子どもが癇癪(かんしゃく)を起こす理由はなに?子どもにどう接したらいい?
癇癪(かんしゃく)とは?
癇癪(かんしゃく)とは、激しい感情の爆発が見られるような行動です。一般的に、子どもは1歳前後から癇癪を起こすようになり、5歳を過ぎると少しずつ減っていきます。
子どもが癇癪(かんしゃく)を起こす理由はなに?
子どもが癇癪を起こす理由として、欲求不満、空腹や眠気、疲労などが挙げられます。
大人は「◯◯がしたい」「お腹がすいた」と言葉にできますが、子どもはうまく欲求を伝えられません。そのため、暴れるなどの行動を起こすんですね。特に2歳〜4歳のイヤイヤ期には、癇癪を起こすことがよく見られるでしょう。
それでは、子どもが癇癪を起した場合はどうしたらいいのでしょうか?
子どもが癇癪(かんしゃく)を起こしたらどうしたらいい?
多くの場合は、落ち着ける安全な環境を用意すれば、数分で落ち着きます。「◯◯がしたいのかな?」と子どもの気持ちを受け止めてあげる方法もよいとされています。
急いでいると「泣かないで!」と叱りたくなるものですが、余計に癇癪がひどくなる可能性もあるのでNG。放置するのもダメですが、「お菓子をあげるから落ち着いてね」とご褒美をあげても、泣けば思い通りになると学習する恐れがあります。
子どものワガママと捉えてしまうかもしれませんが、癇癪を起こすということは自分の意志を持ち始めた証拠。正しい発達の1ステップです。子どもの気持ちを受け止めながら対処していきましょう。