インクルーシブ保育

いんくるーしぶほいく

インクルーシブ保育とは、障害の有無や国籍、年齢などにかかわらず、すべての子どもの多様性を受け入れた保育方法です。小さい頃から自分とは違う部分を持った子どもと一緒に生活することで、子ども達が違いに対する偏見や差別意識を持たないようにすることができます。

保育士さん向けにもう少し詳しく!

インクルーシブ保育の最大のメリットは、一人ひとりの違いを自然と受け入れられるようになることです。できない人がいれば手を差し伸べたり、その人に合ったコミュニケーションの取り方を身に付けるなど、子ども自身が自発的に学び、行動することで成長できます。

子どもだけではなく、保育士にとってもインクルーシブ保育は学びの場と言えます。個性を尊重すると子ども同士のぶつかり合いも増えるため、対処方法を数多く経験することになるでしょう。また、障害のある子どもに対する保育や発達段階に応じたケアなど、専門知識も必要になります。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

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