ミツバチの日とは?ミツバチの雑学・子どもと記念日を楽しむアイデア

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「ミツバチの日」と聞いて「どのような記念日であるか」「どのような過ごし方が望ましいか」を、すぐにイメージできる保育士や小さい子どもを持つ保護者は少ないのではないでしょうか。そもそもミツバチについて、あまり詳しくないという方もいるでしょう。

この記事では、ミツバチの日についての由来・ミツバチの雑学・子どもと一緒に記念日を楽しむアイデアを紹介します。「世界ミツバチの日」「はちみつの日」との違いにも触れるためぜひ参考にしてください。

ミツバチの日とは?ミツバチの日の意味・由来を解説!

「ミツバチの日」は3月8日に設けられた記念日です。名称からは、どのような記念日であるか想像がつかないという方も多いのではないでしょうか。以下では、ミツバチの日の由来と、よく似た記念日である「世界ミツバチの日」「はちみつの日」について解説します。

ミツバチの日の由来

3月8日がミツバチの日とされた由来は、「3(みつ)」「8(はち)」という語呂合わせです。全日本はちみつ協同組合と日本養蜂はちみつ協会(現「日本養蜂協会」)が、1985年に3月8日をミツバチの日と決めました。同時に、8月3日を「はちみつの日」と決定したことも知られています。

「世界ミツバチの日」「はちみつの日」との違い

ここでは、ミツバチの日と似た二つの記念日について紹介します。

世界ミツバチの日
「世界ミツバチの日(5月20日)」は国連が制定した「国際デー」の一つです。養蜂が盛んなスロベニア政府の提案により、「生態系の中で花粉を媒介するミツバチなどの生物の役割が重要であることを認識するための日」として、2017年に制定されました。スロベニアにおける近代養蜂の先駆者であるアントン・ヤンシャという人物の誕生日が、5月20日であったことが由来となっています。
まだ日本ではあまり知られていないものの、国際的には地球の環境に関わる重要な記念日と捉えられています。今後SDGs(持続可能でよりよい世界を目指す国際目標)の意識が広まるとともに、認知度が上がるでしょう。
はちみつの日
「はちみつの日(8月3日)」は、1985年に決められた記念日です。はちみつ全日本はちみつ協同組合と日本養蜂はちみつ協会(現「日本養蜂協会」)が、健康食品としてのはちみつの魅力を広く知ってもらうことを目的に記念日を設けました。由来は、ミツバチの日と同じく、「8(はち)」「3(みつ)」という語呂合わせです。

なお、記念日ではないものの「3(み)」「2(つ)」「8(はち)」という語呂合わせから、3月28日にセールを行うはちみつ屋・お菓子屋も見られます。

子どもに伝えたい!ミツバチの日にまつわる雑学

はちみつを作るミツバチは、太古の昔から人間の生活と深い関わりを持つ昆虫でした。世界各国の遺跡からはちみつ採取の痕跡が見つかっているだけでなく、多くの神話や伝説も残されています。

日本においても、約1400年の書物「日本書紀」にミツバチや養蜂についての言及が見られ、奈良時代以降の文献にも貢物としてのはちみつが登場しました。

以下では、古くから人々に親しまれてきたミツバチの生態や、人間との関わり・生態系への影響などを解説します。

ミツバチの生態

ミツバチは、六角形の小部屋が規則正しく並ぶ巣を作り、群れで生活する社会的な昆虫です。巣で暮らすミツバチは、女王蜂・働き蜂など役割分担されています。

種類性別特徴と役割
女王蜂メス群れに1匹だけ存在し、産卵を担うメスの蜂です。寿命は1~8年程度であり、1日1,000~2,000個の卵を産むと言われています。
働き蜂メス1つの群れに2~5万匹いると言われているメスの蜂です。幼虫の世話・エサ集め・巣の掃除・巣の見張りなどさまざまな役割を果たします。寿命は1~3ヶ月と通常は短いですが、活動しない冬越しを含めると半年以上生きる個体も見られます。
雄蜂オス群れの1割ほど存在するオスの蜂の仕事は、女王と交尾することです。交尾を終えると命を落とすため、寿命は1ヶ月程度と言われています。

日本には在来種であるニホンミツバチと外来種のセイヨウミツバチが暮らしており、それぞれ上記のような群れを形成します。

なお、はちみつは、幼虫のエサや巣に蓄える保存食として働き蜂が集めた蜜です。もとは花の蜜ではあるものの、働き蜂が体内に取り込んでから、巣で吐き出すまでの過程で、とろりとした「はちみつ」に変化すると言われています。

