3年保育とは?2年保育・4年保育との違い・メリットとデメリットも

3年保育とは?2年保育・4年保育との違い・メリットとデメリットも

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未就学児の子どもを育てる保護者の中には、幼稚園への入園を検討している人もいるでしょう。入園する幼稚園を選ぶ基準は人によって様々ですが、「3年保育」「2年保育」といった保育期間が気になる人も多いのではないでしょうか。

この記事では、3年保育の概要や、3年保育と2年保育・4年保育・プレ保育(プレ幼稚園)との違いについて解説します。3年保育のメリット・デメリットや保育期間を検討する際のポイントも併せて解説するため、ぜひ参考にしてください。

3年保育とは?

幼稚園における「3年保育」とは、年少・年中・年長の3年間を幼稚園で過ごす保育システムのことです。最近では3年保育が主流となりつつありますが、幼稚園には何歳から通うことができるのでしょうか。

■年少・年中・年長クラスに該当する年齢

クラスに在籍する幼児の年齢2018年(平成30年)生まれの子どもが各クラスに在籍することとなる年度
年少満3歳~満4歳2022年度(令和4年度)
年中満4歳~満5歳2023年度(令和5年度)
年長満5歳~満6歳(小学校入学前)2024年度(令和6年度)

年少・年中・年長といった学年構成は、幼稚園だけではなく保育園にも存在します。それでは、幼稚園と保育園にはどのような違いがあるのでしょうか。

■幼稚園と保育園の違い

幼稚園保育園
設置の根拠となる法律学校教育法児童福祉法
管轄省庁文部科学省厚生労働省
保育の主な目的適切な環境で幼児を保育・教育し、心と体の発達をサポートする保護者の就労などで保育に欠く乳幼児を保育する
対象となる保育年齢・保育期間満3歳になった春から小学校入学の前年までの幼児(2年保育・3年保育・4年保育がある)0歳から小学校入学の前年までの乳幼児(最大6年保育)
保育に関わる職員に必要な免許幼稚園教諭免許状保育士資格証明書

保育園の場合、地域や家庭の状況によっては入園許可が出なかったり、希望する園に通えなかったりすることもあります。一方、幼稚園は教育機関であるため、満3歳以降であれば誰でも通うことが可能です。専業主婦(主夫)家庭などの場合は、幼稚園入園を中心に検討するとよいでしょう。

2年保育・4年保育・プレ保育との違い

以前は2年保育が主流であった幼稚園ですが、最近では3年保育が主流となり、4年保育やプレ保育といった保育期間を設けている幼稚園も増えてきました。それでは、3年保育と2年保育・4年保育・プレ保育には、どのような違いがあるのでしょうか。

2年保育・3年保育・4年保育では、園児は毎日幼稚園に通い、園児としてのカリキュラムを受けることとなります。一方、プレ保育は、1歳~3歳の入園前の時期に週1~3回の頻度で幼稚園生活を体験する保育のことを指しています。プレ保育に通う子どもは、幼稚園に正式に入園していない未就園児であることに注意しましょう。

2年保育・3年保育・4年保育の相違点は、その名の通り「保育期間」です。2年保育は「年中・年長」の2学年、3年保育は「年少・年中・年長」の3学年から構成されています。

4年保育では、3年保育における年少の1つ下の学年(満3歳児クラス、年少少)から保育がスタートします。幼稚園は満3歳を迎えた子どもが入れる施設であるため、4年保育を行っている幼稚園では、満3歳の誕生日を迎えた子どもが満3歳クラスの園児として入園できます。そのため、4年保育では年度の途中からクラスに参加することとなります。

3年保育のメリット・デメリット

幼稚園の保育期間は園によって異なるため、2年保育の幼稚園か3年保育の幼稚園か迷っている人も多いでしょう。文部科学省が2歳児を中心とした待機児童の受け入れを推進していることで4年保育を行う幼稚園も増えたことから、4年保育を検討している人もいるのではないでしょうか。

(出典:幼稚園における待機児童の受入れ及び公立小中学校の余裕教室等の保育所への活用について(子育て安心プラン)/https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/suishin/meeting/wg/hoiku/20171006/171006hoiku01.pdf

ここでは、3年保育のメリットとデメリットについて解説します。幼稚園での保育期間を考える際には、3年保育の魅力的な特徴と注意すべきポイントを理解した上で、4年保育や2年保育も併せて検討するようにしましょう。

