保育園でクリスマスパーティーを楽しもう! クリスマスを盛り上げる遊びのアイデア4選!
保育の最新情報や役立つ知識をゆる~く配信中!
X(旧Twitter)をフォローはこちら!
いよいよクリスマスシーズンが近づいてきました! 大人も子どももワクワクする季節ですが、保育園では行事計画を考える機会も多く、さまざまな準備が必要になりますよね。そこで今回は、保育園で取り入れることができるクリスマスにちなんだ遊びのアイデアを紹介します。ぜひ日々の保育に取り入れてみてくださいね!
保育園でクリスマスを取り入れるねらいは?
クリスマスってどんな行事?
日本でも毎年恒例の行事になっているクリスマスですが、どんな由来があるかご存じですか?
クリスマスは、イエス・キリストの誕生をお祝いする日のことです。当初はキリスト教徒の行事でしたが、日本では宗教に関わらず、大切な人や世界中の人々が幸せに過ごせるよう願い、家族など大切な人と一緒に時間を楽しむ習慣として親しまれるようになりました。
みんなでクリスマスを楽しめるように、子どもたちにクリスマスの由来を伝えてみましょう。
また、クリスマスの遊びを始める前には、以下のような声掛けをするのもおすすめです。
「クリスマスは、世界中のみんなが幸せになるように願われたお祭りだよ。クラスのお友だちはもちろん、パパやママ、おじいちゃんおばあちゃんなど、みんなを大切に思っている人たちが、みんな幸せな気持ちになれるようにお祝いしようね」。
年齢によって声掛けのしかたも変わってくるので、年齢に合うよう言葉を変えて使ってみてくださいね。4歳~5歳児クラスでは、クリスマスやサンタクロースの歴史についても簡単に伝えてみるのも良いですね。
また、絵本やペープサート、劇などを使って紹介するのもおすすめです。視覚的情報と言葉をセットにして伝えることで、子どもたちも理解しやすくなります。クリスマスにちなんだ絵本は書店にも多く並ぶので、年齢に合わせた物を選んでみましょう。絵本のストーリーを劇にして先生たちでお披露目しても楽しそうですね!
クリスマスを保育に取り入れるときのねらい
・クリスマスに興味を持つ
・行事の意味を知る
・まわりの大人や子どもたちと一緒にクリスマスを楽しむ
【乳児クラス向け】子どもたちと「クリスマスパーティー」を楽しもう
クリスマスボーリング大会
【用意する物】
- ペットボトル
- クリスマスにちなんだ絵や写真を印刷した紙
- セロハンテープ
- ビニールテープ
- ソフトボール
【事前準備】
クリスマスにちなんだ絵や写真を用意し、ペットボトルに貼りつける。年齢に応じて子どもたちと一緒に貼ってもいいでしょう。
【遊び方】
①ペットボトルをボーリングのようにさまざまな位置、角度に並べる。
②ペットボトルからある程度距離を取った位置の床にビニールテープを貼る。
③ビニールテープのところからボールを持って、ペットボトルに向かって転がす。
④ペットボトルをたくさん倒して楽しもう!
慣れてきたら、ペットボトルに粘土などの重りを少し入れて、倒れにくくしてもいいでしょう。年齢に応じて、点数を貼りつけて簡単なゲーム方式に挑戦するのもおすすめです。 ボールはお友だちに当たらないよう注意しながら遊ぼうね、と子どもたちに伝えましょう。ボールの投げ方や力の入れ方なども合わせて伝えられるといいですね。
サンタの福笑い
【用意する物】
- 画用紙
- タオル
【遊び方】
①サンタの顔のパーツや帽子などを画用紙で作っておく。
②①で作ったパーツをテーブルに置く。
③福笑いに挑戦する子はタオルで目を隠して顔のパーツを置いていく。
④全部のパーツを置いたら目隠しを取って、出来上がったサンタの顔を楽しむ。
子どもの年齢に合わせて、顔のパーツを増やしたり減らしたりして難易度を変えてみましょう。子どもが目隠しを嫌がるときは、自分の片手で目を隠してもらい、片手でパーツを置いてみましょう。
雪合戦
【用意する物】
- お花紙
- 新聞紙
- セロハンテープ
- ビニール袋
【遊び方】
①新聞紙を丸める。
②丸めた新聞紙を白のお花紙で包み、セロハンテープでとめ、雪玉にする。
③①~②を繰り返し、雪玉をたくさん作る。
④子どもたちを2つのチームにわけてそれぞれの陣地を作り、雪玉を同じ数ずつ渡す。
