絵本専門士とは?なり方・活躍場所・取得のメリットも

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保育士として働く人の中には、キャリアアップのために「新たな資格を取得したい」と考える人もいるでしょう。
保育士に人気の資格はいくつかありますが、特に注目したい資格として「絵本専門士」が挙げられます。

絵本専門士は保育の現場で役立つだけでなく、キャリアの選択肢も広がるため、保育士にとって有用な資格の一つです。
今回は、絵本専門士のなり方や活動場所、資格を取得するメリットについて解説するため、ぜひ参考にしてください。

絵本専門士とは?

絵本専門士は、絵本に関する知識・読み聞かせの高い技術などを備えた、絵本の専門家であることを証明する資格です。
2012年に国立青少年教育振興機構により設立された資格で、2021年で第8期を迎えます。

絵本は子どもの言語力・理解力・感性の発達に繋がるなど、豊かな人格形成に欠かせません。
絵本専門士には、以下の知識・技能・感性が求められます。

  • 絵本の歴史・子どもの心理・児童福祉などに関する「知識」
  • 読み聞かせ・創作活動に必要な「技能」
  • 豊かで魅力的な「感性」


絵本に関する専門知識をはじめ、子どもとの関係を深める上で欠かせない読み聞かせの技能や、子どもを笑顔にさせるような豊かな感性が不可欠です。

認定絵本士との違い

絵本専門士と似た資格に「認定絵本士」があります。
認定絵本士は、絵本専門士の下位資格に当たり、絵本専門士と同じく国立青少年教育振興機構によって認定される民間資格です。

また、認定絵本士は、主に学生向けの資格として設定されています。
認定絵本士を取得するためには、認定絵本士養成講座のカリキュラムがある大学・短大・専門学校などでの、単位取得が必要です。
認定絵本士を取得し、絵本に関わる実務・活動に携わり認定課題を受けることで、絵本専門士になることができます。

認定絵本士は、学生に絵本の魅力・有用性を理解してもらい、子どもの読書活動に積極参加してもらう目的で設立されました。

絵本専門士の取得方法・流れ

絵本専門士を取得するためには、「絵本専門士養成講座」の受講が必要です。
しかし、絵本専門士養成講座は誰でも受講できるわけではなく、応募要件を満たした上で、絵本専門士養成講座の受講選考に合格しなければなりません。

以下は、絵本専門士を取得するまでの流れを示した表です。

①絵本専門士養成講座の
「応募要件を満たす」
【以下①~④のいずれかを満たすことが必要です】

①子どもや絵本に関連する資格を持つこと
・司書(司書補)
・保育士
・幼稚園教諭
・小学校教諭

②絵本に関する実務経験が、原則3年以上あること
・図書館職員としての実務経験
・保育士としての実務経験
・幼稚園教諭としての実務経験
・小学校教諭としての実務経験
・福祉施設職員としての実務経験
・絵本や児童文学の出版、販売の実務経験
・絵本や児童文学の編集などの実務経験

③絵本に関わる活動が、原則3年以上あること
・絵本の読み聞かせ活動の経験
・絵本に関わるワークショップの実務経験

④絵本学や児童文学、美術について研究実績があること
・大学院で児童文学の研究実績があるなど

(出典:独立行政法人 国立青少年教育振興機構「絵本専門士養成講座」
/https://www.niye.go.jp/services/plan/ehon/yousei.html​)
②絵本専門士養成講座に「応募する」・エントリーシートで応募
・1次選考
・2次選考
※絵本専門士養成講座への応募期間は、
基本的に2月上旬~3月上旬が目安となっています
③絵本専門士養成講座を「受講する」・1科目(90~120分)×30コマ受講
・修了課題の提出
※絵本専門士養成講座の講義は10日間にわたります
※基本的に6月~翌年1月が講義期間となり、
約2か月に一度のペースで講義が開催されます

