【保育園】11月3日は文化の日! 子どもたちと楽しむ伝承遊び製作

毎年11月3日は、文化の日です。日本の文化を勉強したり、子どもたちに伝えたりするため、保育園でも文化の日ならではの遊びを取り入れたいですよね。そこでおすすめなのが伝承遊びです。
この記事では、文化の日に楽しむ伝承遊びや、その製作アイディアをご紹介します。この機会に、ぜひ昔ならではの遊びを保育に取り入れてみましょう!
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伝承遊びとは?
伝承遊びとは、日本で古くから親しまれている伝統的な遊びのことです。ルールが簡単で、子どもたちが親しみやすい特徴があります。そのため、日常的に伝承遊びを取り入れている保育園も多いのではないでしょうか?
近年、核家族化が進むなか、祖父母などから伝承遊びを教えてもらう機会が少なくなっています。伝承遊びを保育に取り入れる際は「おじいちゃんやおばあちゃんが昔遊んでいた遊びだよ」と説明し、今でも身近にあることを伝えてあげましょう。
伝承遊びには、以下のように体を動かす遊びや道具を使った遊びがあります。
- かごめかごめ
- はないちもんめ
- あんたがたどこさ
- ずいずいずっころばし
- おしくらまんじゅう
- かみずもう
- めんこ
- あやとり
- たこあげ
子どもたちが大好きな、コマ回しやかるたなども伝承遊びのひとつです。長年変わらずに親しまれていると考えると、伝承遊びの魅力を感じられますね。
保育に取り入れよう! 伝承遊びの手作りアイディア3選
ここからは、保育に取り入れたい伝承遊びの手作りアイディアをご紹介します。子どもたちが自由に手に取って遊べるように、いくつか準備して設置しておくことをおすすめします。もちろん、子どもたちといっしょに作っても楽しめますよ。
ペットボトルのキャップで簡単! 手作りコマ
ペットボトルのキャップを使って作る、簡単なコマの製作です。色とりどり、さまざまな種類を作れば「これが一番長く回る! 」「これが一番カッコいい! 」などと、とても盛り上がります。
【準備するもの】
- ペットボトルのキャップ
- 画用紙やシール
- ビニールテープ
- つまようじ
- 千枚通し
【作り方】
①ペットボトルのキャップに画用紙やシールで飾りをつける
②千枚通しで真ん中に穴を開けてつまようじを通す
③つまようじの持ち手にビニールテープを巻く
【ポイント】
・千枚通しでケガをする恐れがあるためしっかり見守りましょう
・つまようじの取り扱いには十分注意しましょう
紙コップけん玉で「もしかめ」チャレンジ!
紙コップをふたつ組み合わせれば、簡単にけん玉を作れます。「もしもしかめよ」のリズムに合わせて、玉を落とさないようチャレンジしてみましょう!
【準備するもの】
- 紙コップ
- トイレットペーパーの芯
- ビニールテープ
- 両面テープ
- 毛糸
- カラーガムテープ
- 古紙
- カッターナイフ
【作り方】
①丸めた古紙にカラーガムテープを巻いて玉をつくる
②ふたつの紙コップの底を貼り合わせる
③毛糸で玉と紙コップをつなげる
④紙コップの中心に切り込みを入れてトイレットペーパーの芯を差し込む
⑤ビニールテープなどでけん玉を飾りつける
【ポイント】
・玉は紙コップの口に入る大きさに仕上げましょう
・紙コップに切り込みを入れる際はケガのないよう注意しましょう
・トイレットペーパーの芯を差し込む部分は両面テープを貼ると強度が増します
うまくできるかな? ティッシュの空き箱で作るだるま落とし
なかなか遊ぶ機会が少ない「だるま落とし」。いくつか保育室に準備しておけば、とても盛り上がります。大きな段ボールで作ってもいいですね。
【準備するもの】
- ティッシュペーパーの空き箱
- カラーガムテープ
- ラップの芯
【作り方】
①ティッシュペーパーにカラーガムテープを巻きつけてだるまを作る
②ティッシュペーパーにラップの芯をつけてハンマーをつくる
③画用紙やシールで飾りつけする
【ポイント】
・だるまの顔を描き加えても可愛く仕上がります
・重さがでないようティッシュペーパーの中は空にしておきましょう
まとめ
日本の文化を学び、子どもたちに伝承する「文化の日」。伝承遊びは、ルールも簡単で取り入れやすいため、文化の日の製作として取り入れてみてはいかがでしょうか? もちろん、製作以外にも体を動かす伝承遊びがたくさんあります。昔ならではの遊びを楽しみましょう!