⑤時間を決めて雪玉を投げあい、どちらのチームがより多く相手の陣地に投げられたかを競う。
ビニール袋を事前に用意しておき、雪合戦が終わったらビニール袋に入れるところまでを活動にすることで、片付けも終えることができますよ。
【幼児クラス向け】子どもたちと「クリスマスパーティー」を楽しもう
クリスマスバスケット
【用意する物】
- 椅子
- クリスマスにちなんだお面(サンタ、トナカイ、雪だるまなど。人数に合わせて均等になるように用意しておく)
【遊び方】
①用意していたお面をつける。
②背もたれが内側になるようにして椅子を円形に並べ、みんなで椅子に座る。このとき椅子は参加人数から1つ減らす。
③円の中に1人が立ち、「サンタ・トナカイ・雪だるま(用意した絵柄に合わせる)」「メリークリスマス」のどれかを言う。
④自分の頭につけているお面の絵を言われた子は、立ち上がって別の椅子に移動する。「メリークリスマス」と言ったときには、全員が他の椅子に移動する。
⑤椅子に座れなかった子が円の中に立ち、③~④を繰り返す。
あらかじめ何回やったらおしまい、〇時でおしまいなど、どうやったら終わりになるのかを最初に決めておきましょう。最後の終わり方は子どもたちと一緒に考えてもいいですね。また、導入としてお面作りを取り入れてみるのもおすすめです。よりゲームを楽しめますよ。
クリスマス玉入れ
【用意する物】
- ソフトボール
- セロハンテープ
- 段ボール
- 白の画用紙orお花紙
- 雪だるまの顔やサンタなどを印刷した紙
- ペンやクレヨン
- 糊など
【事前準備】
・折り紙や画用紙、クレヨンなどを使って、グループやクラスごとに段ボールをクリスマス仕様に飾る。
・ボールも同じようにクリスマスにちなんだデコレーションをする。
【遊び方】
①チーム分けをする。
②段ボールをボールが入りやすいよう斜めに傾けておくor保育者が持つ。
③床に事前に用意したボールを置く。
④「よーいどん!」の合図でボールを取り、段ボールに入れる。
⑤多くボールを入れたチームの勝ち!
クラス対抗やクラス内でのグループ対抗など、対戦して楽しむと盛り上がります!その際には、段ボールの装飾もグループごとに作るとオリジナリティーが出ますよ。ボールに得点をつけて、点数の多いほうが勝ち! という形式にしてもいいですね。
段ボール製作の時間は〇分、ゲームの時間は〇分とわけて設定すると、子どもたちもゆとりをもって取り組むことができるのでおすすめです。
ボールを入れる場所は、段ボール以外に網もおすすめです。本物の玉入れ競争のように取り組んでも楽しいですよ。
これなーんだ? <クリスマスバージョン>
【用意する物】
- 段ボールor箱
- クリスマスにちなんだグッズ(クリスマスツリー、雪だるまなど、形に特長があり、触ってわかる物を選ぶ)
【事前準備】
・段ボールの横と上部分を円形に切り抜き、手が入るくらいの大きさの穴をあける。
・段ボールの中身が見えるように、一面だけ四角く切り抜く。
【遊び方】
①中身が見えるように切り抜いた側を子どもたちに向けて、段ボールを置く。
②子どもたちの中から1名、中身を触る人を選んで段ボールの前に来てもらう。
③中身を触る子どもに見られないよう、段ボールの中にクリスマスグッズを入れる。
④段ボールの上や横から手を入れ、中身を触る。他の子どもたちは中身を見てOK!
⑤触っている子どもが中身を当てられたら勝ち!
箱に入れる物は、難易度が低い物から高い物まで用意すると盛り上がります。中身のヒントは、中身を見ている子どもたちに出してもらうと盛り上がりますよ。慣れてきたらチーム対抗戦にするのもいいですね。
まとめ
いかがでしたか? 毎年訪れるクリスマスシーズンに、どんな遊びを保育に取り入れようか悩む先生も少なくないと思います。ぜひ今回ご紹介した遊びをご参考にしていただき、楽しいクリスマスを子どもたちと過ごしてくださいね!
「子どもたちや大人にもっと寄り添ったサポートがしたい」という想いから、結婚を機に独立。
現在は育児と両立し、保育者コミュニティ#HUGの運営 、
ベビーシッター、ライター、メディア、企業企画協力など、保育を軸とした自分らしい働き方を実践中。