休日保育とは?利用条件・申請方法・料金相場・注意点を徹底解説

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急なシフト変更や病気、冠婚葬祭など、日曜日や休日に仕事が入ってしまい、夫婦共働きで家庭での保育が困難となるケースもあるでしょう。休日保育は、やむを得ない事由で子どもの預け先に困ったときに強い味方となる事業です。

当記事では、休日保育の概要や利用するメリット、利用条件・申請方法、利用料金を解説します。また、利用に際して注意すべきポイントや、休日保育が利用できない場合におすすめのサービスについても紹介しているため、参考にしてください。

休日保育とは?

休日保育とは、保育園が休園日となる日曜日・祝日などに保育を必要とする子どもを預かる制度のことです。国が行う子育てと仕事の両立支援である「子ども・子育て支援事業」の一環として、各自治体が指定する一部の保育施設で実施しています。

区内や市内などの認可保育所などに入所している児童もしくは、対象の地域に居住する就学前児童が対象となります。対象年齢や対象児童は実施施設によって異なりますが、6か月から就学前までとされているケースが多い傾向です。

休日保育を利用するメリット

休日保育を利用する最大のメリットは、日曜日や祝日にも子どもを預けられることです。

保育園にもよりますが、同じ地域であれば通園していない保育園であっても預かってもらうことができます。そのため、休日に出勤する必要がある人の場合、安心して仕事に専念できるでしょう。

また、仕事だけではなく、冠婚葬祭や傷病、病人の看護や介護などの理由でも利用できるため、急用で子どもを預けなければならなくなったときにも困らずに済みます。

休日保育の利用条件と申請方法|エリアによる違い

休日保育そのものを行っている施設自体は限られており、子どもの定員数も設けられています。そのため、休日保育には利用条件が設けられています。

休日保育の主な利用条件・利用期間・利用時間・対象者は、下記のとおりです。

利用条件・就労や冠婚葬祭、傷病などで、日曜日や祝日に家庭で保育ができない場合
・平日に子どもを保育園へ預ける事由と、休日保育を利用する理由が同じ場合
利用期間・利用時間・年末年始を除く日曜日や、振替休日を含む祝日・午前7時から午後6時まで
対象者・「子ども・子育て支援新制度」で2号もしくは3号の支給認定を受けている児童
・区内、市内の認可保育園、認定こども園・地域型保育事業所などに通う児童・区内または市内在住の就学前児童

自治体や利用する保育園によって条件は異なりますが、原則として家事やリフレッシュなどの理由では、休日保育を利用できない自治体がほとんどです。

また、休日保育を利用するためには、事前登録と利用申込の2つのステップがあります。休日保育の申請の流れと利用方法は、下記のとおりです。

(1)利用登録申請の流れ
1. 役所または事業を実施している施設へ、電話や直接訪問して休日保育を利用したい旨を伝える
2. 「休日保育利用登録申請書」などの申請書や必要書類を提出する
(2)利用予約の流れ
1. 休日保育を実施している保育園へ利用希望日を伝え、空き状況を確認して予約を取る
2. 休日保育利用申込書など必要書類を保育園へ提出する

初回利用の場合、「希望する利用日の3か月前」や「利用を希望する最初の日の10日前」など、申込締切日が早めに設定されているケースもあるため、注意してください。

また、2019年(令和元年)10月から始まった幼児教育・保育の無償化にともない、利用料が無償化の対象となる場合があります。保育の必要性を証明する書類の提出は必須のため、忘れず用意しましょう。

保育を必要とする理由と、その理由で申請する際に必要な書類は、下記のとおりです。

保育を必要とする理由必要書類
就労勤務証明書(就労証明書)
妊娠・出産母子手帳出産予定日のページの写し
看護・介護看護・介護状況申告書診断書

エリアによる大きな違いはありませんが、申請方法や予約方法は自治体や保育園によって異なります。事前に、利用したい保育園のホームページを確認し、問い合わせた上で申請の手続きを行いましょう。

休日保育の基本的な利用料金

休日保育の利用料金は、全国一律で定められているわけではなく、各自治体や休日保育事業を実施する保育園で設定されています。

休日保育の基本的な利用料金は、下記のとおりです。

項目料金相場
保育料1回:約800円~※利用時間・所得税・課税額により異なる
おやつ代1回:約100円~約300円
給食代(昼食代)1回:約300円~約500円
延長料金30分:約80円~1時間:約100円~

保育料は、利用時間によって段階的に金額を設定しているケースがほとんどで、短時間の利用であれば約800円で子どもを預けることができます。

なお、地域によっては、基本保育料に休日保育の利用料金が含まれているケースがあります。基本保育料に休日保育の利用料金が含まれている場合は、保育料は無料で、その他のおやつ代や給食代などが実費となります。

休日保育を利用する上で注意すべき2点

休日保育を利用するにあたっては、いくつかの注意点があります。注意点を押さえることで、利用時のトラブルを未然に防ぐことができます。では、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。

ここでは、休日保育を利用する上で特に注意すべき2点を紹介します。

登園許可のない子どもは預けられない

休日保育も通常の保育と同じ条件の下で運営しています。そのため、発熱や下痢といった症状があったり、何らかの病気が疑われる場合や感染症などに罹患し、病院で登園を控えるよう指示されていたりする場合は、子どもを預けることができません

体調が悪いときに預けると、子どもにとって休日保育がつらい体験となる可能性もあります。すでに子どもを預けることが決まっていたとしても無理をせず、キャンセルすることを検討しましょう。

子どもの性格によっては慣れるまでに時間がかかる

保育園の経験がない場合や、通っている保育園と異なる施設に預ける場合、環境や集団生活に慣れることができず、泣いてしまう子どもも少なくありません。

子どもの性格によっては、保育先に慣れるまでに時間を要する可能性があります。子どもの不安に共感しつつ、いつもと違う場所に預けることや、お迎えの時間などを事前に説明しておくことが大切です。

休日保育を利用できない場合は?

子どもの体調や性格、園行事日や定員数などの理由で休日保育を利用できない場合は、ベビーシッターやファミリーサポートの利用を検討しましょう。いずれも事前登録が必要となりますが、利用理由の制限がほとんどなく、通常の保育園では難しい早朝や夜間などの時間帯でも利用できます。

ベビーシッターは、保護者が不在時に、主に自宅などで子どものお世話をしてくれる保育サービスです。会員登録などの事前登録が必要ですが、予約が取りやすく、単発的な利用もしやすいという特徴があります。

家庭の要望に合わせた柔軟な対応が可能で、運営会社によっては病児・病後児保育にも対応しているケースもあります。

ファミリーサポートは、自治体が運営する有料ボランティアです。居住地域の保育ママやサポーターが、利用者の自宅もしくはサポーターの自宅などで、一時的に子どもを預かるサービスです。利用前には、ファミリーサポートのスタッフを交えた面談があります。

民間のサービスよりも料金が安めで、サポーターの都合が合えば、早朝や深夜でも利用できます。また、同じサポーターに繰り返し担当してもらえることが多く、子どもも不安になりにくいです。顔なじみになれば、お互いに安心して利用できます。

まとめ

急な仕事や用事で家庭での保育が難しい場合、休日保育を利用することができます。しかし、休日保育は一部の保育園でのみ実施している事業のため、定員数に限りがあり、急な預かりは難しいこともあります。そのため、緊急時にスムーズに手続きをして子どもを預けられるよう、事前登録や準備をしておくことが大切です。

また、子どもの性格や体調によっては休日保育が利用できないケースもあるため、ベビーシッターやファミリーサポートなどを利用することも方法の一つです。

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