保育士の目標設定とは?わかりやすい経験年数別の書き方例文やポイント

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保育士は、国家資格が求められる専門職であり、子どもの成長を支える責任ある仕事です。だからこそ、常に自分を成長させ、子どもたちや保護者と適切に接する必要があります。
保育士が「保育の専門家」として成長するためには、目標を設定したうえで自己評価や振り返りを行うことが大切です。しかし、保育士は経験年数によって求められる役割やスキルが異なるため、「自分に合った目標がどういったものかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、保育士にとって目標設定が重要な理由や、保育士に期待される役割、目標の例文などを紹介します。自分に合った目標の立て方を知りたい方は、参考にしてください。
なぜ保育士は「目標設定」が重要なのか?

保育士としてスキルアップするためには、自分なりの「目標設定」が欠かせません。目標には次の3つがあります。
| 短期的目標 | ・2~3か月程度で達成可能な目標 (まずクリアしたい身近な目標) |
| 中期的目標 | 1年程度で達成可能な目標 (現状のスキルと将来像をつなぐための目標) |
| 長期的目標 | 3~5年程度で達成可能な目標 (将来たどりつきたい具体的な目標) |
モチベーションを保ち、やりがいを感じて仕事を続けるためには、目標を設定して具体的な行動に結びつけることが大切です。目標を設定した後は、「どこまで達成できたか」「次の目標は何か」などの自己評価を行うことで、さらなるステップアップを図りましょう。
以下では、保育士にとって目標設定が重要な理由を解説します。
自分の課題を見つけやすくなる
目標を立てると、保育士として不足している点や、改善すべき点を客観的に見ることができます。また、目標の達成を目指して仕事と向き合うと、苦手分野・得意分野も見つけやすくなります。子どもたちへの対応や事務処理といった普段の業務のなかでも、苦手分野の対処法や得意分野の伸ばし方などを意識して、スキルアップにつなげていきましょう。
目標を達成すれば、自信だけでなく経験やノウハウも身につきます。それによってトラブルや失敗を避けやすくなれば、日々の仕事にも余裕が生まれるでしょう。
モチベーションの向上につながる
設定した目標を達成すると、自分の成長を実感できるため、モチベーションが格段にアップします。
保育士として働くなかには、業務量の多さや体力を使う活動の多さ、安全対策への配慮など、心身に負担がかかる要素がたくさんあります。そのため、モチベーションを保ちながら仕事を続けるのは、決して簡単ではありません。
しかし、短期的な目標を設定して、達成感や成功体験を積み上げていくと、自然にモチベーションも高くなります。
自己評価の機会が増える
目標を設定した後は、立てた目標をどれほど達成できたのか、自己評価を行う必要があります。自分は何が達成できて、何が達成できなかったのかを振り返り、次のステップに役立てましょう。
自己評価のタイミングは、中期的目標・長期的目標なら3か月に1回程度、短期的目標の場合は1週間に1回がおすすめです。短期間で振り返りをし、目標を修正することで、中期的目標や長期的目標も達成しやすくなります。
後輩の育成指導に役立つ
設定した目標は、後輩を指導するときの目安としても役立ちます。勤続年数が長くなると、後輩の育成指導を任される場面も出てきますが、育成指導が初めてだと「何を指導してよいのか」「何を目指せばよいのか」がわからない可能性があります。しかし、新人のときに自らの目標設定をしておけば、それを参考に後輩が一人前になるまでのプロセスを考えられるはずです。
そうした活動を通じて、自身の目標設定の改善点に気づけば、後輩とともに自分も成長できるでしょう。
保育園全体の成長が見込める
ここまで個人の目標について解説してきましたが、保育園にも運営するうえでの目標があります。そして、その目標を達成するためには、所属している保育士の力が必要不可欠です。保育園全体の目標と個人の目標をうまくリンクさせれば、施設としての保育の質が向上し、保護者や地域からの信頼や評価にもつながるでしょう。 個人の目標を設定する際は、園の理念や方針に沿って実現可能な内容を考えていくと、双方の方向性にズレが生じにくくなります。
保育士が目標設定する流れ
