保育所保育指針

ほいくしょほいくししん

保育所保育指針は、保育所保育の基本となる考え方や保育内容、施設の運営に関する事項などを定めたものです。全国にある保育所の質を一定に保ち、保育所の運営向上のためになくてはならない指針です。

■関連用語

■出典

保育士さん向けにもう少し詳しく!

2017年に改定された保育所保育指針では、0〜3歳児未満を「乳児」「1歳以上3歳未満児」と分け、内容が充実しました。保育所も幼稚園や認定こども園と同様に教育施設と位置づけられています。また、幼児教育で育みたい子どもの資質と能力、幼児教育修了時までに育ってほしい姿も明確化されています。

ほかに食育の推進などに関する記載の見直しに加え、「災害への備え」の項目が新設されました。改定される前の「保護者に対する支援」が「子育て支援」に変更され、職員の資質や専門性を向上させるための内容の充実化も盛り込まれています。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

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