保育士とは?仕事内容や魅力・資格の取得方法を解説

保育士とは?仕事内容や魅力・資格の取得方法を解説

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保育士は、乳幼児の保育を通して子どもの健やかな成長をサポートし、子育て家庭の支援を行う職業です。これから進路を考える学生や、保育士の資格保有者であるものの保育施設での勤務経験がない人の中には、将来的に保育士として働くことを検討している人もいるでしょう。

この記事では、保育士の職業的な役割や仕事内容、勤務時間など、保育士の仕事について詳しく解説します。保育士として働く魅力や保育士となるための流れも併せてチェックし、保育士の仕事が自分に合っているか確認した上で保育士を目指しましょう。

保育士とは?

保育士とは、児童福祉法に基づく国家資格である保育士資格を取得した上で、下記のような仕事を行うことができる保育の専門職を指します。

■保育士の主な職務

・主に0~6歳(就学前)の乳児
・幼児の保育
・保護者に対する保育指導

保育士が活躍できる場は多岐にわたりますが、保育士の多くは保育園や認定こども園で働いています。保護者の就労などの事情で家庭での保育が難しい乳幼児を保育し、基本的な生活習慣や心身の発達を支援することが、保育施設に勤務する保育士に求められる主な役割です。

それでは、保育士は具体的にどのような仕事を行っているのでしょうか。保育士の1日の仕事内容や勤務時間、休日について確認し、保育士の仕事に関するイメージを膨らませましょう。

保育士の仕事内容

保育士の仕事は、乳幼児の身の回りの世話だけではありません。基本的な生活習慣を身につけるためのサポートや、心身の発達支援、集団生活を送る上での社会性の育成も保育士の重要な役割です。それでは、保育士の1日はどのような流れで進んでいくのでしょうか。ここでは、幼児クラスの保育士を例に、保育士の1日の仕事内容を紹介します。

■保育士の1日のスケジュール(例:3歳以上の幼児クラス)

【午前】
●開園準備子どもたちが登園する前に、施設内の掃除や朝礼、職員会議などを行います。
●登園児の受け入れ順次登園してくる園児たちを保護者から預かり、体調の確認などを行います。
●自由遊び絵本を読んだり、おままごとに参加したりするなど、園庭・園舎などで子どもたちの遊びを世話します。
●クラスでの活動外遊びや工作、季節の行事・イベント(運動会や生活発表会など)の練習といったクラスの活動を行います。

【昼】
●昼食給食の配膳、食事介助を行います。

【午後】
●午睡(お昼寝)お昼寝の寝かしつけを行ったり、連絡帳への連絡事項の記入・事務作業を進めたりします。
●おやつ給食と同様に配膳し、食事介助を行います。
●クラスでの活動午前中のクラスでの活動と同様に、四季に合わせた集団活動を行います。

【夕方】
●園児の見送り17時頃から園児が順次降園します。1日の様子や園での健康状態などをお迎えに来た保護者に伝え、お見送りします。
●園内の掃除や片付け子どもたちが降園した後には、施設内の清掃や片付けを行います。

保育士の勤務時間・休日

保育士の勤務時間は勤めている保育施設によって異なりますが、1日8時間程度であることが一般的です。早朝保育・延長保育など保育時間が長い園の場合は、基本的には次のような

「早番・中番・遅番」のシフト制を導入しています。クラス活動や行事の準備、事務作業などで残業する日もあることに留意しましょう。

休日も園によって異なりますが、土曜日・日曜日・祝祭日が休日となる施設が一般的です。週2日の休日を設けている職場がほとんどですが、土日に保育を行う施設の場合は、平日休みとなる可能性があります。

保育士として働く3つの魅力

子どもとふれ合える仕事には様々な職業がありますが、その中でも保育士は高い人気を誇る職業の1つとして知られています。それでは、保育士として働く魅力には、どのようなものがあるのでしょうか。

ここでは、保育士として働く魅力や保育士の仕事のやりがいを3つ紹介します。どのような魅力があるか確認し、保育士として働くかどうかを判断する際の参考にしてください。

子どもの成長をサポートできる

保育士として働く大きな魅力の1つとして、小さな子どもの成長を数年間にわたってサポートできることが挙げられます。

「初めて歩いた」「初めて言葉を話した」といった子どもたちの日々の成長を間近で見られることは、仕事を頑張る動機・やりがいにも繋がるでしょう。また、子どもたちの成長を通じて、自分自身の成長を感じる人もいるようです。