絵本専門士養成講座の定員数は毎年約70名と、狭き門になっています。
まずは書類審査に通るように、エントリーシートを入念に作成しましょう。

絵本専門士が活躍できる場所

絵本専門士は、さまざまな教育機関・公的施設などで活躍しており、子どもを対象とした読み聞かせ会・ワークショップ・絵本講座などを行います。

以下は、絵本専門士が活躍できる施設の具体例です。

  • 幼稚園
  • 保育園
  • 小学校
  • 放課後子ども教室
  • 図書館
  • 医療機関
  • 高齢者福祉施設

絵本専門士は、特に幼稚園・保育園・小学校・図書館などで働く人が取得する傾向です。

具体的には、絵本専門士取得者全体の約25%が学校司書・図書館司書、約12%が保育士・幼稚園教論、約11%が学校教論・講師となっています。
(出典:独立行政法人 国立青少年教育振興機構「第7期絵本専門士養成講座」
/https://www.niye.go.jp/services/plan/ehon/yousei.html​)

他にも、出版社社員・書店員・大学教員・医療関係者・アナウンサーなど、さまざまな職業の人が絵本専門士を取得しています。

絵本専門士の活躍できる場所は、幼稚園・保育園から高齢者福祉施設までと幅広く、今後もさらなる活躍が期待されています。

絵本専門士を取得するメリット

絵本専門士を取得するメリットは、保育現場で役立つこと以外にも、数多くあります。
以下は、絵本専門士を取得する主なメリットです。

  • 仕事の幅・人脈が広がる
  • 国立青少年教育振興機構のWebサイトに絵本専門士として名前が掲載される
  • 保育業界へ就職・転職する際のアピール材料になる

自分の仕事の幅が広がることはもちろん、絵本専門士養成講座でさまざまな職業の人と知り合えるため、人脈も広がります。

絵本専門士養成講座は、1クラス約35名の少人数制となっています。
講義期間も約7か月と長く、ディスカッションなどの講義もあるため、絵本専門士養成講座を受講する中で、他の受講生と関係を深めることが可能です。

また、絵本専門士養成講座の受講修了後は、認定証が交付されると同時に、国立青少年教育振興機構の公式サイトに絵本専門士として名前が掲載されます。
そのため、絵本に関する企画を検討する企業・自治体などから、仕事を依頼される可能性が高まるでしょう。

保育業界で働く人にとっては、就職・転職する際のアピール材料にもなることから、ぜひ絵本専門士の取得にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

絵本専門士を取得する際の注意点

絵本専門士を取得する際は、絵本専門士養成講座の「開催場所」に注意しましょう。

絵本専門士養成講座の講義は、東京都渋谷区の「国立オリンピック記念青少年総合センター」で行われます。
交通費・宿泊費は自己負担となるため、地方在住の人は移動距離や金銭的な面でやや負担があるでしょう。
また、講義は土日のみ開催となるため、シフト制で働く人は注意が必要です。

保育士に役立つ資格として絵本専門士の取得を考えている際は、絵本専門士養成講座に通えるかどうかを判断した上で、応募するようにしましょう。

絵本専門士以外にも、保育士におすすめの資格は多数あります。
そのため、絵本専門士の取得をキャリアアップの手段として考えている場合は、他の資格取得に励むことも一つの手と言えます。

まとめ

絵本専門士は、絵本の魅力を伝えるとともに、子どもたちの読書活動支援を行う絵本の専門家です。
幼稚園や保育園だけではなく、医療機関や介護施設などでも活躍できます。

絵本専門士の取得を目指すためには、一定の応募要件を満たした上で、絵本専門士養成講座への応募が必要となります。
ただし、絵本専門士養成講座は東京のみでの開催となるため、注意してください。

また、保育士がキャリアアップを目指す場合は、絵本専門士などの保育関連資格の取得だけでなく、転職を検討することも一つの手段です。
マイナビ保育士では、保育求人の紹介だけでなく、求職者様に合わせた転職活動の支援を行います。
保育業界への就職・転職を検討する際は、ぜひマイナビ保育士をご利用ください。

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保育士として働く人の中には、キャリアアップのために「新たな資格を取得したい」と考える人もいるでしょう。
保育士に人気の資格はいくつかありますが、特に注目したい資格として「絵本専門士」が挙げられます。

絵本専門士は保育の現場で役立つだけでなく、キャリアの選択肢も広がるため、保育士にとって有用な資格の一つです。
今回は、絵本専門士のなり方や活動場所、資格を取得するメリットについて解説するため、ぜひ参考にしてください。

絵本専門士とは?