保育士は、目標設定をすることでさまざまなメリットが得られます。ただし、漠然と目標を考えても、スキルアップやモチベーションアップには役立ちません。自分に合う目標を設定できるようになるには、3つの段階を踏む必要があります。
ここでは、保育士が目標設定をする際の流れについて解説しましょう。
STEP1:今の自分の状況を振り返る
現時点での自分の状況を振り返るためには、第三者の視点で考えることが大切です。反省点と今後の目標を明確化するために、客観的な視点で得意なこと・苦手なことを思いつく限り書き出し、自己分析を行いましょう。
「今の反省点と今後の目標を明確化する」というと、つい苦手なことに注目しがちですが、苦手なことを克服するだけだと、意欲が低下して目標達成のための行動を効率的に行えません。苦手なことを克服する目標と、得意なことを伸ばす目標を同時に設定すれば、スキルアップとモチベーションアップの両方につながるはずです。
<例>
- 担任業務2年目、やっと1年の流れが把握できてきたところ
- 先輩保育士や同僚と、うまく連携して保育できていると感じる
- 保護者対応に苦手意識があり、何を話してよいかわからない
STEP2:大きな目標と小さな目標を立てる
目標設定の際は、大きな目標とそれを細分化した小さな目標を立てましょう。大きな目標だけにすると実現までの道のりが遠く、挫折する可能性が高まります。一方で、大きな目標を達成するための小さな目標を立てれば、目標のハードルが下がって、努力を継続しやすくなります。成功体験を積み重ねれば、自信もつくでしょう。
現実的で達成しやすい目標設定にするためにも、大きな目標と小さな目標を同時に考えましょう。
<例>
- 大きな目標:保育士として信頼され、年長クラスの担任を任せてもらえるようになる
- 小さな目標:あいさつに一言プラスして、保護者と会話をする
STEP3:目標を達成するプロセスも考える
目標達成までの道筋を考えることで、そこに至るまでの自分の活動がイメージしやすくなり、より具体的に考えたり、動いたりできるようになります。目標を達成するプロセスを考える際は、「やるべきこと」を細分化してみましょう。何をやるべきかを細かく決めると、目標達成までの活動が明確化され、モチベーションも維持しやすくなります。
また、過去の経験やデータに基づいて、目標達成までの流れを予測しておくことも大切です。最初に道のりを見通しておくことで、効率的に目標の実現を目指せるでしょう。
<例>
- 朝の受け入れ時は余裕がないため、お迎えのときに声をかける
- 先輩保育士と保護者の会話を聞いて、会話のポイントを学ぶ
- 保護者からの問い合わせに丁寧に対応して、信頼してもらえるように努める
- 慣れてきたらクラスの保護者以外にも声をかけて、人となりを知ってもらう
保育士が目標設定する際のコツ
自分の現状に合っていない目標や抽象的な目標、高すぎる目標を設定すると、達成できない場合があります。達成の可能性を高めるためにも、コツを押さえた目標設定を行いましょう。
ここでは、保育士が目標を立てる際のコツを3つ取り上げて解説します。
目標が決まらない場合は、他人から自分の評価を聞く
今の状況を正確に知るには、自分で評価するだけでなく、他人からの客観的な意見を取り入れることも大切です。職場の先輩、上司、同僚などまわりからの評価や意見、よりよい働き方のアドバイスを積極的に聞くことで、自分目線ではわからなかった長所や短所が見えてくるはずです。
あわせて、ほかの人の目標設定の方法を聞いておけば、適切な目標設定をするための参考にもなります。自分を見つめ直し、適切な目標達成を行うためにも、第三者の意見を上手に生かしましょう。
数字を使って具体的な目標にする
目標は、具体的なほうが達成できる可能性が高まります。そのための方法として効果的なのが、達成までに必要な時間や活動頻度、期限、達成度などを数字で示すことです。数字を使うと、目標を「現実的なもの」としてとらえられるため、モチベーションの向上や成果の向上につながりやすくなるでしょう。
・期限:締め切りや期限を設定し、いつまでに達成するかを決めましょう。期限を決めることで行動力が増し、先延ばしにせず目標達成に取り組めます。
・達成度:達成度を数値化すれば、「目標達成まであとどのくらい努力が必要か」がわかりやすくなります。
120%の力で達成できる範囲の目標にする
