【1歳児1月】個人案の文例/月齢別

新年を迎え、久しぶりの登園でどこか不安そうな子どもが多い1月。保育者やお友だちと楽しく遊ぶ時間を十分に確保し、安心して登園できるようにしたいですね。この記事では、1歳児1月の個人案の文例をご紹介します。

この記事の執筆者
山本 あやか(保育士)
保育士・幼稚園教諭資格を持つ2児の母。保育士歴10年、現在はライターとして活動中。保育士経験を活かし、季節の行事に家族で手作りの飾りつけを楽しむのが趣味。
Instagram:@hoik_aya___
1歳10ヶ月・1歳11ヶ月・2歳0ヶ月
子どもの姿
- 新年を迎え、久しぶりの登園に不安な表情を見せる
- 好きな遊びに夢中になっているときはお片付けを嫌がり苛立つ
- 「コンコンクシャンのうた」を気に入り、よく口ずさむ
- 「ちっちでた」と、排泄を保育者に知らせる
ねらい・内容
- 休み明けはゆったり過ごし、生活リズムを整える
- 食材の名前を覚えながら食事に親しみを持つ
- 意欲的に排泄に向かう
- さまざまな素材に触れることを楽しむ
援助・配慮
- 保護者と子どもの体調や生活リズムについて情報を共有する
- 「これは?」の問いに答えながら、楽しく食事できるようにする
- おむつやズボンの着脱時は軽く手を添え、自分でできた満足感を味わえるようにする
- 粘土で遊ぶときは子どものペースを大切にしながら、興味を引き出せるような関わりを意識する
振り返り
- 寝不足な様子があったため、2日程度午前睡を取り入れて生活リズムを整えた
- スプーンの持ち方が安定してきたため、こぼすことが少なくなっている
- 排泄への意欲にはムラがあるため、成功体験を増やせるようにする
- 粘土の感触を嫌がる様子があったが、袋の上から触ることには興味を示していたため今後も無理せず活動できるようにする
2歳1ヶ月・2歳2ヶ月・2歳3ヶ月
子どもの姿
- 久しぶりの登園で照れた表情を見せる
- 風邪が流行し、早退や欠席が増える
- 好きな乗り物の名前を覚えて、繰り返し保育者に知らせる
- 平均台やマットでの活動を好み、積極的に楽しむ
ねらい・内容
- 久しぶりの登園でも安心して過ごせるようにする
- 感染症予防のため手洗い・うがいを徹底する
- 言葉で思ったことを伝えようとする
- 寒い中でも体を動かす楽しさを味わう
援助・配慮
- 1対1でのスキンシップを多く図る
- 冬の感染症の特徴や現在の流行状況を知らせ、体調に変化があったときに早めに対応できるようにする
- 子どもの言葉を待ち、伝えきれない言葉を補えるように関わる
- 段差を使ったジャンプなど、安全に体を動かせるよう手が届く範囲で見守る
振り返り
- 子どもに優しく声をかけることで、休み明けでも環境にすぐに慣れた様子がある
- 風邪症状が長引いたが、保育園では元気に過ごせた
- 保育者やお友だちと会話を楽しむ姿もあったが、思いが伝わらないことに苛立ってしまう
- 平均台を怖がる様子があるが、保育者が手を添えると余裕を持って楽しむことができる
2歳4ヶ月・2歳5ヶ月・2歳6ヶ月
子どもの姿
- 久しぶりの登園でも不安な様子はなく、元気な笑顔を見せる
- 苦手な献立の日は口を閉じ、目をつむったり顔を伏せたりする
- 「やめて」と言葉で伝えようとする
- ブロック遊びを好み、高く積んだり色別に分けたりする
ねらい・内容
- お正月ならではの遊びを楽しむ
- 午前中の活動を増やし、空腹感を持って食事の時間を迎えられるようにする
- 気持ちを言葉で伝えようとする
- ブロックや積み木を使った遊びを楽しむ
援助・配慮
- 福笑いなどの遊びは大きな見本を作り、子どもたちに楽しさを分かりやすく伝えられるようにする
- 外に出られないときでもホールで体操をおこなうなど、十分に体を動かす機会を確保する
- 子ども同士で思いがぶつかるときは、保育者が代弁して思いを言葉にする見本を見せられるようにする
- ブロック遊びを側で見守り、イメージしたものを作り上げていけるよう必要に応じて手助けする
振り返り
- 連休明けも体調や生活リズムを崩すことなく登園できた
- 寒い中でも体を動かすことを好んでいるため、積極的に取り入れたい
- お友だちと顔を合わせながら、同じ遊びを楽しむ様子が見られた
- 玩具を積み上げ完成させることに喜びを感じ、繰り返し楽しんでいる
2歳7ヶ月・2歳8ヶ月・2歳9ヶ月
子どもの姿
- 元気な笑顔で登園し、お友だちとの遊びを楽しみにしている
- 「おいしいねぇ」と言いながら、食事を楽しむ
- 大きなボタンははめられるが、小さいボタンは苦戦する
- 苦手なものや活動は後ずさりして「いらない」「しない」と言う
ねらい・内容
- 体を十分に動かし、さまざまな動きに慣れる
- 食事のマナーを守りながら食べることを楽しむ
- シール貼りなど指先を使った遊びを楽しむ
- できたことを増やし満足感を持つ
援助・配慮
- 遊具や巧技台を使い、積極的に体を動かす機会を設ける
- 話しに夢中になって食べるのが遅くならないよう、適宜声をかける
- シールや毛糸、紙粘土など、いつでも好きな遊びを楽しめるよう準備しておく
- 自分でやってみたい気持ちや、甘えたい気持ちに寄り添い、適切な援助ができるようにする
振り返り
- 巧技台からのジャンプが一度できると、自信を持ち何度も繰り返す姿が見られた
- 米粒を残さないよう丁寧に集めるが、時間がかかってしまうためタイミングを見て介助できるようにする
- 手が汚れることを嫌がる様子があるため、手拭きタオルを用意して気持ちよく遊べるようにする
- パジャマのボタンは必ず自分でやり遂げたいという思いがあるため、早めに着替えを始めて最後まで自分でできるようにする
まとめ
1歳児の1月、年末年始の休み明けに登園を渋ったり、不安定になったりする子どもが多くなります。ゆったりスキンシップを多く図り、安心して過ごせるようにしたいですね。


