ミュージックの日の意味とは?子どもと一緒に音楽に親しむアイデア

ミュージックの日の意味とは?子どもと一緒に音楽に親しむアイデア

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子育てに励む保護者や保育士の中には、「ミュージックの日」という言葉を耳にして、どのような日なのかと疑問を持った人もいるでしょう。ミュージックの日は、日本の音楽文化に関する記念日です。近年は、カレンダーや暦の本に登場することが多くなり、ミュージックの日の認知度が徐々に高まっています。

当記事は、ミュージックの日の意味や由来について解説します。保育園や家庭で記念日を楽しむアイデアも取り上げるため、子どもと有意義なミュージックの日を過ごしましょう。

ミュージックの日とは?ミュージックの日の意味・由来を解説!

ミュージックの日とは、日本の音楽文化の魅力や音楽家の活動を広く知ってもらうことを目的とした記念日です。1991年、音楽関係者の労働団体「日本音楽ユニオン」によって制定されました。日にちはミュージック(319)の語呂合わせで3月19日となります。

日頃から音楽に親しんでいても、クラシックコンサートやオーケストラを聴きに行く人は少ないのではないでしょうか。「音楽家による生演奏を聴いてもらい、音楽のすばらしさや楽しさを共有したい」という思いから作られたのが、ミュージックの日です。

ミュージックの日には、日本音楽ユニオンに在籍するオーケストラ団員やジャズミュージシャン、音楽プロデューサーなどによるコンサートやイベントが全国各地で開催されます。ここ数年は「春を呼ぶコンサート」といわれ、たくさんの人々に親しまれるようになりました。

子どもに伝えたい!ミュージックにまつわる豆知識

3月19日は、ミュージックの日にちなんで音楽に関して理解を深めましょう。「そもそもミュージックがどのように生まれたのか」という概要を知っていれば、子どもに音楽の魅力をあますことなく伝えられます。

ここでは、保育士や保護者が知っておきたいミュージックにまつわる豆知識を3つ紹介します。

ミュージックの語源はギリシア語の「女神」

ミュージックの語源は、ギリシア語で女神を意味するミューズ(Muse)です。ミューズは、ギリシア神話において詞や音楽の神として知られています。

最も偉大とされた主神ゼウスと、女神ムネモシュネの間に生まれたミューズは9人姉妹でした。彼女らは美しい容姿と優れた歌・踊りの才能を持っており、おごり高ぶる詩人や楽人による挑戦にもたびたび打ち勝ったというエピソードがあります。アメリカやヨーロッパ諸国で音楽を意味する言葉「Music」には「Muse」とよく似たスペルが使われおり、ルーツや影響を窺い知ることができます。

また、ミューズは文芸や学問の神としても崇められていました。今日用いられるミュージアム(博物館)や、アートミュージアム(美術館)といった言葉も、ミューズと結びつきがあります。

紀元前の古代文明から存在するミュージック

音楽の文化は、紀元前の古代文明から存在していました。古代ギリシアでは、紀元前1000年頃から音楽が始まったとされています。さらに時代をさかのぼると、紀元前3000年頃のメソポタミアの文化にも音楽の形跡を見つけることができます。世界最古とされる文明遺跡からは、リラやハープ、太鼓が彫られたレリーフが発見されています。

同じく、紀元前3000年頃の古代エジプト文明でも音楽が演奏されていました。ナイル川の恩恵を受けて暮らしていた人々は、祭りや儀式の際に音楽を盛んに演奏していました。遺跡の壁画には、リラやクラリネット、あしの縦笛などが描かれています。

音楽と生活様式の結びつきは、いつの時代も密接です。古代文化には喜びや悲しみを表現した歌だけでなく、子守歌や神に崇める歌など、さまざまな音楽があったことが明らかになっています。

日本のミュージックの元祖は古代の歌謡

日本のミュージックの元祖は、古代に流行した歌謡です。宮廷で歌謡が親しまれていたことが、古事記や日本書紀に記されています。飛鳥時代以降には、朝鮮や中国といった諸外国から外来音楽が日本に入ってきました。さまざまな音楽文化の影響を受ける中、日本の伝統音楽「雅楽」が生まれます。雅楽は管絃と打楽器による合奏音楽です。

