いのではないでしょうか? しかし、子どもの家庭環境によっては、父の日に限定した製作が難しいこともあるでしょう。
そこでこの記事では、父の日のあり方やファミリーデイについて解説します。また、父の日におすすめのプレゼント製作を、3つご紹介しますので参考にしてください。
家族の多様性に合わせて父の日行事を検討しよう
近年、ひとり親家庭の増加や単身赴任など、子どもたちの家庭状況はさまざまです。なかには夫婦共働きのため祖父母に養育されている子どもも少なくないでしょう。
クラスの子どもたち全員に「パパ」「ママ」が揃っているとは限らず、母の日や父の日の扱いが難しくなってきました。そのため、配慮が必要な家庭がある場合は、家族の多様性に合わせてファミリーデイとして製作を企画してもよいでしょう。
「お世話になっている人へ」「好きな人にプレゼントしよう」と声をかけると、子どもたちも安心できるのではないでしょうか?
年齢別! 父の日におすすめのプレゼント製作3選
ここからは、父の日におすすめのプレゼント製作を3つご紹介します。もちろん、多様性に合わせてファミリー向けの製作にアレンジしてもよいでしょう。また、年齢別に紹介しますので、クラスごとの製作の参考にしてみてくださいね。
【0~1歳児】ネクタイやワイシャツのプレゼント
0~1歳児は、簡単に取り組める手形や殴り書きがおすすめです。父の日にピッタリのネクタイやワイシャツをモチーフにすると、とても喜ばれますよ。
【準備するもの】
- 画用紙
- クレヨン
- 絵の具
- のり
- はさみ
【作り方】
①画用紙をネクタイやワイシャツの形に切る
②絵の具で子ども手形を取る
③ネクタイやワイシャツに殴り書きをする
【ポイント】
・手形の絵の具を嫌がる子どもも多いため無理強いしないよう注意しましょう
・似顔絵を書いて貼りつけてもかわいく仕上がります
【2~3歳児】がんばるパパへのメダル製作
がんばるパパへの、メダルの製作アイディアです。真ん中の似顔絵を変えれば、母の日や敬老の日にもアレンジできます。2~3歳児であれば、お花紙を丸めて貼りつけるまで、すべて自分で取り組めます。
【準備するもの】
- 紙皿
- お花紙
- 画用紙
- のりや両面テープ
- はさみ
- リボン
【作り方】
①お花紙を丸めて紙皿に貼りつける
②丸く切った画用紙に似顔絵をかく
③似顔絵を紙皿に貼りつけてリボンを飾る
【ポイント】
・お花紙の色によって雰囲気の異なるメダルになります
・似顔絵の代わりに写真を貼るのもおすすめです
【4~5歳児】実用性抜群! 可愛いハンガーのプレゼント
実用的なハンガーの製作アイディアです。針金でハンガーを作ってもよいのですが、予算があれば市販のものをおすすめします。しっかりしているため、長く愛用してもらえますよ。
【準備するもの】
- ハンガー
- リボン
- 画用紙
- 両面テープ
- 木工用ボンド
【作り方】
①ハンガーにリボンを巻きつける
②リボンの端をハンガーの裏側に貼りつける
③メッセージを書く
④ハンガーの中心に③を貼る
【ポイント】
・似顔絵や写真を貼ってもかわいく仕上がります
・ハンガーの素材によっては木工用ボンドでの貼りつけがおすすめです
まとめ
父の日は、感謝の気持ちを伝えたり、プレゼントを贈ったりする日です。幼児クラスともなれば、父の日を理解してプレゼント製作を楽しみにしている子どもも少なくないでしょう。
しかし、家族の多様性に合わせた企画が大切です。想いを込めたプレゼント製作ができるよう、サポートしてあげましょう。