風邪の日とは?子どもに風邪予防の大切さを伝えるアイデアも紹介

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風邪の日の1月9日は、風邪やインフルエンザが流行する時期にあたります。感染症の問題も多いことから、風邪の日は子どもに手洗いやうがいなどの感染予防対策の重要性や、免疫力を高める方法などを教えるよい機会です。

当記事では、風邪の日の意味や由来、風邪の予防法について解説しながら、風邪の日の過ごし方を紹介します。風邪の日は、子どもにとって大事なことを学ぶチャンスです。ぜひ参考にしてください。

風邪の日とは?風邪の日の意味・由来を解説?

風邪の日とは、江戸時代の大相撲横綱、谷風梶之助(たにかぜかじのすけ)が、当時猛威を奮っていたインフルエンザにより亡くなった日に由来しています。

風邪の日は旧暦の1月9日とされており、誰も倒せない横綱の命を奪ってしまうほどの威力を持つインフルエンザへの脅威と、流行り病に対するいましめという意味が込められています。

1. 風邪の日の由来

江戸時代の後期にかけて、仙台の豪農に生まれた谷風は、大関昇進直前から4年間無敗という戦歴を誇り、63連勝の記録を打ち立てた強豪力士です。現在行われている「弓取り式」を上覧相撲で初めて行うなど、歴史に名を残す人気と実力を兼ね備えた力士でした。

負けないことで有名だった谷風は「土俵では誰も私を倒せない、倒すことができるとしたら私が風邪にかかった時くらいだ」と語ったという逸話が残っています。無双の力士さえ打ち負かしてしまったインフルエンザという病のインパクトが、力士の忌日を記憶に留めておくことにつながったのでしょう。

谷風を死に追いやったインフルエンザは「御猪狩風(おいかりかぜ)」と呼ばれていましたが、それ以来インフルエンザを「谷風」という人もいました。

子どもに伝えたい!風邪に関する豆知識

風邪とインフルエンザは、どちらもウイルス性による上気道の感染症とされています。風邪の症状は、くしゃみ・咳・鼻水・喉の痛み・発熱・頭痛などが主な症状です。上気道で急性の炎症を起こしている状態を総称して「かぜ症候群」といいます。

インフルエンザは、風邪の症状に加えて38℃以上の高熱や関節痛、倦怠感など全身症状があり、風邪よりも重症化しやすいといった特徴があります。空気感染するインフルエンザウイルスのほうが強い感染力を持つ点も気をつけなければならない点です。

以下では、風邪に関する豆知識を2つ紹介します。

1. ビタミンCが豊富に含まれるみかんを食べる

風邪やインフルエンザにかからないようにするためには、ウイルスに抵抗できる体を作ることが大切です。栄養のある食事を摂り、体力と免疫力をつけることを心がけましょう。

体の免疫システムに重要な役割を果たす栄養が、ビタミンCです。加えて、鼻腔や喉の粘膜機能を高めるビタミンB2、B6やエネルギーを作るために必要なビタミンB1群などを摂ることで、免疫力が高まります。

中でも、ビタミンCを多く含むみかんは、風邪予防にぴったりの食べ物です。ビタミンCは白血球の機能を助ける働きがあり、免疫力強化に欠かせません。また、ストレスに対する適応力にもビタミンCが関係しています。ストレスは疲労の原因でもあり、ストレスへの適応力が低下することは免疫機能にも影響します。

熱に弱く水に溶けやすいビタミンCを効率よく摂取できる果物が、みかんです。たくさん食べて風邪を防ぎましょう。

2. お風呂に入りたい場合はシャワーを浴びる程度に留める

風邪をひくと熱が出ます。発熱は体内に侵入したウイルスに対する身体の防御反応で、体温を上昇させることでウイルスの増殖を抑えようとしています。そのため、身体を冷やすことはウイルスの増殖を助けることになり、症状を悪化させることにつながります。

風邪をひいた時の入浴は避けるほうがよいといわれますが、脱衣所や風呂場で体温を下げることにならなければ入浴をしても問題ありません。「入浴前後は水分補給をする」「シャワーを浴びる程度に留める」などした上で、風呂上りに湯冷めをしないよう早めに休むようにしましょう。十分な睡眠を取ることも身体の回復には必要です。

【保育士・保護者向け】子どもと一緒に風邪の日を楽しむアイデア

風邪の日は、風邪やインフルエンザにかからないようにすること、そして風邪やインフルエンザを予防するためにはどんなことをすべきかを学ぶよい機会です。子どもには、風邪とインフルエンザを予防するための基本である「手洗いとうがい」の大切さを教えましょう。

