保育園でこおりおに(氷鬼)を楽しもう! ねらいや遊び方、アレンジ方法

保育園でこおりおに(氷鬼)を楽しもう! ねらいや遊び方、アレンジ方法

鬼ごっこやかくれんぼに慣れたらチャレンジしたい「こおりおに(氷鬼)」。大人としては「遊んだことある」「懐かしいな~」という感覚ではないでしょうか? 単なる鬼ごっことは異なり、こおりおには仲間で助け合いながら遊ぶためコミュニケーション能力が必要です。子どもたちにとっては学ぶことが多いため、ぜひ取り入れてみたいですね。この記事では、保育園で楽しむこおりおにについて解説します。

こおりおに(氷鬼)を保育に取り入れよう!

たくさんある鬼ごっこの種類のひとつ「こおりおに(氷鬼)」。まずは、保育に取り入れるための基本的な特徴を解説します。

こおりおにはいつからできる? 

こおりおには、鬼ごっこの基本的なルールを理解できるようになれば取り入れられる遊びです。そこまで難易度は高くないため、3~4歳児になってから始めるのがよいでしょう。とはいえ、タッチしたら鬼を交代できる鬼ごっことは違い、こおりおには逃げている人全員をタッチして氷にしなければ終わりになりません。鬼の負担が大きいため、楽しめるだけの走力があるか見極める必要があります。

こおりおにのねらいは? 

こおりおにには、以下のようなねらいがあります。

  • ルールのある遊びに親しみを持つ
  • 追いかけたり追いかけられたりするなかで全身運動を楽しむ
  • お友だちとコミュニケーションを図る
  • 仲間を助けるなかで達成感を味わう
  • 諦めずに走り続けることで持久力をつける

こおりおにを取り入れる際は、上記のようなねらいを定められるとよいでしょう。

こおりおにに必要な広さは? 

こおりおにで遊ぶときに必要な道具はなく、ある程度の広さがあればどこでも遊べます。しかし、鬼が全員にタッチしなければ終わらないため、広ければ広いほど鬼の負担が大きくなります。遊びの展開をうまく進めたい場合は、広すぎない場所がおすすめです。

こおりおに(氷鬼)の遊び方

ここからは、実際にこおりおにで遊ぶときのルールを解説します。

基本の遊び方

  1. 鬼を一人決める
  2. 鬼が10秒数えている間にほかの子どもは好きな場所に逃げる
  3. 鬼にタッチされると氷になってしまうのでその場で固まる
  4. 氷になっているときに仲間にタッチされたら再び逃げられる
  5. 鬼が全員にタッチして氷にできれば鬼の勝ち

地域によってルールが異なる場合もありますが、鬼が全員タッチしたら最初に氷になった人が次の鬼になります。氷になっている人は、その場所から動いてはいけません。

子どもたちへの伝え方

【導入】

今から「こおりおに」という遊びをするよ! 遊んだことある人~?
鬼ごっこみたいなんだけど、少し違うから遊び方をよく聞いてね。
まず、鬼は1人だけ。最初は先生が鬼になるからね。

こおりおには、鬼が逃げる人を氷にして動けなくしていく遊びなんだ。
鬼にタッチされた人は、その場所で氷みたいに固まっていくよ。
逃げていいのは、ここからここまでだからね。

【鬼の動き】

じゃあ、まずは鬼がどうやって動くかお話するね。
鬼になった人は10秒数えて、逃げている人を追いかけていくよ。
タッチできたら、その人はそこで固まるから次の人を追いかけるよ。

でもね、仲間にタッチされたら氷になっている人がまた動き始めてしまうの!
全員をタッチしないと終わらないんだ。
だからとっても大変なんだけど、まずは諦めずにどんどん追いかけてみようね。

【逃げる人の動き】

逃げる人は、鬼が数を数えている間に好きな場所に向かって走るよ。
鬼にタッチされたら、その場で氷みたいに固まるんだ。

でも、氷になっている人に仲間がタッチしたらまた動き始められるよ。
だから、鬼から逃げながら固まっている人を助けてあげるの。
固まっている人は、助けてほしくてもその場所から動いちゃダメだよ。

こおりおに(氷鬼)のポイント

ここからは、保育園でこおりおにを楽しむときのポイントを解説します。

誰が鬼か分かりやすい工夫をする

こおりおにをする人数が多いと、誰が鬼なのか分からなくなってしまいます。帽子を被るなど、パッと見て鬼が分かりやすいように工夫したいですね。

追いかけやすくなるようエリアを区切る

鬼ごっこは、全員が氷になるまで鬼を交代できません。そのため、追いかける方の負担がとても大きくなります。長く続くと、鬼の心が折れてしまうことも。あらかじめエリアを区切っておくことで、逃げる人を追いかけやすくなりますよ。

鬼の数を増やす

鬼が一人だと、いつまでも捕まえられなかったり、氷にした人がすぐに助けられて振り出しに戻ったり、とても大変です。鬼の数を増やすことで、より遊びのスリルを増すことができます。鬼と逃げる人の数を同じにしてもおもしろいですね。

制限時間を設ける

走るのが苦手な人が鬼になったり、人数が多かったりすると、逃げる人が退屈してしまう可能性があります。「全員捕まっていなくても5分で鬼は交代」「5分経過したときに氷になっている人が次の鬼をする」など、制限時間を決めておくことで鬼を交代しながら飽きずに遊べます。

こおりおに(氷鬼)アレンジ「バナナ鬼」

こおりおにをアレンジした遊びに「バナナ鬼」があります。こおりおによりも少し難易度が高く、捕まった人は仲間に2回タッチされるまで動けないというルールで遊びます。

  1. 鬼を一人決める
  2. 鬼が10秒数えている間にほかの子どもは好きな場所に逃げる
  3. 鬼にタッチされるとバナナになってしまうのでその場で固まる(両手を頭の上にあげて手のひらを合わせる)
  4. バナナになっているときに仲間にタッチされたらバナナの皮をひとつ剥く(頭の上にあげている手を片方だけ下ろす)
  5. 仲間にもう一度タッチしてもらえれば、もう片方の皮を剥いて(手を下ろして)再び逃げられる
  6. 全員にタッチしてバナナにできれば鬼の勝ち

地域によってルールが異なる場合もあり、タッチではなくバナナの皮を剥くように手を下ろしてあげるというケースも。仲間に2回タッチされるまで逃げられないため、こおりおによりは鬼に有利なルールといえるでしょう。とはいえ、全員をバナナにするのはとても大変です。こおりおにと同じく、鬼の数を増やしたり、時間制限を設けて遊ぶのがおすすめです。

まとめ

この記事では、こおりおにの遊び方やポイントを解説しました。逃げる仲間同士、助け合いながら遊ぶことで、コミュニケーション能力の向上が期待できます。しかし、走るのが苦手な子どもが鬼になってしまうと、なかなか終わらず嫌な気持ちになってしまうことも。遊ぶスペースや鬼の数などを工夫して、鬼も楽しく遊べるようにしたいですね。

保育ライター
保育士・幼稚園教諭資格を持つ2児の母。保育士歴10年、現在はライターとして活動中。
保育士経験を活かし、季節の行事に家族で手作りの飾りつけを楽しむのが趣味。
Instagram:https://www.instagram.com/hoik_aya___/
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