フレーベル

ふれーべる

フレーベルは幼稚園の創始者で、正式名はフリードリヒ・ヴィルヘルム・アウグスト・フレーベルです。ドイツの教育者であり、教育思想家でもあります。教師の経験を生かし、一生をかけて幼児教育に力を尽くした人物です。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

フレーベルは「子どもは5歳までにその生涯のすべてを学び終える」とし、幼児教育の大切さを提唱しました。1839年には世界初の幼児教育の指導者を育成する機関を創設し、翌年にKindergarten(幼稚園)と改名しています。

Kindergartenには、「子ども達が成長する庭」という意味が込められています。生きるために必要なさまざまな能力が、幼児期の遊びにより身につくと考え、自然とのふれあいを大切にした外遊びや歌遊びを取り入れた教育が特徴です。

現在でも日本の幼稚園や保育園の多くが「フレーベル教育」の方針を取り入れています。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

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