【1歳児6月】個人案の文例/月齢別

新しいクラスでの生活も落ち着き、保育者やお友だちとのやりとりも積極的におこなうようになる6月。梅雨時期を快適に過ごすため、室内遊びの環境をしっかり整えておきたいですね。この記事では、1歳児6月の個人案の文例をご紹介します。

この記事の執筆者
山本 あやか(保育士)
保育士・幼稚園教諭資格を持つ2児の母。保育士歴10年、現在はライターとして活動中。保育士経験を活かし、季節の行事に家族で手作りの飾りつけを楽しむのが趣味。
Instagram:@hoik_aya___
Blog:https://hoik-aya.com/
1歳3ヶ月・1歳4ヶ月・1歳5ヶ月
子どもの姿
- 一人歩きが始まり、不安定ながらも積極的に歩き回る
- 特定の保育者でなくても食事や睡眠をいやがらなくなった
- 食欲が旺盛で口に多く詰め込みすぎることがある
- 戸外遊びを好み、外に出れないとドアを叩いてアピールする
ねらい・内容
- 戸外や室内で体を十分に動かすことを楽しむ
- 手づかみで食べながらもスプーンを使うことに興味を持つ
- 保育者といっしょに好きな遊びに夢中になる
- 季節の音楽に親しみを持ち、体を揺らしながらリズムにのる
援助・配慮
- 歩行のバランスが十分ではないため、戸外では手をつないで転倒を予防する
- すぐに手に取りやすい位置にスプーンを置いておき、自由に使えるようにする
- 口に入れた玩具は都度消毒し、清潔に保てるようにする
- 梅雨ならではの歌を取り入れ、リズム遊びを楽しめるようにする
振り返り
- 体調を崩して1週間欠席が続いたため、泣いて登園する日が続いた
- お腹がすいていると食材を口に入れすぎるため、お皿に少しずつ分けたりスプーンで適量ずつすくったりできるように声をかける
- 気分がすぐれないときは抱っこが多くなるが、安心できるよう応えていく
- 先月までは「まま」のみの発語だったが「まんま」「くっく」「わんわん」「ちょうだい」など簡単な単語が増えてきている
1歳6ヶ月・1歳7ヶ月・1歳8ヶ月
子どもの姿
- お気に入りの保育者に甘え、膝にのって過ごすことを好む
- 遊びながらでも苦手な野菜も完食できる
- オムツで排泄するとすぐに仕草で知らせる
- 自分でできないことがあると怒ったり泣いたりする
ねらい・内容
- よく食べよく眠り、健康的な生活を送る
- 遊びを通してお友だちとの関わりをもつ
- 室内や戸外でしっかり体を動かすことを楽しむ
- 思いが伝わる心地よさを味わう
援助・配慮
- 食欲や寝起きの様子を観察し、食事や睡眠の量に過不足がないか調整する
- 保育者が遊びに招き入れ、お友だち同士のやりとりが活発になるように関わる
- 汗をかいている様子がないか確認し、心地よく過ごせるように空調を管理する
- 「いやだったんだね」「自分でしたかったんだね」など、気持ちを代弁することで伝わっている安心感を得られるようにする
振り返り
- 給食もおやつもしっかりおかわりするため、配膳量を調整できるようにする
- お友だちに玩具を取られるのがイヤで抱え込む様子がある
- 戸外では滑り台や砂場で過ごすことが多く、毎回満足そうにしている
- 二語文が増え、言葉で思いを伝えようとする姿がより多くなっている
1歳9ヶ月・1歳10ヶ月・1歳11ヶ月
子どもの姿
- 積み木遊びを気に入り、集中して遊び込む
- 器用に野菜を避けながら食べ進める
- 戸外に出ることを喜び、虫探しを楽しんでいる
- 製作活動では手が汚れることを極端に嫌がる様子がある
ねらい・内容
- 戸外での探索を楽しみ、自然物に興味・関心を持つ
- 完食する気持ちよさを味わう
- さまざまな活動に意欲的に参加する
- 食事や排泄、睡眠、着脱などの生活の流れを把握し、自分でできることをやろうとする
援助・配慮
- 戸外に出るときはビニール袋と図鑑を用意する
- 配膳量を調節し、完食する喜びを感じられるようにする
- どの活動もまずは保育者が楽しそうに参加することで、子どもの意欲を引き出す
- 次の活動を知らせ、見通しを持って自分のことを自分でできるようにする
振り返り
- 虫を観察したり、図鑑で見たりすることに夢中になっている
- 苦手な食べ物を一口食べたことが自信につながり、意欲的に食事できている
- トイレでの排尿に成功することが増え、日中はパンツで過ごす
- 衣服の着脱や手洗いなど、保育者が見守っていると主体的に取り組めていた
2歳0ヶ月・2歳1ヶ月・2歳2ヶ月
子どもの姿
- 好きな遊びに夢中になり、長く集中する
- 給食やおやつの時間になるとうれしそうにエプロンを持ってくる
- 戸外に出るとあれこれ指さし「これは?」と聞く
- お気に入りの保育者に甘え、抱っこしてもらうことで安心した表情を見せる
ねらい・内容
- 戸外での探索活動を楽しむ
- スプーンやフォークを使って最後まで食べようとする
- 保育者に誘われ、嫌がらずにトイレで排泄する
- 思っていることを言葉にして伝えようとする
援助・配慮
- 保育者が先に探索する姿を見せ、好きなものに夢中になれるようにする
- 食器に手を添えると食べやすくなることを知らせる
- 「自分でしたい」という気持ちを大切にできるよう、支度の時間には余裕を持っておく
- 会話に出てくる内容を保護者と共有し、双方から語彙の習得を促していく
振り返り
- 「これなに?」と聞き関心が広がっているため、一つひとつ丁寧に対応していく
- 眠いときや疲れたときは保育者への甘えが強くなるため、午睡の時間を早めるなど調整できるようにする
- 雨が続き室内で過ごす時間が増えているためか、些細なことでイライラして泣いたり怒ったりしている様子がある
まとめ
保育園での生活にも慣れ、安定して過ごせるようになる6月。晴れの日は戸外に出てしっかり体を動かし、雨の日はカタツムリやカエルの観察など、この季節ならではの活動を取り入れることが大切です。


