【2歳児5月】個人案の文例/月齢別

新しいクラスにも慣れ、少しずつ行動が活発になってくる5月。自己主張が強くなることで、お友だち同士のトラブルも頻繁に見られるようになります。気持ちを言葉にしたり、お友だちの声に耳を傾けたりできるように関わっていきたいですね。この記事では、2歳児5月の個人案の文例をご紹介します。

この記事の執筆者
山本 あやか(保育士)
保育士・幼稚園教諭資格を持つ2児の母。保育士歴10年、現在はライターとして活動中。保育士経験を活かし、季節の行事に家族で手作りの飾りつけを楽しむのが趣味。
Instagram:@hoik_aya___
Blog:https://hoik-aya.com/
2歳2ヶ月・2歳3ヶ月・2歳4ヶ月
子どもの姿
- 生活リズムが整い、健康に過ごす
- 簡単な二語文が増え、気持ちを表現できるようになる
- 着替えや手洗いなど、自分でできることが増える
- お砂場遊びを好み、座り込んで夢中になって遊ぶ
ねらい・内容
- 保育者と安定した関係を築き、安心して過ごす
- 「自分で」の気持ちを尊重し、できたことで達成感を味わう
- 好きな遊びや活動を繰り返し、のびのびと取り組む
- お散歩に出て草花や虫を見つけて楽しむ
援助・配慮
- 連休明けの体調を把握し、ゆったりすごせるようにする
- できたところまでを褒め、次も意欲的にチャレンジできるようにする
- 遊びのエリアを分け、好きな場所で集中して遊び込めるようにする
- 子どもにとって身近な自然に触れることで、好奇心を引き出せるようにする
振り返り
- 連休明けは少し寝不足な様子だったが、室内でのんびり過ごすことでリズムを取り戻せていた
- うまくいかないことがあると全部投げ出しそうになるため「ここまでできてるよ!」と声をかけるようにする
- お友だちに対して「いっしょにしたい」「貸してほしい」と思っても見ているだけのことが多く、言葉はまだかけられない様子がある
- タンポポやダンゴムシに興味を持ち、見つけたらお友だちと観察を楽しんでいた
2歳5ヶ月・2歳6ヶ月・2歳7ヶ月
子どもの姿
- 新しいクラスでの生活にも慣れ、のびのびと過ごす
- できることもやってほしいと甘える姿がある
- 食欲旺盛で給食もおやつもしっかりおかわりする
- こだわりが強く、思い通りにするために強く自己主張する
ねらい・内容
- しっかり甘えることで情緒を安定させる
- 身の回りのことを積極的におこなう
- こいのぼりの集いに参加して季節行事に興味を持つ
- お友だちとのやりとりのなかで、相手の声に耳を傾ける
援助・配慮
- 甘えたい様子があるときは思いを受け止め、安心感を得られるようにする
- 脱いだ服を広げておくなど、持ち物の始末に向かいやすいようにする
- 歌や絵本などを通して、こいのぼりに触れる機会を増やす
- お友だちと思いがぶつかる様子があれば、仲立しながら言葉を引き出せるようにする
振り返り
- 連休明け、自分でできることでも甘える様子があったが、一時的なものとしてしっかり欲求を満たすようにした
- 次の活動に早く向かいたい気持ちから、荷物の整理や手洗いが雑になることがある
- お友だちとのトラブルも多かったが、その都度保育者の仲立ちで思いを言葉にできるようになってきた
- 来月より父親の単身赴任が始まるため、情緒面に留意する
2歳8ヶ月・2歳9ヶ月・2歳10ヶ月
子どもの姿
- 担当保育者にしっかり思いをぶつける
- 好き嫌いが多く、理由をつけて口にしようとしない姿がある
- お友だちに憧れてトイレに向かう
- 三輪車で遊ぶことを好み、戸外に出ることを楽しみにしている
ねらい・内容
- 戸外に出て春の自然に触れたり、思いっきり体を動かしたりする
- 野菜に関する絵本を読み、苦手な食材にも親しみを持つ
- 活動の節目に意欲的にトイレに向かう
- ごっこ遊びのなかでお友だちと簡単な会話を楽しむ
援助・配慮
- 疲れた様子があれば、落ち着いたスペースで過ごす時間を持てるようにする
- 苦手な食材は無理強いせず、気持ちが向いたときに褒めて自ら食べられるように関わる
- 仲のいいお友だちと、楽しくトイレに向かえるように声をかける
- お友だちとの会話が広がるよう、保育者が仲介していく
振り返り
- 連休明け、少し登園を嫌がる素振りを見せたがすぐに馴染んでいた
- 苦手だった人参も、絵本のキャラクターと同じであることを知りメニューによっては口にできるようになった
- トイレに行き、お気に入りのシールを確認することがルーティンになっている
- 戸外に出ると仲のいいお友だちを誘うが、三輪車の順番でもめることが多い
2歳11ヶ月・3歳0ヶ月・3歳1ヶ月
子どもの姿
- 気になることを「なんで」「どうして」と聞き答えを求める
- 家族との出来事を保育者に一生懸命伝えようとする
- トイレでの排泄にも慣れ、自分のタイミングで向かう
- 一人で遊ぶことを好み、自分の好きなように遊びを展開していく
ねらい・内容
- 会話や質問を通して、保育者とのやりとりを楽しむ
- 自分の気持ちを言葉で表現する
- お手伝いを通して、自立心や達成感を育む
- ボールやマットを使った運動を楽しむ
援助・配慮
- 子どもの問いかけには丁寧に応じ、興味が広がるような声かけをおこなう
- 一生懸命話そうとしているときは、次の言葉を急かさず待てるようにする
- 机を拭いたりイスを片付けたりする簡単なお手伝いを用意して、自分でできた喜びを感じられるようにする
- 苦手なことは保育者がいっしょに取り組むことで、苦手意識を取り除く
振り返り
- 会話に丁寧に応えることで、それぞれの興味・関心が見えた
- 慌てて話そうとして言葉に詰まることが多いため、余裕を持って向き合い安心して話せる雰囲気作りを意識した
- 保育園でのお手伝いが習慣になり、家庭でも同じようにしている様子がある
- みんなの前で運動することへの苦手意識があるが、保育者がいっしょにおこなうことで抵抗感を減ってきている
まとめ
大型連休が明け、本格的に生活リズムが整い出す5月。暑くなる前にしっかり戸外で体を動かして遊ぶことが大切です。また、梅雨時期に向けて手洗いやこまめな着替えをおこない、清潔への意識を高めていきましょう。


