あなたは「クーイング」説明できる?現れる時期や大人の接し方を知っておこう!
みなさんは「クーイング」についてきちんと理解していますか?子育て中の方や保育士さんはご存知かもしれません。今回は、クーイングの意味や赤ちゃんとの接し方について解説します!
クーイングとは?
赤ちゃんが生後2〜3か月ごろになると、「あー」「うー」といった意味のない音を発するようになります。これを「クーイング」と呼びます。
クーイングは、赤ちゃんの喉や口が順調に発達している証拠だといわれています。一般的に、生後4~6カ月ごろにクーイングから喃語(「まー」「ばぶばぶ」など、母音+子音の音節)に移るとされており、クーイングが言葉を使ったコミュニケーションの第一歩となります。
赤ちゃんがクーイングしていたらどうすればいい?
赤ちゃんがクーイングする理由にはさまざまな説があります。「赤ちゃんの意思表示とは関係ない」「コミュニケーションを取ろうとしている」などの考え方があります。
ただし、大人が赤ちゃんに繰り返し応答することで情緒的なこころの絆ができると考えられています。赤ちゃんがクーイングしたら、基本的には優しくコミュニケーションを取るといいでしょう。
言葉の発達には個人差がある
言葉の発達には個人差があります。生後1か月でクーイングを始める赤ちゃんもいれば、数か月経ってもほとんどしない赤ちゃんもいます。わが子がクーイングしないと、成長が遅れているのではないかと心配になることもあるでしょう。しかし、クーイングが始まらないだけで成長が遅れていると判断するのは早計です。
赤ちゃんに優しく話しかけ、コミュニケーションを取ることで、クーイングを始めることもあります。赤ちゃんの成長は一人ひとり異なるため、焦らずに見守ることが大切です。