【行事】保育園の年末年始に! 年越しやお正月にちなんだ製作アイディア
クリスマスが終わると、すぐに年越しシーズンに入ります。年末年始に開園している保育園もありますが、ほとんどは12月29日~1月3日までお休みになります。短い期間ですが、年越しやお正月にちなんだ製作を取り入れて、子どもたちに伝統行事のよさを感じてほしいですよね。
そこでこの記事では、クリスマスのあとから1月上旬まで、期間限定の製作アイディアをご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
12月~1月に楽しめる年末年始製作のテーマ
クリスマスが終わったら、いよいよ年末です。徐々に登園人数も少なくなり、あっという間にお休みを迎えます。大掃除や年明けの保育準備など、保育士がバタバタする時期でもあるでしょう。
年が明けても子どもたちはすぐに揃わず、5~6日あたりから登園数が増え始めます。そのため、年越しに関連する製作は取り入れにくいという特徴があります。テーマによって優先順位を決め、計画的に準備しておきたいですね。
クリスマスのあと~1月10日頃までに取り入れたい製作テーマ
- 門松
- しめ縄
- 干支
とても短い期間になりますが、日本の伝統を感じられるテーマばかりです。保育士が製作したものを飾るだけでもよいので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
1月中に取り入れたい製作テーマ
- 獅子舞
- 羽子板
- だるま
- 福笑い
- 凧あげ
雪だるまや手袋などの製作は、寒さが厳しくなる2月でも遅くありません。年末年始のお休みが明けたら、お正月らしい製作を優先的に取り入れましょう。
年越し&お正月を感じる! 年末年始にピッタリの製作アイディア
ここからは、年越しに合わせて楽しむ製作アイディアをご紹介します。クラスにひとつ飾るだけでも、年末年始の雰囲気を味わえます。ぜひ取り入れてみてくださいね。
簡単なのに本格的! かわいい「門松」わくわく! アドベントカレンダー
年越し飾りの定番、門松の製作です。トイレットペーパーの芯など、廃材を使って自由に飾りつけしてみましょう。
■用意するもの
- トイレットペーパーの芯
- 和柄の折り紙
- 画用紙
- モール
- デコレーションボール
- 両面テープやボンド
- はさみ
■作り方
①トイレットペーパーを竹のように斜めに切る
②竹に画用紙を貼りつける
③和柄の折り紙を竹に巻きつける
④モールを指してデコレーションボールで飾りつける
■ポイント
・竹の外側は緑色、内側はクリーム色の画用紙を貼ると本格的に見えます
・和柄や金色の飾りを使用するとお正月らしく仕上がります
集まれ! 「だるまさん」のリース
お正月らしさを感じる、だるまさんのリースです。たくさん集まると、なんだか愛着が湧いてきますよ。
■用意するもの
- 紙皿
- 画用紙
- 和柄の折り紙
- 両面テープやボンド
- はさみ
■作り方
①紙皿の真ん中をくり抜く
②画用紙でだるまや葉っぱを作る
③折り紙をジャバラ折りにして花のようにつなげる
④それぞれリースに飾りつける
■ポイント
・だるまさんの表情はクレヨンで描くのもおすすめです
・翌年の干支の動物を盛り込んでもかわいく仕上がります
本格的! お家にも飾れる「しめ縄」
クラフト紙を使ったしめ縄の製作です。製作前には「しめ縄って何?」という説明をしてあげたいですね。
■用意するもの
- クラフト紙
- お花紙
- 古紙
- カラーポリ袋
- 画用紙
- 両面テープやボンド
- はさみ
■作り方
①クラフト紙を細長く丸めて三つ編みにする
②赤色のお花紙で小さめのお花をつくる
③丸めた古紙をオレンジ色のカラーポリ袋で包んでみかん(橙)をつくる
④それぞれをしめ縄に飾りつける
■ポイント
・クラフト紙は二つ編でもかわいく仕上がります
・みかん(橙)の代わりに子どもの似顔絵をつけるのもおすすめです
まとめ
クリスマスが終わってから、慌ただしく迎えるお正月。子どもたちにゆっくり伝えてあげたい伝統的な風習が多いにもかかわらず、なかなか時間が取れないものです。
限られた時間を有効に使えるよう、事前に製作準備を済ませておきたいですね。12~1月は、手袋や雪だるまなどの製作は後回しにして、お正月にちなんだ取り組みを優先的に楽しみましょう。
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