【1歳児10月】個人案の文例/月齢別

秋晴れが心地よく、戸外遊びにもってこいの10月。待ちに待った運動会に向けて、無理なく活動を進めていきたいですね。この記事では、1歳児10月の個人案の文例をご紹介します。
1歳7ヶ月・1歳8ヶ月・1歳9ヶ月
子どもの姿
- 追いかけっこやトランポリンなど、全身を使った遊びを好む
- 好きな食材があるとき、お腹がすいているときの食事は進みが早い
- お友だちの名前を覚え、見つけると名前を呼び合う
- 気に入らないことがあったときに玩具を投げてしまう
ねらい・内容
- 戸外で秋の自然を感じながら散策を楽しむ
- スプーンやフォークを使って、こぼさず食べる
- お友だちと同じ遊びを楽しむ
- 思ったことを言葉や仕草で伝えようとする
援助・配慮
- ビニール袋を持参し、秋ならではの自然物を持ち帰れるようにする
- お皿を傾けると食べやすいこと、両手で持つと安定することなどを伝える
- 使用する玩具は多めに用意し、取り合いを防ぐ
- 子どもの言葉に足りない部分をさりげなく補足し、思いの伝え方を知らせていく
振り返り
- 公園では自由に歩き回り、秋ならではの自然に興味を示していた
- 持ち帰ったどんぐりを箱に貯めることを喜んでいるため、どんぐりを使った製作を取り入れて興味を広げられるようにしたい
- 次の活動を知らせると、必要なものを自分で持ってくるようになった
- お友だちが使う玩具を欲しがることが多いため、同じ遊びを楽しめるよう玩具の数に注意したい
1歳10ヶ月・1歳11ヶ月・2歳0ヶ月
子どもの姿
- 戸外遊びのあとに手を洗うと、そのまま水遊びになる
- 「すっぱい」「あまい」など、表情豊かに味を表現する
- 保育者が声をかけると、カバンやタオル、エプロンなど必要なものを持ってくる
- 単語数はまだ少ないが、ジェスチャーや雰囲気で思いを伝え合いよく笑う
ねらい・内容
- 運動会の練習を通して、体を動かす楽しさを味わう
- 身の回りで必要なものを、自分で準備しようとする
- 食事や睡眠のリズムを整え、健康に過ごす
- お友だちと同じ玩具で遊ぶことを楽しむ
援助・配慮
- 運動会用の体操を楽しんでおこなえるよう、活動のなかでさりげなく体操のBGMを流す
- がんばって着脱する姿を見守り、ボタンなど難しいところは適切に援助する
- 日中にしっかり戸外で体を動かし、心地よく午睡できるようにする
- 子どもが集中して遊んでいるときはその様子を見守り、保育者が声をかけたりいっしょに遊んだりするタイミングを見計らう
振り返り
- 朝晩の寒暖差があったが、その都度衣服を調節することで大きく体調を崩すことなく過ごせた
- 自分でしたりしなかったり、気分により波があるが、その都度子どもの様子を観察して適切に援助できるようにする
- 運動会では不安そうな表情を見せていたが、音楽が鳴ると自然と体が動く様子があった
- お友だちと手をつないだり、抱きついたり微笑ましい姿が見られるが、トラブルにつながることもあるため距離感を確認していく
2歳1ヶ月・2歳2ヶ月・2歳3ヶ月
子どもの姿
- 運動会で披露する体操をすぐに覚え、音楽がかかるとうれしそうに踊る
- お友だちが楽しそうなことをしていると近くに寄り、同じ遊びを真似しようとする
- 衣服の着脱など、すべて自分でしたいがうまくできず苛立つ姿がある
- 保育者が言った言葉をうれしそうに真似る
ねらい・内容
- 戸外遊びやお散歩を楽しみ、思いっきり体を動かす
- 絵本を通して、秋の食べ物に親しみを持つ
- 運動会の場で楽しく体操を披露する
- 保育者やお友だちとの言葉のやりとりを通して、語彙力を増やす
援助・配慮
- 朝との気温差が大きいため、こまめに衣服を調整できるようにする
- さまざまな絵本を用意し、自ら好きなものを選べるようにする
- 保育者が率先してリズムを全身で表現し、楽しさを伝える
- 保育者が言葉を代弁、補足していくことで、やりとりの広がりを促す
振り返り
- 日中はポカポカ暖かい日が続き、外で思いっきり走り回ることができた
- おいもの絵本を気に入り、自分で繰り返し見たり「読んで」と持ってきたりする様子があるため、何度も読み聞かせて満足感が得られるようにする
- 戸外に出ると、木の実をうれしそうに持ち帰る姿があったため、自然物を使った製作を取り入れていきたい
- 「かして」と言ってもかしてもらえない経験から、玩具を無理に取り上げるトラブルがあったため、タイミングよく仲立ちできるようにする
2歳4ヶ月・2歳5ヶ月・2歳6ヶ月
子どもの姿
- 食べるときや着替えるときなど、とにかく「自分で」にこだわる姿がある
- 楽しそうな遊びをするお友だちの側に座り、その様子をジッと見つめる
- 園庭に出ると遊具ではなく自然物や虫を探すことを好む
- トイレに行きたくなったら保育者に伝え、もらすことが減ってきている
ねらい・内容
- 自分でしたいという気持ちを持ち、一人でできた喜びを感じる
- お皿に乗る食材の名前を知り、食事を楽しむ
- 戸外に出かけ、秋ならではの自然を感じる
- 運動会の練習を通して、体を動かす楽しさを味わう
援助・配慮
- うまくできなかったときの悔しい気持ちに寄り添いつつ、どこまでいっしょにするか確認しながら援助する
- 食材が描かれたイラストを見ながら、さまざまな名前を覚えられるようにする
- 戸外に出るときは、どんぐりや木の実などが豊富な公園を選び、秋を感じられるようにする
- なじみのある曲を用意し、お友だちと歌ったり踊ったりする楽しさを味わえるようにする
振り返り
- できないことがあると機嫌が悪くなるが「ここまでできたね」「あとちょっとだ! 」と前向きな声をかけると最後までやってみようとする姿が見られた
- 家で食べたものを教えてくれたり、給食で好きな食材が出たときに知らせてくれたりする
- 排便はまだ難しいが、排尿はほぼ自立しているため、1日布パンツで過ごすことになった
- 運動会では人の多さにビックリして泣いてしまったが、保育者が側にいることで後半は泣かずに参加することができた
まとめ
1歳児の10月は、心地よい気候のなか思いっきり体を動かすチャンスです。運動会の練習のほかにも、遊具や玩具で遊んだり、自然物を見つけに戸外を散策したり、さまざまな活動を取り入れたいですね。

山本 あやか(保育士ライター)
保育士・幼稚園教諭資格を持つ2児の母。保育士歴10年、現在はライターとして活動中。
保育士経験を活かし、季節の行事に家族で手作りの飾りつけを楽しむのが趣味。
Instagram:@hoik_aya___


