【製作・アイディア】保育園でお店屋さんごっこ! みんなで作る食べもの屋さんアイディア3選
お店屋さんごっこは、保育園でも大人気の遊びです。準備段階の製作はもちろん、店員さんとお客さんに分かれて買いものを楽しむ時間は、子どもたちの成長によい影響を与えます。
この記事では、お店屋さんごっこのねらいや、食べものの製作アイディアをご紹介します。子どもたちのよい思い出になるよう、参考にしてみてくださいね。
保育園でのお店屋さんごっこに込められたねらいとは?
保育園でおこなうお店屋さんごっこには、以下のようなねらいが込められています。
- 想像力が豊かにする
- 語彙力や表現力を高める
- コミュニケーション能力を培う
お店屋さんとして「どんなものをお店に置くと喜ばれるかな?」と、相手の気持ちを考えながら製作を進めます。子どもたちは、保育士やお友だちと相談しながらお店屋さんのイメージを膨らませるため、想像力や表現力が高まるのです。
また、お店屋さんごっこには言葉のやりとりが欠かせません。それぞれの役になりきってごっこ遊びを楽しむことで、コミュニケーション能力が身につくといえるでしょう。
保育園でお店屋さんごっこをおこなうときの流れ
保育園でお店屋さんごっこをおこなうときは、どこまで保育士が介入するかが難しいポイントです。年齢によっても異なりますが、なるべく子どもたち主体で進められるとよいでしょう。お店屋さんごっこの主な流れは以下のとおりです。
- どんなお店屋さんを出すか子どもたちと相談する
- 保護者に廃材の提供を呼びかける
- 商品や看板を製作する
- カバン・財布・お金を製作する
- 子どもたちの役割分担を決める
「どんな商品を売るか?」「何を使って準備するか?」など、子どもたちの意見を聞きながらお店屋さんの内容を考えます。値段を決める、役割を決めるなどの話し合いは保育士が誘導してあげるとよいでしょう。
お店屋さんごっこ当日は、前半・後半の時間制で役割を交代しましょう。幼児クラスがお店屋さん、乳児クラスがお客さんとして異年齢交流を楽しむのもおすすめです。また、購入した商品を持ち帰れるよう、事前にカバンを作成しておくとよいでしょう。
保育園でのお店屋さんごっこにオススメの食べもの製作
保育園でのお店屋さんごっこには、廃材を活用した食べものがおすすめです。子どもたちの知っている食べもので、思わず食べたくなるような人気のものを選ぶとよいでしょう。ここからは、おすすめの食べもの製作を3つご紹介します。
あつあつ! ソースたっぷりの「たこ焼き」
たこ焼きは、子どもたちに大人気! お店屋さんが、たこ焼きをトレイに詰めるところからおこなうと、本格的な雰囲気を演出できますよ。
【準備するもの】
- トレイ
- ティッシュペーパーまたは古紙
- 画用紙
- セロハンテープ
- のり
- 絵の具
- はさみ
【作り方】
①ティッシュペーパーまたは古紙を丸めて画用紙で包みたこ焼きを作る
②たこ焼きに茶色の絵の具をソースとして塗る
③小さく切った緑色の画用紙を青のりとしてちりばめる
【ポイント】
・つまようじやお箸は危険を伴うのでなくてもOKです
・たこ焼きが落ちないよう両面テープで貼りつけてもよいでしょう
トッピングがカラフルな「カップケーキ」
バリエーション豊かなカップケーキは、見ているだけでもワクワク!活用する廃材に合わせて、さまざまなパターンを準備しておくと人気のお店になりますよ。
【準備するもの】
- プリンカップやトイレットペーパーの芯など
- お花紙
- デコレーションボール
- ビニールテープ
- 両面テープや木工用ボンド
【作り方】
①廃材となるカップにお花紙を詰める
②デコレーションボールをフルーツとして飾る
【ポイント】
・小さな箱に画用紙を巻くだけでも簡単にケーキが作れます
・白いお花紙を丸めるとホイップクリームになります
みんな大好き! ひんやり「アイスクリーム」
アイスクリームは何色で作ってもおいしそうに仕上がります。トッピングを工夫したり、いくつか重ねたりするだけで特別なアイスクリームに! 店頭で注文を聞いて、お客さんの好きな味をカップにのせてもいいですね。
【準備するもの】
- ティッシュペーパーまたは古紙
- 画用紙
- お花紙
- 両面テープや木工用ボンド
- アイスクリームをのせる台
- はさみやカッター
【作り方】
①ティッシュペーパーまたは古紙を丸めて画用紙で包みアイスを作る
②半円に切った茶色の画用紙を丸めてコーンを作る
③コーンにアイスをのせてアイスクリーム台に飾る
【ポイント】
・カラフルなお花紙を丸めてもおいしそうに仕上がります
・アイスクリーム台に切り込みを入れる作業は危険なので注意してください
まとめ
子どもたちに人気のお店屋さんごっこ。当日はもちろん、準備から楽しめるステキな行事です。保育士は、子どもたち主体で進められるよう温かく見守ってあげたいですね。ごっこ遊びで子どもたちの想像力や語彙力を刺激できるよう、しっかりサポートしてあげましょう!