病児室

びょうじしつ

病児室とは、病児保育室とも呼ばれ、疾病やケガにより通常の保育園や小学校に通えない子どもや、家庭の事情により自宅で看護できない子どもを一時的に預かる施設です。病児室は病院・診療所・保育所などに併設される場合が多く、預かる子どもの人数や状態は施設によって異なります。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

病児室は通常の保育園と異なり、当日にならないと預かる子どもの人数が分からない、感染症が流行する季節には忙しくなる、といった特徴があります。

病児室で働く保育士には一般的な保育スキルに加え、子どもの変化を見逃さない観察力や、病気・薬に関する知識、自身の感染症予防に努める自己管理能力が必要です。病児室は体調不良の子どもや回復期の子どもと静かな環境で過ごす場所なので、保育士の体力的な負担や事務量は少なくなります。

用語監修者

新見正則
新見正則医院 院長

1985年慶應義塾大学医学部卒業。
98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。
20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は新見正則医院、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)に輝きました。最新刊は「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」

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