複数担任は、保育施設などにおけるクラス担任制の1つで、1クラスに2人以上の担任がつきます。認可保育園では保育士の配置基準をクリアしないと運営できないため、0歳〜2歳児クラスで複数担任制を採用し、基準を満たすことが多い傾向にあります。
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ブレスチェックとは、午睡中に発生しやすい乳幼児突然死症候群(SIDS)や窒息死など、重大な事故を未然に防ぐ目的で、子ども達の体調を確認することです。一般的に、呼吸確認や寝ている体勢の確認などを行います。午睡中に行うため「午睡チェック」と言われる場合もあります。
フレネ教育は、教師のセレスタン・フレネ(1896〜1966)考案の教育メソッドです。日本ではあまり知られていませんが、モンテッソーリ教育などのオルタナティブ教育に大きな影響を与え、現在では世界38か国で実践されています。
粉食とは、パンや麺など小麦粉から作られるものばかりを食べることです。粉ものは柔らかいため、粉食を続けると噛む力が弱くなり、噛む力が弱まると顎の発達や歯並び・噛み合わせに悪影響を及ぼします。子どもの発育にとって噛む力を養うことは重要です。
部分実習とは1日の保育園生活で、決まった時間だけ実習生がクラスの保育指導を担う実習のことです。朝の会や帰りの会といった特定の時間において、実習生自らが保育内容を計画し、子ども達と関わりながら保育の経験を積みます。
ブロック遊びは、複数の ブロックを組み合わせて物を作る、シンプルで自由度の高い遊びです。決められた正解がなく、思い思いに作り上げるブロックは、学校教育では伸ばしにくい能力を刺激します。ブロック遊びには、子どもの集中力や想像力を育み、手先の巧緻性を高めるなどの教育効果があり、特に就学前のブロック遊びが重要とされています。
フロッタージュとは、葉っぱや羽など凹凸がある素材を紙の下に置き、紙の上から鉛筆やクレヨンなどでこすり模様を浮き出させる手法です。子どもが自分でこすることで、素材特有の模様や形が浮き出る楽しさを感じられます。また、形や模様に注目することで、素材がもつ特徴を知るきっかけになるでしょう。
分離不安とは、愛着のある人がそばを離れるときに強い不安や恐怖を感じる状態です。保育園の通い始めなど、新しい環境で起こりやすい傾向にあります。一時的な分離不安は、本人の成長や新しい環境に馴染むことにより、自然に消失していく場合がほとんどです。
フレーベルは幼稚園の創始者で、正式名はフリードリヒ・ヴィルヘルム・アウグスト・フレーベルです。ドイツの教育者であり、教育思想家でもあります。教師の経験を生かし、一生をかけて幼児教育に力を尽くした人物です。
プラークとは、歯の表面に付いた細菌が繁殖したかたまりです。歯と同色の白色または黄白色をしているため、見た目では分かりにくいものの、舌で触るとザラつく感触があります。歯の表面に付着したプラークは、水に溶けにくく粘着性があるため、うがいをする程度では除去できません。