パターンブロック

ぱたーんぶろっく

パターンブロックは、1960年代にアメリカで小中学校用の算数教材として開発されました。正三角形やひし形など6種類の形を組み合わせて図形をつくる知育玩具です。楽しく遊びながら、図形についての理解や数学的な思考を育てることができるため人気を集めています。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

パターンブロックでイメージ通りの図形をつくるには、6種類ある図形を組み合わせたり、ブロックを回転させたりして考える必要があります。遊びながら自然に考える力を養えることがパターンブロックの最大の魅力です。また、考える力だけでなく、学習に大切な集中力や発想力、空間認識力などの能力も身につけることができます。

さまざまな能力を養うことができるパターンブロックは、幼児教室や国立・私立小学校の受験でも利用されています。幼いうちからパターンブロックを通して数学的思考に親しむことで、算数に強くなるのはもちろん、子どもの可能性を広げることにも役立つでしょう。

用語監修者

町田奈穂
大阪カウンセリングセンターBellflower代表

同志社大学大学院 心理学研究科修了。
在学時より滋賀医科大学附属病院にて睡眠障害や発達障害に苦しむ人々への支援や研究活動を行う。
修了後はスクールカウンセラーやクリニックの臨床心理士を経験。
2020年、父の病気を機に父が経営する機械工具の卸売商社へ入社。そこで多くの企業のメンタルヘルス問題に直面し、大阪カウンセリングセンターBellflowerを設立。現在は、父の後を継ぎ機械工具の卸売商社の代表を務めるほか、公認心理師・臨床心理士として、 精神・発達障害の人が活躍できるインクルーシブな職場づくりをサポートする
人事コンサルタントとしての活動や支援者支援をテーマとした研究や臨床活動を行っている。

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