秋を楽しむ!【1歳児向け】木の実遊びのアイデア

秋を楽しむ!【1歳児向け】木の実遊びのアイデア

涼しく過ごしやすい秋の季節。保育園で戸外遊びをする時間も増えますよね。秋といえば、落ち葉やドングリ、松ぼっくりなど、身近な自然との関わりも楽しくなる季節です。見るもの、触れるもの、すべてが新鮮な1歳児向けに、木の実をテーマにした製作や遊びをご紹介します。

1歳児の木の実遊びのねらい

木の実をテーマにした活動では、例として以下のようなねらいが設定できます。

  • 戸外を散策し、秋の自然とのふれあいを楽しむ。
  • ドングリや松ぼっくりなどの自然に興味を持つ。
  • 落ち葉や木の実に触れ、音や感触を味わう。
  • 木の実遊びを通して、保育者や友だちと簡単なやり取りを楽しむ。

【1歳児向け】木の実ボックス製作

大久保優子先生のInstagramにはほかにもいろいろな制作物がありますのでぜひチェックしてください。(写真提供:大久保 優子さん)

戸外遊びや散歩中に木の実を見つけると「持ち帰りたい」と考える子どももいますよね。木の実は、外で遊んでももちろん楽しめますが、持ち帰って室内でじっくり観察してみたり、拾ったものを飾ったりして遊ぶこともできます。そこで、手が塞がらずに、簡単に木の実を持ち帰ることができる「木の実ボックス」の作り方をご紹介します。

【材料】

  • 牛乳パックや紙コップ等の容器
  • ヒモ
  • 装飾物(シールや画用紙など)

【作り方】

①牛乳パックはよく洗って乾かしておきます。

②牛乳パックの底から高さ10cm程度のところでカットします。
※入れたものがこぼれず、取り出しやすいよう、浅すぎず深すぎない高さがおすすめです。
※紙コップの場合はそのまま使用できます。

③容器にシールを貼るなど、お好みの装飾をしていきます。
※牛乳パックを使用する場合は、画用紙や布テープで覆ってから装飾すると、仕上がりがきれいになります。

④上の方に2か所穴をあけ、首から下げられる長さのヒモを通して結びます。
※短いヒモをつければ手持ちバッグにもできます。

首や肩から下げれば、両手があいて活動しやすくなります。遊具で遊ぶときはヒモが引っかかると危険なので、必ず外してから遊ぶようにしましょう。

【1歳児向け】木の実遊びのアイデアいろいろ

秋にしか見られない自然は、1歳児クラスの子どもたちにとって新鮮なものです。初めて見たり触ったりする子もいるかもしれませんね。1歳児の興味関心に合わせて、木の実をテーマにさまざまな遊び方をしてみましょう。

観察する
まずはじっくり観察することから始めてみましょう。「茶色いね」「ツルツルしているね」「丸い形だね」など、保育者がさまざまな表現で言葉にして伝えることで、子どもたちの中で見たものと言葉がつながっていきます。

②集める
木の実がどのようなものか観察できたら、あちこちに落ちている木の実を集めてみましょう。松ぼっくりをたくさん集めて山にしたり、お皿に盛りつけてごっこ遊びをしたりすることもできます。拾って集める過程で、歩く、走る、しゃがむ、掴む、離す、などさまざまな運動にもつながりますよ。

並べる
この時期の子どもたちは並べることも大好き。集めた木の実を一直線に並べたり、丸い形につなげてみたりしてもおもしろいですね。

持ち帰る
外で十分に遊べたら、木の実を持ち帰って別の活動へ展開することもできます。「自分で拾った!」という満足感も得られるでしょう。先ほどご紹介した木の実ボックスをぜひ活用してみてください。保護者の方へ、「今日はこんな遊びをしました」とエピソードとともに子どもが拾った木の実を見せても良いですね。

【1歳児向け】マラカス製作

持ち帰った木の実の活用方法として、マラカス製作をご紹介します。1歳児クラスでも簡単に作ることができ、見て楽しい、聞いて楽しい作品になりますよ。

<ペットボトルマラカス>

ドングリなど小さめの木の実であれば、ペットボトルの中に入れるだけでマラカスになります。子どもたち自身で入れれば、指先を使った活動にもなります。シールやマスキングテープを使って装飾するのもおすすめです。

<コップマラカス>

松ぼっくりなど大きめの木の実を使うときは、透明のプラスチックコップ2つをつなぎ合わせて製作してみましょう。片方のコップに木の実を入れ、もう一方のコップを逆さまにして重ね、ビニールテープ等でつなぎ合わせたら完成です。こちらもお好みで装飾してくださいね。

ドングリの煮沸方法

ドングリはそのまま保存すると、中から虫が出てきます。長期間保存したい場合は煮沸して虫対策をしましょう。鍋にドングリと水を入れて沸騰させ、3~5分程度煮ます。ザルに上げたら2、3日~1週間ほど干してしっかり乾燥させると、虫の処理ができます。

※穴があいているもの、ヒビが入っているもの、水に浮くドングリはすでに虫に喰われている可能性が高いので、初めから取り除いておきましょう。

1歳児クラスで木の実遊びをする際のポイント

1歳児クラスといっても月齢はさまざま。まだ口に入れてしまうこともあるので、誤飲につながらないよう保育者がしっかり見守るようにしましょう。また、持ち帰った木の実が保育室に転がっていると、さらに小さい子どもたちが口に入れてしまうことも。子どもたちの手が届かないところに置く、製作に活用して密封するなどの対策をしましょう。

まとめ

幼児期の自然体験は生きる力を育む上でも大切だといわれていて、見たり、触ったり、においをかいだり……と、子どもたちの五感をたっぷり刺激してくれます。遊びの中で、ぜひ秋ならではの自然との触れ合いを楽しんでくださいね。

保育士
大学卒業後、幼稚園教諭、保育士として勤務。さまざまな子どもや保護者、保育者と関わる中で「園という枠を超えて、より親密なサポートがしたい」と考え、個人での活動を開始。ベビーシッターやリトミック教室での仕事を経験し、現在はフリーランス保育士として、子育てをしながら保育者や親子向けの情報発信、講座等を行う。
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