保育士のメイクでOKなものとは?注意点まで徹底解説!

保育士のメイクでOKなものとは?注意点まで徹底解説!

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多くの社会人女性にとって、メイクは身だしなみの1つです。しかし、すべての職業で同様のメイクが求められているわけではありません。仕事内容や職場環境、シチュエーションによってメイクのしかたを工夫する必要があります。では、保育士にはどのようなメイクが適しているのでしょうか。

当記事では、保育士がメイクをする必要性や、OKなメイク・NGなメイクについて解説します。イベントに応じたメイクや注意すべきポイントも併せて確認し、自分らしい保育士メイクを見つけましょう。

メイクのやり方によって保護者からの印象をアップできる!

保育士は子ども相手の仕事であるため、子どもたちに顔を触られたり、体をたくさん動かして汗をかいたりすることが多々あります。

仕事柄、子どもの手にファンデーションがついてしまったり、汗でメイクが崩れたりすることも考えられるため、「保育士にメイクは必要ない」と考える方もいるでしょう。
また、「メイクをしていることで保護者からクレームが来るのではないか」と感じている方も少なくありません。

メイクのやり方によっては、保護者や子どもからの印象をアップさせることができます。
保育士に適したメイクの種類や、業務に影響が出にくいメイクの方法を知り、周囲から親しまれやすい保育士を目指しましょう。

保育士のメイクでOKなもの・NGなものとは?

まわりの方々からの印象をよくするためには、保育士にふさわしいメイクをすることが大切です。では、保育士に適したメイクとは、どのようなメイクなのでしょうか。

ここでは、保育士のメイクでOKなもの・NGなものについて紹介します。OKな理由・NGな理由を確認し、保育士のイメージにふさわしいメイクを習得しましょう。

OKなメイク

保育士の印象がアップするメイクの基本は「ナチュラルメイク」です。ナチュラルメイクとは、自然で清潔感のあるメイクのことを指します。

ナチュラルメイクでは、「きちんとメイクをすること」と「ナチュラルな印象になること」を両立させることが鉄則です。マスカラやアイカラー、アイラインといったアイメイクはシンプルにし、すっきりとした印象にすることを心がけましょう。

リップ(口紅)やチークは、派手過ぎない色・ツヤのものを選ぶことが大切です。
眉は細くし過ぎず、自分の自然な眉の形を活かして、自分の髪色や眉毛の色に合ったカラーのアイブロウでナチュラル眉を目指しましょう。
アイカラーはブラウン系やベージュ系など、落ち着いたナチュラルカラーがおすすめです。

ナチュラルメイクでは、シンプルで自然なポイントメイクにする分、ベースメイクに力を入れることが重要です。化粧下地やコンシーラーでシミや赤みなどの気になる部分をカバーし、自分の肌の色に合ったファンデーションを使って明るい印象の顔色に仕上げましょう。
外遊びでの日差しに負けないよう、日焼け対策・紫外線対策をしっかりと行うことも大切です。

NGなメイク

保育士が避けたほうがよいメイクには、派手な見た目のメイクや濃いメイクが挙げられます。派手な色のリップやマニキュア、ボリュームのあるマスカラ、ラメ入りのグロスやアイシャドウは、保護者や同僚の先生方から不快感を持たれる恐れがあるため避けましょう。

また、濃い色のリップやラメ入りのアイシャドウなどは、子どもの手や服にも移りやすく、相手の目や口に入ってしまう恐れがあります。つけまつげやつけ爪も、外れた場合に子どもが誤飲してしまう危険性があるため、保育園につけて行くことはやめておいたほうが無難です。
濃いめのメイクや華美なネイルが好みの方は、プライベートで楽しむようにしましょう。

イベントによってメイクを変えることもおすすめ!