絵本専門士は、絵本に関する知識・読み聞かせの高い技術などを備えた、絵本の専門家であることを証明する資格です。
2012年に国立青少年教育振興機構により設立された資格で、2021年で第8期を迎えます。

絵本は子どもの言語力・理解力・感性の発達に繋がるなど、豊かな人格形成に欠かせません。
絵本専門士には、以下の知識・技能・感性が求められます。

  • 絵本の歴史・子どもの心理・児童福祉などに関する「知識」
  • 読み聞かせ・創作活動に必要な「技能」
  • 豊かで魅力的な「感性」


絵本に関する専門知識をはじめ、子どもとの関係を深める上で欠かせない読み聞かせの技能や、子どもを笑顔にさせるような豊かな感性が不可欠です。

認定絵本士との違い

絵本専門士と似た資格に「認定絵本士」があります。
認定絵本士は、絵本専門士の下位資格に当たり、絵本専門士と同じく国立青少年教育振興機構によって認定される民間資格です。

また、認定絵本士は、主に学生向けの資格として設定されています。
認定絵本士を取得するためには、認定絵本士養成講座のカリキュラムがある大学・短大・専門学校などでの、単位取得が必要です。
認定絵本士を取得し、絵本に関わる実務・活動に携わり認定課題を受けることで、絵本専門士になることができます。

認定絵本士は、学生に絵本の魅力・有用性を理解してもらい、子どもの読書活動に積極参加してもらう目的で設立されました。

絵本専門士の取得方法・流れ

絵本専門士を取得するためには、「絵本専門士養成講座」の受講が必要です。
しかし、絵本専門士養成講座は誰でも受講できるわけではなく、応募要件を満たした上で、絵本専門士養成講座の受講選考に合格しなければなりません。

以下は、絵本専門士を取得するまでの流れを示した表です。

①絵本専門士養成講座の
「応募要件を満たす」
【以下①~④のいずれかを満たすことが必要です】

①子どもや絵本に関連する資格を持つこと
・司書(司書補)
・保育士
・幼稚園教諭
・小学校教諭

②絵本に関する実務経験が、原則3年以上あること
・図書館職員としての実務経験
・保育士としての実務経験
・幼稚園教諭としての実務経験
・小学校教諭としての実務経験
・福祉施設職員としての実務経験
・絵本や児童文学の出版、販売の実務経験
・絵本や児童文学の編集などの実務経験

③絵本に関わる活動が、原則3年以上あること
・絵本の読み聞かせ活動の経験
・絵本に関わるワークショップの実務経験

④絵本学や児童文学、美術について研究実績があること
・大学院で児童文学の研究実績があるなど

(出典:独立行政法人 国立青少年教育振興機構「絵本専門士養成講座」
/https://www.niye.go.jp/services/plan/ehon/yousei.html​)
②絵本専門士養成講座に「応募する」・エントリーシートで応募
・1次選考
・2次選考
※絵本専門士養成講座への応募期間は、
基本的に2月上旬~3月上旬が目安となっています
③絵本専門士養成講座を「受講する」・1科目(90~120分)×30コマ受講
・修了課題の提出
※絵本専門士養成講座の講義は10日間にわたります
※基本的に6月~翌年1月が講義期間となり、
約2か月に一度のペースで講義が開催されます

