みどりの日とは?意味や子どもと自然を楽しむアイデア4選

保育の最新情報や役立つ知識をゆる~く配信中!
X(旧Twitter)をフォローはこちら!
「みどりの日」は、ゴールデンウィーク終盤にある国民の祝日の一つです。保育士・保護者のなかには、「みどりの日をどうやって子どもに教えたらいいか悩んでいる」という人もいるのではないでしょうか。
この記事では、みどりの日の意味・由来・慣習と子どもと一緒に楽しむためのアイデアを紹介します。また、「みどりの日は何の日か」と聞かれたときの答え方も解説するため、みどりの日の意味を正しく理解し、日本の文化を子どもに広めたい人は、ぜひ参考にしてください。
みどりの日とは?みどりの日の意味・由来を解説!
みどりの日とは、国民の祝日に関する法律によって定められた、日本人にとって大切な記念日の一つです。みどりの日は、もともと4月29日であったものの、改正祝日法の施行にともない2007年から5月4日に変更されました。
国民の祝日に関する法律によると、みどりの日には、以下のような趣旨があります。
自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。
(引用:内閣府「「国民の祝日」について」)
国民の祝日は、美しい風習を育て、よりよい社会・豊かな生活を実現するねらいから策定されています。国民の祝日の一つであるみどりの日は、「自然に親しんだり感謝したりすることで、豊かな心を育てる」祝日です。
1. みどりの日の由来
もともと「みどりの日」とされていた4月29日は、昭和天皇誕生日です。昭和天皇は、幼少期から自然・生物に深い関心を持っていました。昭和天皇が生物学者として多数の功績を残したことが、「みどりの日」の由来といわれています。
昭和天皇崩御によって、みどりの日を平日に戻すことが検討されたものの、4月29日は連休の一部にあたるため、祝日として残りました。連休の一部を平日に戻すことにより、国民生活に影響が生じることを、懸念したためです。
その後、みどりの日は再度の祝日法改正によって、現在の5月4日に移動しました。なお、当初みどりの日だった4月29日は、「昭和の日」として現在も国民の祝日のまま残っています。昭和の日の趣旨は、激動の日々を経て世界大戦からの復興をとげた昭和時代を思い返し、明るい未来を描くことです。
ゴールデンウィークは一般的に昭和の日から始まり、5月5日の「子どもの日」に終わります。みどりの日は、ゴールデンウィークの終盤にあたるため、子どもと一緒に遊ぶ日としては適した祝日といえるでしょう。
■関連記事
昭和の日とは?みどりの日との違いや昭和の遊びも紹介
子どもに伝えたい!みどりの日にまつわる慣習
みどりの日には、日本各地にある一部の植物公園が無料開放されます。みどりの日に合わせて植物公園が無料開放される理由は、子どもたちに自然と親しむ機会を提供するためです。
みどりの日に合わせて無料開放される植物公園には、下記が挙げられます。
- 北海道大学植物園(北海道)
- 筑波実験植物園(茨城県)
- 旧岩崎邸庭園(東京都)など
また、植物公園だけでなく、広大な自然がある国立公園へ遊びに行くこともおすすめです。
2021年6月時点で、日本には34施設の国立公園があります。最寄りの国立公園が無料開放されているかを調べて、みどりの日に子どもと一緒に出かけましょう。
(出典:環境省「日本の国立公園一覧」)
一部の国立公園は、世界遺産に登録されています。珍しい植物が分布している公園もあるため、国立公園の情報を事前に調べて、子どもにわかりやすく伝えることもおすすめです。
【保育士・保護者向け】子どもと一緒にみどりの日を楽しむアイデア
みどりの日の意味を子どもに教える際には、難しい用語を使わず、要点のみを分かりやすく伝えることが大切です。たとえば、「花などの植物に『ありがとう』を伝える日」などのように、噛み砕いた表現を使うとよいでしょう。
みどりの日を子どもと一緒に楽しむためには、意味を正しく説明した上で、草木に触れる機会を与えることが大切です。
以下では、保育士・保護者向けに、子どもと一緒にみどりの日を楽しむアイデアを4つ紹介します。
1. 植物を育てはじめる
みどりの日にちなみ、植物を育てはじめることをおすすめします。教室の入り口・家の玄関などに、花の苗を植えたプランターを置いて育てましょう。