メリット

3年保育の主なメリットには、下記の点が挙げられます。

・早くから集団生活を送れるため社会性が身につく
・行事やイベントなど、家庭ではできない経験を積む機会が増える
・同学年の友達と関わりをもつ機会を増やせる・保護者の自由時間が増える
・子どもも保護者も友達をつくりやすい

3年保育は2年保育と比べて1年早く集団生活に入れるため、周囲からの刺激を早くから受けられる点が魅力です。保護者の自由時間も増えるため、パートなどでの就労も可能でしょう。満3歳の園児が随時入園するケースが多い4年保育に対して、春入園の3年保育は新年度にクラスがスタートするため、親子ともに友達をつくりやすいメリットもあります。

デメリット

3年保育には多数のメリットがある一方、次のようなデメリットも存在します。

・幼稚園にかかる費用が多くなる・保護者といる時間が少なくなる・園生活に慣れるまで時間がかかる性格の子もいる

3年保育の場合、2年保育よりも1年長く通園するため、幼稚園にかかる費用も多くなります。親子の時間も少なくなるため、寂しさを感じることもあるでしょう。低年齢で初めての集団生活を迎えるため、子ども本人が体力面や精神面で、園生活や友達関係に慣れるまで時間がかかる場合もあることに注意が必要です。

幼稚園は何歳から?保育期間を決めるためのポイント3つ

2年保育・3年保育・4年保育には、それぞれメリット・デメリットの両方があるため、何歳から幼稚園に通わせるか、タイミングに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

ここでは、幼稚園入園の時期を考える際のポイントについて紹介します。幼稚園の情報を収集しながら、ここで紹介するポイントをおさえて、自分の子どもに合った保育期間や幼稚園を選びましょう。

子どもの発育状況

3年保育や4年保育では、2年保育と比べて低年齢のころから幼稚園生活をスタートさせることとなります。子どもの発育状況や普段の生活の様子などを考慮した上で、入園時期を検討することが重要です。

■発育面で考えるポイント

・集団生活に抵抗がなく、長時間保護者と離れても過ごせる
・子ども自身が様々な活動に積極的に取り組める
・着替えや歯磨きなど、基本的な生活習慣が身についてきた
・友達や近い年齢の子どもに興味を示す・運動することが好きだが、家庭では十分に運動できない

上記の項目に該当する数が多い人は、プレ保育や遊び会、園庭開放などでの子どもの成長の様子を確認しながら、3年保育や4年保育を中心に検討するとよいでしょう。

家庭の状況

家族の状況も、幼稚園の入園時期の決め手となる重要な要素の1つです。

■家庭状況において考えるポイント

・家庭の教育方針として、早めに集団生活や幼児教育を体験させたい
・3年保育や4年保育にかかる費用を負担できる経済力が十分にある
・近所の子どもたちが3年保育・4年保育に入るため、遊び相手がいなくなる点が気がかりである
・3歳児を自宅で教育することに自信がない
・保護者の就業などの事情により、早めに幼稚園に入園させたい

家庭の方針や両親の仕事、周囲の環境などにより、3歳児の時点で家庭での保育が難しくなる場合もあります。3年保育や4年保育の園を中心に、子どもの発育状況や近隣の幼稚園状況なども考慮して総合的に判断しましょう。

近隣の幼稚園状況

幼稚園選びの際には、通園区域にある幼稚園がどのような状況であるか確認することが大切です。

■近隣の幼稚園状況について考えるポイント

・3歳児も安心して利用できる施設(園庭・園舎)がある
・クラスの定員数や先生の人数などが、適正である
・3年保育(4年保育)を提供している
・入園枠が抽選によって決まる人気園の場合、落選した場合に前向きな選択肢がとれる状況である

3年保育や4年保育を行う幼稚園は、地域によっては人気や競争率が非常に高い場合があります。募集定員に対して応募が多く激戦となった場合、願書の提出順や抽選、入園考査(知能考査など)による選考で入園の可否が決まる可能性があるため、注意が必要です。

幼稚園激戦エリアで3年保育を希望している人は、3歳児が安心して通える幼稚園であることをチェックするとともに、他の選択肢も広く検討・準備しておくと安心できます。

まとめ

幼稚園における「3年保育」とは、年少・年中・年長の3学年構成で3年間幼稚園で過ごす形式の保育制度です。2年保育・3年保育・4年保育には、それぞれメリット・デメリットがあります。子どもの発育状況や家庭の状況、近隣の幼稚園事情を総合的に判断し、入園する幼稚園と保育期間を決めて入園準備を進めましょう。

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