ミツバチの重要な役割

ミツバチが人間にとって有益である理由は、はちみつを作ること以外にもあります。ミツバチが、地球上の多くの植物の受粉を助ける受粉媒介生物(ポリネーター)として大きな役割を果たしていることです。

もちろん、ミツバチが花粉を運ぶ植物には農作物も含まれており、ミツバチが全滅してしまうと世界的な食糧危機が起きると言われています。さらに人間だけでなく、生態系全体に大きな影響を及ぼし、植物を中心とした多くの種が滅びる可能性も否めません。

近年、ミツバチの生息数は減少傾向にあるため、ミツバチの保護や環境保全が呼びかけられています。

【保育士・保護者向け】子どもと一緒にミツバチの日を楽しむアイデア

保育士や保護者に向けて、ミツバチの日に子どもたちと過ごすアイデアを紹介します。なお、ここでは紹介しない、次の二つのアイデアについては注意が必要です。

はちみつを使ったお菓子づくりミツバチの観察
1歳下の乳児にはちみつを食させることは禁忌とされています。また、2歳以上の子どももアレルギーを起こす可能性があるため、集団での飲食行事は避けましょう。ミツバチを刺激すると刺される危険性があります。どうしても実物を見せる必要がある場合は、昆虫館などの施設に訪れるか、観察箱に入れて観察しましょう。

ミツバチに関する絵本の読み聞かせ

ミツバチは、黒と黄色の特徴的な色を持ち、他のハチに比べて小さく親しみやすいことから、たくさんの絵本に登場します。以下では、ミツバチをテーマとした絵本を3つ紹介します。

みつばちマーヤのぼうけん(作:本田 久作 絵:宮川 治雄・岡部 順)
ミツバチの女の子「マーヤ」が、働き蜂として試練を乗り越え成長していく姿が描かれています。『はじめての世界名作絵本シリーズ』の1冊であり、鮮やかな色と広く親しまれるストーリーが特徴です。
ふらふらみつばち(作:うえきまさのぶ 絵:かとうようこ)
主人公の「みつばちくん」がやってきた街には、食べ物となる花があまりありません。みつばちくんはお腹がすいてふらふらになってしまいます。ミツバチの目を通して都会における自然の少なさが描かれている作品です。
ミツバチ だいすき ぼくのおじさんはようほう家(作:藤原 由美子 絵:安井 寿磨子)
主人公は養蜂家のおじさんから手紙をもらい、養蜂場の仕事を手伝うことになります。主人公の体験を通して、ミツバチの生態や養蜂の仕事内容など、さまざまなことを学べる絵本です。

上から順に、1~2歳向け・3~4歳向け・5~6歳向けの内容となっています。

ミツバチの工作・折り紙

ミツバチは工作・お絵かきのモチーフとしても扱いやすく、「黄色と黒の縞模様」「羽」「触覚」「針」などの特徴を捉えれば、小さな子どもにも表現できるでしょう。

折り紙などでも簡単に作ることができるため、ぜひ子どもたちと一緒に挑戦してください。なお、黄色の折り紙が大量に必要となる場合、単色でまとめ買いすることがおすすめです。

また、壁を空に見立て、紙で作ったミツバチを子どもたちと一緒に貼り付ける壁画づくりも、手軽に楽しめるでしょう。

童謡「ぶんぶんぶん」の合唱

ミツバチにまつわる歌や童謡はたくさん作られています。その中でも特に有名な「ぶんぶんぶん」を、ミツバチの日に子どもたちと一緒に歌ってはいかがでしょうか。

ミツバチ日である3月8日を含む週や月の歌として、合唱の練習をすることもおすすめです。また、情景が豊かな曲であるため、歌を聞いた子どもたちに、ミツバチの様子をイメージしてもらうという楽しみ方もあります。

まとめ

ミツバチの日は、全日本はちみつ協同組合と日本養蜂はちみつ協会(現「日本養蜂協会」)によって、3月8日に設けられた記念日です。ミツバチの日には、子どもたちと一緒にミツバチについて学び、絵本の読み聞かせ・工作・童謡の合唱などを行うことがおすすめです。

「ほいくらし」ではミツバチの日以外にも、さまざまな記念日や行事についての情報を掲載しています。保育園や家庭で、子どもと楽しく過ごすアイデアをお探しの方はぜひご覧ください。

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