風邪予防に効果があるみかんも、子どもたちと楽しく遊ぶための題材となります。風邪やインフルエンザの季節となる秋口は、みかん狩りのシーズンです。みかん狩りを体験して自然と触れ合い、美味しいみかんを味わった後は、みかんの皮を使って草木染めをしましょう。

1. 手洗い・うがいの大切さを伝える絵本の読み聞かせをする

子どもに「手洗い」と「うがい」の大切さを教え、習慣をつけさせることは一筋縄ではいきません。子どもに手洗い・うがいの習慣をつけたい場合は、手洗い・うがいをテーマにした絵本の読み聞かせをする方法がおすすめです。

ぴかぴかおてて:わらべきみか(著)
いつ、なぜ手を洗わなければいけないのか、手洗いの大切さが分かるストーリーです。砂遊びや、お絵かきの後にする手洗い、おやつを食べる前に手洗いをすることへの疑問に答えてくれます。(1~3才児向け)
きれいにしようねみんなのて(アンパンマンのしかけえほん(3)):やなせたかし(著)
アンパンマンの仕掛け絵本シリーズの一冊です。バイキンマンが手洗いの大切さを教えてくれるストーリーです。仕掛け絵本は動きの楽しさがあり、子どもも興味を持ちやすいでしょう。(2才から)
はなみず じゅるじゅる せき ごほごご(からだ だから すごい!):細谷亮太(著)
からだのちからマンが、体からバイキンを追い出すために奮闘するストーリーです。鼻をかむことの意味や、咳が出る理由について説明しつつ、体にはもともと病気と闘う力が備わっていることを教えてくれます。(2~5才児向け)

2. みかん狩りに出かける

風邪やインフルエンザの季節と重なる秋・冬は、みかん狩りのシーズンです。風邪予防の大きな味方であるみかんを店頭で購入するのではなく、実際に自分の手で獲ってみてはいかがでしょうか。みかんで有名な愛媛県や和歌山県以外にも、みかん狩り農園は日本各地にあります。首都圏でも、東京近郊の千葉や埼玉、神奈川でみかん狩りを楽しめます。

店頭で購入する果物は、出荷から店頭に並ぶまでの時間を見越して出荷するため、熟す前に出荷されていることがほとんどです。

特にみかんは、収穫から時間を置くことで味が大きく変わる果物の代表です。酸味とともに広がる爽やかな香りと甘味は、もぎたてでしか味わえない新鮮さがあります。子どもたちに本物の味を経験させることが、みかんを好きになるきっかけになるかもしれません。

自然の中での収穫体験は、木に生っているみかんを初めて見る子どもにとって楽しい思い出になります。

3. みかんの皮で草木染めを楽しむ

みかんを美味しく味わったら、残った皮を使って遊んでみましょう。みかんの皮で草木染めができます。普段は捨てられてしまう皮を再利用する草木染めは、環境問題について考え、リサイクルを実体験するという意味でも学びとなるでしょう。

みかんの皮で草木染めをする時の手順は、下記のとおりです。子どもたちとみかんの皮で草木染めを行う際の参考としてください。

(1)みかんの皮を天日干しする

新聞紙などの上に皮を広げ、1週間ほど天日干します。

(2)染める布の下処理

綿や麻などの植物性の繊維を染める場合は、布をタンパク質で下処理をする必要があります。染める前に豆乳や牛乳などに浸した後、水洗いしておきましょう。絹などの動物性の繊維はそのままでも染めることができます。

(3)鍋でみかんの皮を煮出して染色液を作る

(1)で作ったみかんの皮を鍋で30分程度煮たら、皮を取り出して染色液とします。

(4)布を染色液に入れて1時間ほど煮る

(2)で準備した染める布を③で作った染色液に入れて1時間ほど煮出します。染める布を部分的に輪ゴムで縛ると絞り染めのきれいな模様ができます。

(5)煮出した布を水で洗い、ミョウバンを入れた水に浸す

(4)で煮出した布を取り出し水で洗ってから、染料を定着させるために約5%程度のミョウバン液に浸しておきます。

(6)染めた布を水洗いして乾燥させれば完成

(5)のミョウバン液に浸けた布を取り出して水洗い、干して乾燥させれば完成です。淡い黄色に染まった布がきれいです。

まとめ

風邪の日である1月9日は、風邪やインフルエンザが流行する時期でもあります。ウイルスの脅威について考える際に、風邪やインフルエンザの知識は欠かせないものです。風邪の日は大切なことを学ぶよい機会として、子どもに手洗い・うがいに関する絵本を読み聞かせたり、みかん狩りに出かけたりして一緒に楽しみながら過ごしましょう。

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