保育士の普段のメイクには、多くの方に受け入れられ、印象アップが望めるナチュラルメイクが適しています。しかし、保育園でイベントが開かれる日は、メイクに少しアレンジを加えてみることもおすすめです。

TPOに合ったメイクがきちんとできていれば、好感度アップや魅力アップも期待できます。ここでは、イベントに合ったメイクのしかたを、イベント別に紹介します。行事の際にはぜひ参考にしてください。

【イベント別】保育士にふさわしいメイクアレンジ

  1. 入園式・卒園式
    入園式・卒園式は大事な式典であるため、保育士の先生もフォーマルな服装で参加します。落ち着いた色味のリップや、派手過ぎない自然な色合いのアイシャドウを使用し、フォーマルな服装に合うメイクを心がけましょう。
    入園式や卒園式では人の目も多く、写真撮影の機会も多いため、普段よりも崩れにくいメイクにする工夫も必要です。アイメイクにはウォータープルーフのものを利用するなど、涙対策もしておきましょう。
  2. 参観日・保護者会
    通常の保育と大きく変わらない保育参観の場合、いつもと同様に体を動かしたり子どもと触れ合ったりするため、普段のメイクで差し支えありません
    保育参観に続いて保護者会が行われる場合は、リップの塗り直しをするなど、簡単に化粧直しをすることをおすすめします。「別の日にスーツ着用で」といった場合には、服装に合ったフォーマルな印象のメイクを心がけましょう。
  3. 運動会・遠足
    運動会や遠足では、通常の保育よりも子どもと体を動かす機会が多くなります。汗をかきやすいため、ファンデーションを薄めにつけたり、化粧下地を色付きのものにしたりするなど、メイク崩れ対策をいつもより丁寧に行っておくことが大切です。
    また、日焼け止めも忘れないようにしてください。
  4. ハロウィン
    最近では、ハロウィンのイベントで保育士が仮装し、子どもたちを楽しませるという保育園も増えてきました。ハロウィンの日には、真っ赤なリップや濃いめのアイシャドウを利用した子どもが怖がらない程度のメイクで、いつもとは違った雰囲気を楽しんでもらいましょう。

保育士がメイクをする際に注意すべきポイント

保育士は子どもと一緒に体を動かすことが多く、汗をかいたり皮脂の分泌が活発になったりと、メイク崩れを起こしやすい仕事です。しかし、「勤務中にはメイク直しをする時間がない」といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

保育士がメイクをする際は、ナチュラルメイクを心がけるとともに、「崩れにくいメイク」を目指すことが重要です。ここでは、崩れにくいメイクをする上で注意すべきポイントを解説します。崩れを防止するメイクのコツを押さえて、よい印象を1日中キープしましょう。

皮脂に強いタイプの下地を使用する

メイクを崩れにくくするためには、メイクの土台となるベースメイクが重要です。皮脂や汗に強いタイプの化粧下地やファンデーションを選ぶことをおすすめします。

洗顔後、化粧水や美容液などで丁寧にスキンケアを行ってから、化粧下地・ファンデーションを順に塗り、フェイスパウダーで仕上げましょう。皮脂を抑える効果があるフェイスパウダーを使用すると、化粧崩れを防いでくれる効果が期待できます。
フェイスパウダーは、時間がないときの化粧直し用としても使えるため、ぜひ活用してください。

アイベースを使用した上でアイメイクをする

アイメイクは汗で流れやすいため、メイク落ちを防ぐ工夫を施す必要があります。アイシャドウやアイラインが汗で流れてしまわないよう、アイメイクの下地であるアイベースを使用した上で、アイメイクを行いましょう

目元のメイクが完成した後は、アイライナーコートなどで保護しておくと、メイク崩れを防げる可能性が高まります。
プールや水遊びがある夏の日には、ウォータープルーフタイプの化粧品も使用してみてください。

アイブロウコートまたは眉ティントを使用する

眉毛は、メイクの中でも非常に重要なパーツの1つです。しかし、眉毛のメイクは汗で流れやすく、「いつの間にか眉頭や眉尻が消えてしまっていた」という経験もあるでしょう。
眉毛のメイク落ちを防ぎたいときは、アイブロウコートを使ってメイク後の眉毛を保護しておきましょう。消えない眉毛とメイクの時短を両立したい方は、数日〜1週間程度消えずに残り、汗でも落ちにくい「眉ティント」もおすすめです。

まとめ

保育士は、職業にふさわしいメイクをすることで、保護者や子どもたちからの印象をさらによくすることができます。派手で濃いメイクは避け、ナチュラルメイクを基本としてTPOに合わせた清潔感のあるメイクを心がけましょう。

清潔感・透明感のあるメイクを維持するためには、メイクの崩れ防止対策を講じることが大切です。皮脂に強いベースメイクや、アイライナーコートなどの保護メイク、眉ティントなどの消えにくいアイテムを活用し、好印象なメイクを1日中キープしましょう。

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