園外保育

えんがいほいく

園外保育とは、保育所の敷地の外で行う保育活動です。定期的に実施される、公園への散歩や遠足などの行事も園外保育に含まれます。園内ではできない遊びをしたり、普段見られない景色を目にしたり生き物に触れたりして、目新しい経験が得られるため、子ども達にとっても楽しみな活動です。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

園外保育では子ども達の五感や好奇心を刺激したり、交通ルールなど社会生活上の決まりを理解したりするきっかけが作れます。体験したことを友達や先生と共有し、コミュニケーション能力を養うのも園外保育の狙いの1つです。

安全に園外保育を実施するには、目的地の下見や子ども達の健康状態のチェックなど、保育士の行う下準備がとても重要になります。園外では園内よりも保育士の目が届きにくく、想定外の事故が起こる可能性も高くなるため、いつも以上に保育士同士が情報を共有して連携することが重要になります。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

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