あなたは「小1プロブレム」説明できる?正しく理解して子どもをサポートしよう
「小1プロブレム」に悩む保護者もいるのではないでしょうか?今回は、小1プロブレムの意味や子どもをサポートする方法について解説します!
小1プロブレムとは?
小1プロブレムとは、小学校に上がったときに環境に適応できず落ち着かない状態が続くことです。
小1プロブレムの例として、次の行動や問題が挙げられます。
- 授業に集中できず、立ち歩いたりおしゃべりをしたりしてしまう。
- 授業の時間になっても席に戻れない。
- 授業中に友達に話しかけたりふざけたりしてしまう。
一般的には、1か月もすれば学校生活に慣れ、落ち着いた行動ができるようになることがほとんどです。しかし、小1プロブレムは入学後、数か月経っても収まらない点が問題となっています。
なんで小1プロブレムが起こるの?
保育園や幼稚園ではのびのびと過ごしていたのに、小学校に上がると突然集団行動を求められることが、子どもたちが戸惑う原因のひとつです。活動の目的も「感じる」「味わう」などの経験から、小学校では「目標の達成」へと変わるため、慣れるまで時間がかかる場合があります。
また、新しい人間関係に不安を覚え、ストレスで小1プロブレムを引き起こすとも考えられています。
どうやって解決する?
小1プロブレムを起こさないためには、環境に慣れる時間をつくるといいでしょう。同年代の子どもと触れ合う機会をつくったり、時間やルールを守って遊ばせたりすることがおすすめです。
また、周りの大人が子どもをたくさん褒めてあげることも重要です。小さなことでも、達成したら「頑張ったね」とほめることで子どもの自己肯定感が高まり、自信をもって小学校での生活を送れるようになるでしょう。