前述したように、目標を設定する際は高すぎる目標ではなく、手を伸ばせば届く範囲の目標にしましょう。高すぎる目標は、不安やプレッシャーを増大させるだけでなく、自信やモチベーションを低下させる原因にもなり得ます。
しかし、だからといって自分の能力より低い目標にすると、やりがいやスキルアップにつながりません。難しすぎず易しすぎない目標にすることで、自分の能力を最大限に引き出してください。おすすめは、現在の能力よりも少し高い「120%程度の力で達成できる目標」を立てることです。
保育士に求められるそれぞれの役割|わかりやすい目標の例文

保育士は、新人・中堅・ベテランといったキャリアによって、それぞれの役割が異なります。自分の役割に合っていない目標を立ててしまうと、ギャップを感じたりモチベーションの低下につながったりする場合があるので、まずは自分に合った目標を立てるようにしましょう。
ここでは、それぞれの保育士のキャリアに応じた目標設定のポイントと、目標の例文を紹介します。
新人保育士
新人保育士のなかには、「何を目標にすればいいかわからない」と悩む方も少なくありません。
新人保育士の場合、まず社会人としての基礎を固める必要があります。基本的なマナーや言葉遣い、「報告・連絡・相談」といった上司や同僚とのやりとりを目標にするのも1つの方法でしょう。
あわせて、保育スキルに関する目標を立てることも大事です。その際は、自分が目指したい保育士の理想像を明確にしたうえで、子どもとの信頼関係をどう結んでいくか、保育のスキルをどうやって磨いていくかなどを考えてみましょう。
以下に、新人保育士が立てるべき目標の例文を記載します。
1年目
- 社会人として基本的なマナーや態度、言葉遣いを意識する
- 報告・連絡・相談を徹底して、保育に漏れがないようにする
- 日常の保育の流れを理解し、一人でも実践できるようにする
- わからないことは積極的に質問し、保育の基礎を身につける
- 半年以内にクラス外の子どもや保護者の顔・名前もすべて覚える
2年目
- 安心して仕事を任せてもらえるように、すべての行事にサブとして入る
- 笑顔で明るい雰囲気を保ち、子どもたちが躊躇なく関われるように努める
- 毎朝、子どもたち一人ひとりの目を見てあいさつする
- 連絡帳だけでなく、口頭でも子どもの様子を伝える
- 子どもの発達や興味に合わせた新しい保育内容を、毎月1回提案してみる
3年目
- 保護者からの相談を主体的に聞き、先輩保育士の助言を受けながら対応する
- 園の方針・目標を反映させた活動を取り入れる
- 活動のねらいや目標を意識して活動を行い、振り返りを次につなげる
- 後輩保育士の悩みや疑問に耳を傾けて、気持ちに寄り添う
- 絵本のよさを知ってもらえるように、月に1度本棚を入れ替える
4年目
- 職務分野別リーダーへのキャリアアップを目指して、研修に参加する
- 同僚保育士が困っているときは、積極的に声をかけチームでの対応を意識する
- 園行事の内容や方針に対して、自分のアイディアを積極的に出す
- 職員会議で率先して発言し、経験年数にかかわらず意見を出しやすい雰囲気を作る
- 子どもの小さな成長を毎日記録し、保護者に伝えながら信頼関係を構築する
中堅保育士
保育士としての現場経験が5年程度ある中堅保育士は、一通りの業務を効率よく進められる知識・スキルを身につけています。その反面、「今後どのようにキャリアを積んでいくべきか」など、将来の展望に迷いを感じている方も少なくありません。
中堅保育士は、これまで培ってきた経験とスキルを日々の活動に生かせるため、園の中心的な役割を担うことが増えます。そのなかでは、園の方針や特色を意識した保育を実践したり、勉強会の運営や子育て相談に対応したりすることも期待されるでしょう。
以下に、中堅保育士が立てるべき目標の例文を記載します。
5年目
- 保育実習生の指導を担当しながら、自身の子どもとの関わり方を振り返る
- 日頃から丁寧なやりとりを心がけ、新人保育士が相談しやすい雰囲気を作る
- 年間を通した保育目標を意識して、一貫性のある保育活動を計画する
- 後輩保育士のよき相談役として、密にコミュニケーションを取る
- 年に2回の実務研修に参加して、新しい手遊びや活動を取り入れる
6年目
- 家庭環境を理解し、必要に応じた援助を行えるようにする
- クラス以外の子どもたちの様子も把握し、急な配置替えに対応できるようにする
- 研修に参加するなどして、発達障害に関する理解・知識を深める