5月に植える花の苗の代表例には、以下のような種類があります。
- サルビア
- センニチコウ
- パンジー
- コスモス
- インパンチェンス
花の香りや美しさに触れることで、子どもの成長を促す教育は「花育」と呼ばれます。保育園の予算に余裕があれば、花育アドバイザーを招き、外部の人と交流する機会を設けることもよいでしょう。
2. 植物園などに遊びに行く
植物園・国立公園で、珍しい植物を鑑賞したり、手で触れたりする経験も、子どもの成長によい影響を与えます。みどりの日に無料開放している植物公園・住んでいる地域で有名な国立公園などに子どもと出かけて、自然との触れ合いを楽しみましょう。
植物をただ鑑賞するだけでなく、花の名前の由来・特徴を簡単に説明すると、子どもにより喜んでもらえます。たとえば、カトレアの前で「とても大きな花が咲くため、ランという花の女王様と呼ばれている」などと説明するイメージです。
植物園では、名前の由来・特徴がパネル展示されているケースが多く、植物に関する十分な知識がなくても問題はありません。パネルを読んで習得した知識を、子どもに噛み砕いて教えることが大切です。
また、植物園でクイズラリーなどが開催されている場合は、子どもの興味関心を引き出すために、企画に参加してもよいでしょう。企画などが開催されていない場合は、保育士・保護者から子どもに対して、簡単なクイズを出すことがおすすめです。
3. ピクニックに行く
保育園の催し物としてみどりの日を楽しむ場合は、ピクニックに行くことをおすすめします。芝生の上でお弁当を食べたり、おいしい空気を吸って川沿いを散歩したりする体験から、子どもは自然に囲まれた生活の心地良さ・生命の大切さを学びます。
保育園の催し物としてピクニックに行く場合は、下記のような活動を楽しむこともおすすめです。
- しゃぼん玉をとばす
- バドミントンやフリスビーで遊ぶ
- 泥だんご作りに挑戦する
- シロツメクサで冠を作る
なお、公園によっては植物の採取が禁止されています。公園のルールを事前に確認し、マナーを守ってピクニックを楽しむことが大切です。
■関連記事
園外保育とは?活動の目的や円滑に進めるポイントも解説
4. ハイキングに行く
標高差100m未満の小さな丘を選択すれば、3歳程度の子どもでもハイキングを楽しめます。4歳以上の子どもの場合は、標高差200m程度の穏やかな山に登ると、達成感を得ることが可能です。
ハイキングに行くときは、長袖・長ズボン・帽子を着用することをおすすめします。また、タオル・水筒を子どもに持たせる場合は、リュックを背負わせてもよいでしょう。天候が崩れたときのために、レインウェアを携帯することも忘れてはなりません。他には、救急セット・常備薬を準備し、もしものときに備えましょう。
保育園でハイキングに行く場合は、年齢に応じたテーマを決めることが大切です。年齢別のハイキングの楽しみ方と注意したいポイントは、下記の表を見てください。
| 3歳 | ・頂上に着くことを目標に定めず、自然体験を楽しませる ・昼食後に眠くなる状況を想定し、午後のスケジュールは短めに設定する |
| 4歳以上 | ・頂上に着くことを目標に定めて、子どものモチベーションを高める ・子どもが不安を示したときには、「手を握る」「立ち止まって抱きしめる」などの方法でサポートする |
ハイキングに行く前には、すれ違う登山者に挨拶する・ゴミを捨てないなどのマナーを、子どもに教えることが大切です。また、子どもが事故に巻き込まれないためにも、保育士・保護者から離れず、一緒に行動することも伝えましょう。
まとめ
今回は、みどりの日の意味・由来、子どもと一緒にみどりの日を楽しむアイデアを紹介しました。みどりの日は、身の周りの自然に親しみながら、自然の恩恵に感謝する祝日です。ピクニック・ハイキングに行く、苗を植えるなどの方法で子どもと一緒にみどりの日を楽しみましょう。
マイナビ保育士運営の情報サイト「ほいくらし」では、季節別の各種イベントの意味・由来、保育士・保護者が知っておきたい最新ニュースを多数紹介しています。保育士・保護者に役立つ情報を探す際には、ほいくらしをぜひ参考にしてください。
お得な情報や最新コラムなどをいち早くお届け!ほいくらし公式LINE 保育の最新情報や役立つ知識をゆる~く配信中!ほいくらし公式X(旧Twitter)




