【行事】秋の大運動会! 子どもたちの気持ちを盛り上げる製作アイディア
秋になると、保育士は運動会の準備で大忙し! 競技の練習や会場の装飾など、とても大変ですよね。しかし、忘れてはいけないのが子どもたちの気持ちです。「上手に走れるかな? 」「たくさんの人に見られたら緊張する」と、不安に考えている子どもも多いはず。
そこでおすすめなのが、子どもたちの気持ちを盛り上げる製作です。運動会が終わったあとに持ち帰って思い出にもなる…そんな製作アイディアをご紹介します。
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保育園での運動会に欠かせない製作とは?
運動会開催にあたって、保育士はさまざまな製作が必要です。漏れがないよう、しっかり確認しておきましょう。運動会に向けた、代表的な製作物は以下のとおりです。
- 配布用プログラム
- 掲示用プログラム
- 演技で使う子どもたちの衣装
- 演技で使う小道具
- 会場の飾りつけ
- 入場門や退場門の飾りつけ
- 子どもたちへのご褒美
そのほか、子どもたちが移動するときの導線を考えたり、熱中症対策をしたりと、直前まで大忙しです。子どもたちの不安や緊張を見逃さないよう、気持ちに寄り添う時間も確保しておきたいですね。
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運動会にピッタリ! 盛り上がる製作アイディア3選
ここからは、運動会におすすめの製作アイディアを3つご紹介します。運動会に向けての製作をおこなうことで、緊張や不安を和らげられるかもしれません。
また、お友だちを応援する楽しさや、力を合わせる楽しさを感じられるよう、ぜひ参考にしてみてくださいね。
定番! 運動会を彩る「フラッグ」
運動会製作の定番といえばフラッグ! 慣例として、既製品の万国旗を掲げる保育園も少なくありません。しかし、自分たちで手づくりすることで、運動会への気持ちを盛り上げられます。裏側に大きく名前を書いておけば、運動会を見に来た保護者も楽しめますよ。
【準備するもの】
- 画用紙
- クレヨン
- 折り紙
- マスキングテープ
- すずらんテープ
- 両面テープや養生テープ
【作り方】
①画用紙をよい大きさにカットしておく
②クレヨンや折り紙などを使って好きな模様を描く
③すずらんテープを編んで画用紙を繋げる
【ポイント】
・ラミネート加工しておけば悪天候でも安心です
・すずらんテープは養生テープなどでしっかり固定しておきましょう
・手形や足形を取ってもよい思い出になります
お友だちと盛り上がる! 個性あふれる「応援旗」
お友だちを応援するための旗をつくると、より競技が盛り上がります。運動会前に持ち帰り、保護者が子どもを応援するときに使用してもいいですね。
【準備するもの】
- 画用紙
- すずらんテープ
- ビニールテープ
- クレヨン
- ハサミ
- 両面テープや木工用ボンド
【作り方】
①画用紙に似顔絵やイラストを描く
②画用紙を丸めて旗の棒を作る
③すずらんテープで小さめのポンポンを作る
④棒・画用紙・ポンポンを組み合わせる
【ポイント】
・ラミネート加工しておけば悪天候でも安心です
・旗の棒部分はビニールテープを巻くと持ちやすくなります
・周囲の人に棒が当たらないよう注意喚起をおこないましょう
踊りにも使える! 団結力を高める「ポンポン腕輪」
クラスの団結力を高めるための、ポンポンをつけた腕輪の製作です。また、ファッションとしてはもちろん、ダンス競技の衣装としても最適です。クラスごとにカラーを分けてもいいですね。
【準備するもの】
- トイレットペーパーの芯
- 画用紙
- すずらんテープ
- ハサミ
- 両面テープや木工用ボンド
【作り方】
①トイレットペーパーの芯を半分にカットする
②②芯に切り目を入れて画用紙を貼る
③すずらんテープで小さなポンポンを作って合わせる
【ポイント】
・汗を描くと色が移るので絵の具やクレヨンの使用は避けましょう
・ポンポンは直径5㎝ほどで巻き取ると小さく仕上がります
まとめ
子どもたちが楽しみにしている運動会。とはいえ、楽しみの裏には不安や緊張も隠れています。その気持ちを少しでも和らげられるよう、運動会にちなんだ製作を取り入れてみてはいかがでしょうか?
使い終わったあとに持ち帰ると、記念品にもなります。子どもたちにとって運動会がよい思い出になるよう、ぜひ参考にしてみてくださいね。