- 行事運営の計画から実施、振り返りまでを主導する力を身につける
- 保育に関する本を月に3冊読み、知見を広げる
7年目
- マネジメントを学び、保育士をまとめるためのリーダーシップを身につける
- 施設の衛生管理を徹底し、子どもたちが日々健康に過ごせるようにする
- 専門リーダーへのキャリアアップを目指して、研修に参加する
- 園児募集に関する業務を行い、保育園の魅力を発信していく
- 近隣地域のイベントに年2回参加し、地域に根ざした活動につなげる
8年目
- 担当クラス以外の活動も把握し、全体のバランスを取れるようにする
- 施設の衛生管理を担い、少しでも危険な箇所があればすぐに対応する
- 同僚保育士の意見を聞き、職場環境改善案を取りまとめる
- 新人保育士の教育に携わりつつ、自身の保育を見直す
- 園内研修のテーマ決めから実施までを担い、保育力向上につなげる
ベテラン保育士
経験10年以上、あるいは主任以上の役職を持つベテラン保育士には、園全体をまとめつつ、それぞれの保育士が能力を発揮しやすいようにサポートする役割があります。
ベテラン保育士は、園全体の業務に関わることが多くなり、後輩の指導を行いながらクラスを受け持つことも少なくありません。どれも重要な仕事であるため、責任感やプレッシャーを感じてしまう方もたくさんいます。
以下に、ベテラン保育士が立てるべき目標の例文を記載します。
9年目
- 副主任保育士へのキャリアアップを目指して、研修に参加する
- 系列園などのヒヤリハット報告を参考に、自園の環境構成を見直す
- 外部研修での学びを保育士全体に共有して、意見交換する
- 業務に偏りがないかを俯瞰的に確認し、チームで対応できるように調整する
- 小学校などの近隣施設と年2回連携を図り、子どもたちの見守り体制を作る
10年目
- 後輩保育士の保護者対応に付き添い、様子を見ながら助言・仲立ちをする
- 保護者の悩みに寄り添い、必要に応じて各種機関につなぐ
- 業務の効率化を提案するなど、日々の負担を軽減できる道を模索する
- 保育士養成校や就職フェアに年2回出向き、積極的に保育士確保に動く
- 保育士の日頃の悩みに耳を傾けられるように、3か月に1度相談の機会を設ける
以降
- 主任保育士へのキャリアアップを目指し、園長のサポートや保育指導を担う
- 子どもたちの様子をよく観察し、必要に応じて保育士の配置を調整する
- 入園を検討している保護者の対応を行い、信頼関係構築の糸口をつかむ
- 保育の質を向上させるため、保育士それぞれの課題を見つけ出し、見直しをリードする
- 保育士の残業時間を10%削減するため、業務体制の見直しを図る
保育活動のねらい別|わかりやすい目標例文
ここからは、保育活動のねらい別に目標の例文を紹介します。具体的な取り組みや振り返り、今後の課題についての一例もまとめておくので、ぜひ参考にしてください。
子どもとの関係構築
| 目標 | ・一人ひとりの気持ちを受け止め、安心して自己表現できる関係を築く ・遊びや生活を通して信頼を深め、「先生に話したい」と思われる存在を目指す |
| 取り組み | ・1日1回、1対1での会話やスキンシップの時間を確保する ・視線を合わせ、子どもの話を遮らずに聞く ・観察記録をこまめに取り、気持ちや興味の変化を把握する |
| 振り返り | ・子どもが自分の気持ちを言葉で伝える場面が増え、信頼関係の深まりを感じた ・忙しい時間帯は関わりが事務的になり、丁寧さを欠くことがあった ・自分から積極的に関わりを求めてこない子どもに対しての配慮が必要だった |
| 今後の課題 | ・感情表現が苦手な子への関わり方を工夫し、安心できる環境を整える ・今後も信頼関係を育む関わりを意識し、継続していく |
設定保育
| 目標 | ・子どもが主体的に取り組み、達成感や喜びを感じられる活動を行う ・お友だち同士で意見を出し合えるような環境作りを目指す |
| 取り組み | ・子どもたちの興味・関心に合わせた絵本を読み聞かせ、 次の活動に対する希望にも耳を傾ける ・子どもたちの思い(ダンボール迷路)を実現するための 準備物や環境構成をさりげなく整える ・活動中は一方的な指示ではなく、 子どもの発見や気づきを引き出す言葉かけを意識する |
| 振り返り | ・子どもが興味を持って活動に参加し、 お友だちと協力して取り組む姿が見られた ・「こうしたらよいのではないか」という提案は、 「そうしなければならない」とも解釈できるため、 声かけのタイミングが難しかった ・普段あまり意見を言わない子どもも、 自由にアイディアを提案できていた点は成果だと感じた |