中世の頃には、能楽や狂言といった民衆芸能が広く浸透し、三味線の伴奏に合わせて詞章を語る浄瑠璃が人気を博します。明治時代には西洋文化がなだれ込み、日本の伝統音楽は衰退していきます。しかし、昭和時代には演歌が生まれ、たくさんの人々に親しまれました。

現代の日本では、ポップやロックといったアメリカ発祥の音楽が中心ではあるものの、日本古来の音楽も伝統芸能の一つとして大切に継承されています。

【保育士・保護者向け】子どもと一緒にミュージックの日を楽しむアイデア

記念日のイメージをわかりやすく伝えれば、子どもと一緒にミュージックの日を楽しむことができます。たとえば「ミュージックの日はみんなで音楽をもっと好きになろうねっていう日なんだよ。お歌遊びをして一緒に楽しもうね」と伝えるとよいでしょう。言葉を覚えたての子どもに伝える際は、噛み砕いた表現を用いることがポイントです。

最後に、子どもとミュージックの日を楽しむアイデアを2つ紹介します。

リズム遊びでミュージックに親しむ

リズム遊びとは、音楽を聞きながらリズムに合わせて身体を動かす遊びです。子どもの年齢によって遊び方は異なり、手拍子だけの場合もあれば全身を使って踊る場合もあります。

【0~1歳のリズム遊び】

スキンシップを意識して、子どもと楽しい時間を共有しましょう。陽気でわかりやすい選曲を心がけることもポイントです。

おすすめの曲
なべなべそこぬけ手をたたきましょう大きな栗の木の下で

【2~3歳のリズム遊び】

真似っ子遊びを取り入れながら、いろいろな動きにチャレンジしてみましょう。複雑な動作があるときは、慣れるまでゆっくりとしたペースで行うことがポイントです。

おすすめの曲
おべんとうばこのうたおおきなたいこ線路は続くよどこまでも

【4~6歳のリズム遊び】

全身を使って、ダイナミックに表現しながら遊びましょう。大きな動作を伴うため、子ども同士の接触や転倒などに気をつけます。

おすすめの曲
幸せなら手をたたこうセブン・ステップスはたらくくるま

リズム遊びがもたらす効果は、音感やリズム感が磨かれることだけではありません。運動能力や表現力、協調性、集中力などもリズム遊びの中で自然と身につきます。ミュージックの日を機会に、日常的にリズム遊びを取り入れてみましょう。

身近な材料で楽器を手作りする

身近な材料を使って楽器作りをすることもおすすめです。楽器の手作りはお金がかからず、手軽にできることが魅力です。子どもは「作ること」「演奏すること」を同時に楽しめ、音楽をより近くに感じられるでしょう。

下記では、幅広い年齢の子どもが楽しめる「紙コップで作るマラカス」を紹介します。

材料・道具
紙コップ(2つ)ストロー折り紙ハサミのりテープ
作り方
(1)折り紙をハートやお花、動物などの形に切っておく
(2)ストローは、1センチずつ細かく切る
(3)2つの紙コップに、折り紙を貼って装飾する
(4)片方の紙コップの中にストローを入れる
(5)もう片方の紙コップで、口を合わせるようにテープで固定する

紙コップのマラカスが完成したら、音楽に合わせて演奏してみましょう。マラカスは、振る力や中身によって「シャカシャカ」や「カラカラ」といった具合に音が変わります。ビーズやどんぐりなど、いろいろな材料で試してみましょう。

紙コップで作るマラカスは、クリスマスや誕生日会でも活用できます。乳児や小さな子どもには、紙コップの代わりに写真用のフィルムケースを使うと手に収まり、持ちやすくなります。

まとめ

ミュージックの日とは、日本の音楽文化や音楽家の活動を広く知ってもらうための記念日です。ギリシア語の女神が語源となるミュージックは、紀元前の古代文明から存在していました。日本におけるミュージックの元祖は、古代の歌謡です。ミュージックの日には、子どもと一緒にリズム遊びや楽器作りをして過ごしましょう。

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