社会的な意義が大きくやりがいがある

仕事と育児の両立や、家庭での子育てについて悩んでいる保護者は多く、保育士に相談する人は珍しくありません。保育士の保育・育児の知識や経験で、保護者の悩みが解決できれば、保護者から感謝されたり信頼関係を築いたりすることができます。保育士として保護者支援を行うことで、社会に貢献できるでしょう。

また、保育士として働くことで、長年にわたって続いている社会問題である待機児童問題を解消する手助けとなります。「働きたくても保育園がいっぱいで預けられない」という保護者が社会に出られるようになるため、保育士して働くことは社会的に大きな意義があると言えるでしょう。

多様な雇用形態・勤務先で働ける

保育士は正規雇用だけではなく、契約職員や派遣職員、パート・アルバイトなど、様々な雇用形態・勤務形態で働ける点も魅力です。育児や介護、病気療養などで正職員のような働き方ができない場合でも保育の業務が続けられるため、保育士としてのキャリアをしっかり積むことができるでしょう。

また、保育士が就職できる場所は、保育園以外にも放課後等デイサービス・児童養護施設・子育て支援のための施設・保育ママ・企業の託児所など、全国各地に多数存在します。就職先・勤務場所の種類が多く、転職しやすいことも、保育士の魅力の1つです。

保育士は大変な仕事と言われる理由

保育士は魅力の多い職業ですが、責任が大きい上に体力を使う仕事であるため、「大変な仕事」と言われることも少なくありません。女性が多い職場ならではの職員どうしの人間関係のトラブルや、慢性的な人材不足・人手不足などの問題がある職場もあるため、注意が必要です。

しかし、近年では保育士業界でも「有給休暇取得の義務付け」「残業時間の上限設定」などの働き方改革や対策が進みつつあり、保育士の労働環境や待遇も改善に向かっています。働く環境が整えば、職場での人間関係トラブルや人材不足といった問題も徐々に解消すると考えられるため、安心して働けるでしょう。

保育士になるためには?

保育士として働くためには、保育士養成学校を卒業するか、保育士の資格試験(保育士試験)に合格して保育士資格を取得し、各都道府県で保育士登録を行う必要があります。

ただし、保育士試験は受験資格がなければ受けられないことに注意が必要です。それでは、保育士試験の受験資格を得るためには、どのような条件をパスする必要があるのでしょうか。

ここでは、3つのケースにおける条件について簡単に紹介します。自分に該当するケース・近いケースを参考にして、保育士試験を受けるために必要な条件を確認しましょう。

保育士試験の受験資格を得る条件

保育士試験の受験資格を得る方法は、自分の現在の年齢や所属によって異なります。自分に最も近いパターンを参考に、保育士となるために必要な条件を確認しましょう。

■高校卒業後に保育士を目指す場合

高校卒業後に保育士を目指す場合、保育士養成学校に入学し、専門課程で指定の科目を履修して卒業することが保育士となるための最短ルートとなっています。保育士養成学校を卒業すると保育士の国家試験を受けずに保育士資格が得られるため、高校生以下で保育士となることを強く希望している人にはおすすめです。
ただし、幼稚園教諭免許状も取得したい人は、幼稚園教諭養成課程のある大学などに進学し、幼稚園教諭の資格取得を行った上で保育士の試験合格を目指しましょう。幼稚園教諭の免許を持っている人は、試験科目のうち一部の科目で免除を受けられます。

■大学卒業後に保育士を目指す場合

保育士試験の受験資格には「大学、短期大学、専門学校などを卒業した人」といった条件があります。保育とは無関係の大学・学科を卒業した人でも保育士試験を受験可能であるため、保育士志望の大学生は、在学中に保育士試験の準備を進めることをおすすめします

■社会人から保育士を目指す場合

「大卒」「短大卒」といった学歴の条件を満たしている人であれば、社会人でも保育士試験を受験できます。学歴の要件を満たさない場合、保育士養成学校に通うことも1つの方法ですが、「児童福祉施設での実務経験」という条件を満たせば、保育士試験を受験することが可能です。自分の状況に合わせて、進む道を選びましょう。

まとめ

保育士は、保護者の就業などで保育に欠ける乳幼児の保育や、保護者に対する保育に関する指導などを主な職務とする保育のエキスパートです。基本的には1日8時間程度の勤務であり、延長保育などで預かり時間が長い園ではシフト制が導入されていることが一般的です。基本的には土日祝日が休日となりますが、職場によって異なることに注意しましょう。

保育士は大変な仕事であると言われることもありますが、労働環境は大きく改善されつつあり、様々な魅力を感じられる職業でもあります。保育士に興味がある人は、保育情報サイト「ほいくらし」で保育士や保育に関連する知識を身につけ、保育士となるための準備を行いましょう。

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