| 今後の課題 | ・子どもの発想を生かせるように、柔軟な展開力を高めたい ・時間がないときでも「子どものやってみたい」を大切にし、 活動を臨機応変に調整できるように意識していく |
クラス運営
| 目標 | ・生活の流れを整え、見通しを持って行動できるように援助する ・保育士からの声かけがなくても、 お友だち同士で声をかけ合えるようなクラスを目指す |
| 取り組み | ・担任・補助職員との情報共有を密にし、対応の統一を図る ・黒板に生活の絵カードを貼っておき、視覚的に流れを把握できるようにする ・話の流れのなかで「時計の針」に注目できるように問いかけ、 その癖をつけていく |
| 振り返り | ・子どもたちが日々の生活に見通しを持ち、自分から行動できる姿が増えた ・職員間の連携も円滑で、クラス全体の雰囲気が安定してきた ・給食前の流れがどうしてもバタバタしてしまい、 「手洗いを忘れる」「お当番に遅れる」などの様子も見られた |
| 今後の課題 | ・引き続き「時計の針」に目を向け、 見通しを持った行動ができるよう支援していく ・子ども同士で進めていく雰囲気を作り、生活発表会の活動にも生かしていく |
園全体の連携
| 目標 | ・保育士間の連携を強化し、 情報共有を円滑に行うことで統一感のある保育を実現する ・経験年数を問わず、意見やアイデアを出しやすい雰囲気を作る |
| 取り組み | ・1回の会議に対して、必ず1度は自分の思いを発言する ・毎日簡単に各クラスの活動報告を行い、 それぞれの活動に関心を持てるようにする ・合同保育を行いながら、他クラスの保育士や子どもたちの理解を深める |
| 振り返り | ・他クラスとの連携が深まり、園全体で協力して取り組む雰囲気が生まれた ・忙しい時期には情報共有が遅れることがあり、 共通理解が十分でない場面もあった ・過去に例がないアイデアであるほど否定的な意見が上がり、 「提案しやすい雰囲気作り」が難しく感じた |
| 今後の課題 | ・忙しいなかでも園全体での共通理解を深めるため、 効率的な連絡・報告の方法を模索していく ・普段から保育士同士の声かけや助け合いを増やし、 より発言しやすい職員会議の雰囲気作りを目指す |
目標設定後の重要なポイントは「自己評価」

目標設定後は、定期的に自己評価を行います。目標を振り返るメリットは、下記の通りです。
- 自分自身を高められる
- 成長の度合いがわかる
- 足りないところを確認できる
- 新たな発見が次回の目標設定時に役立つ
- モチベーションを維持できる
- やりがいを持てる
1年を通して何度も自己評価を行うことで、ステップアップを実感できます。目標の大きさに応じて自己評価のタイミングを変え、大きな目標であれば3か月に1回、小さな目標であれば1週間に1回または1日に1回の頻度で行いましょう。目標の達成状況に応じて、その都度目標を修正することも大切です。
自己評価のやり方は、目標管理シートを作成するのが一般的です。目標管理シートは、インターネット上でテンプレートをダウンロードできますが、保育園で用意している場合もあります。
なお、目標管理シートの一般的な項目は次の通りです。
- 年間・月間目標
- 期限
- 目標となる数値
- 目標に取り組む意義
- 大きな目標
- 小さな目標
- 達成度
これらに加えて、先輩や同僚からもらうフィードバックの項目を入れるのもよい方法です。主観的な意見だけでなく、客観的に見た達成度合いを確認することで、新しい気付きを得られるでしょう。偏った目標や間違った認識を正すことにもなるため、さらなる成長が期待できます。
まとめ
保育士は日々子どもに細心の注意を払い、発達段階に合った保育を提供していかなくてはなりません。大変な面も多い仕事ですが、モチベーションをうまく保つことで、長期的に活躍できます。
保育士が目標を設定する際は、「他人から自分の評価を聞く」「数字を使って具体的な目標にする」「120%の力で達成できる範囲の目標にする」などを意識するのがおすすめです。
自分の理想とする保育士に近づくためにも、新人のときから目標を設定し、少しずつ成功体験を積み上げていきましょう。
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