絵本専門士養成講座の定員数は毎年約70名と、狭き門になっています。
まずは書類審査に通るように、エントリーシートを入念に作成しましょう。

絵本専門士が活躍できる場所

絵本専門士は、さまざまな教育機関・公的施設などで活躍しており、子どもを対象とした読み聞かせ会・ワークショップ・絵本講座などを行います。

以下は、絵本専門士が活躍できる施設の具体例です。

  • 幼稚園
  • 保育園
  • 小学校
  • 放課後子ども教室
  • 図書館
  • 医療機関
  • 高齢者福祉施設

絵本専門士は、特に幼稚園・保育園・小学校・図書館などで働く人が取得する傾向です。

具体的には、絵本専門士取得者全体の約25%が学校司書・図書館司書、約12%が保育士・幼稚園教論、約11%が学校教論・講師となっています。
(出典:独立行政法人 国立青少年教育振興機構「第7期絵本専門士養成講座」
/https://www.niye.go.jp/services/plan/ehon/yousei.html​)

他にも、出版社社員・書店員・大学教員・医療関係者・アナウンサーなど、さまざまな職業の人が絵本専門士を取得しています。

絵本専門士の活躍できる場所は、幼稚園・保育園から高齢者福祉施設までと幅広く、今後もさらなる活躍が期待されています。

絵本専門士を取得するメリット

絵本専門士を取得するメリットは、保育現場で役立つこと以外にも、数多くあります。
以下は、絵本専門士を取得する主なメリットです。

  • 仕事の幅・人脈が広がる
  • 国立青少年教育振興機構のWebサイトに絵本専門士として名前が掲載される
  • 保育業界へ就職・転職する際のアピール材料になる

自分の仕事の幅が広がることはもちろん、絵本専門士養成講座でさまざまな職業の人と知り合えるため、人脈も広がります。

絵本専門士養成講座は、1クラス約35名の少人数制となっています。
講義期間も約7か月と長く、ディスカッションなどの講義もあるため、絵本専門士養成講座を受講する中で、他の受講生と関係を深めることが可能です。

また、絵本専門士養成講座の受講修了後は、認定証が交付されると同時に、国立青少年教育振興機構の公式サイトに絵本専門士として名前が掲載されます。
そのため、絵本に関する企画を検討する企業・自治体などから、仕事を依頼される可能性が高まるでしょう。

保育業界で働く人にとっては、就職・転職する際のアピール材料にもなることから、ぜひ絵本専門士の取得にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

絵本専門士を取得する際の注意点

絵本専門士を取得する際は、絵本専門士養成講座の「開催場所」に注意しましょう。

絵本専門士養成講座の講義は、東京都渋谷区の「国立オリンピック記念青少年総合センター」で行われます。
交通費・宿泊費は自己負担となるため、地方在住の人は移動距離や金銭的な面でやや負担があるでしょう。
また、講義は土日のみ開催となるため、シフト制で働く人は注意が必要です。

保育士に役立つ資格として絵本専門士の取得を考えている際は、絵本専門士養成講座に通えるかどうかを判断した上で、応募するようにしましょう。

絵本専門士以外にも、保育士におすすめの資格は多数あります。
そのため、絵本専門士の取得をキャリアアップの手段として考えている場合は、他の資格取得に励むことも一つの手と言えます。

まとめ

絵本専門士は、絵本の魅力を伝えるとともに、子どもたちの読書活動支援を行う絵本の専門家です。
幼稚園や保育園だけではなく、医療機関や介護施設などでも活躍できます。

絵本専門士の取得を目指すためには、一定の応募要件を満たした上で、絵本専門士養成講座への応募が必要となります。
ただし、絵本専門士養成講座は東京のみでの開催となるため、注意してください。

また、保育士がキャリアアップを目指す場合は、絵本専門士などの保育関連資格の取得だけでなく、転職を検討することも一つの手段です。
マイナビ保育士では、保育求人の紹介だけでなく、求職者様に合わせた転職活動の支援を行います。
保育業界への就職・転職を検討する際は、ぜひマイナビ保育士をご利用ください。

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