劇遊び

げきあそび

劇遊びとは、子どもの想像の世界の中で、イメージした「ふり」や「つもり」などを表現して楽しんだり、そうした様子を見たりする遊びです。劇遊びはごっこ遊びとは異なり、友達と一緒に絵本などの登場人物になりきって楽しみ、物語のストーリーなどに親しみをもって取り組みます。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

ごっこ遊びや劇遊びなどは、乳幼児の成長には欠かせない表現です。劇遊びをするには、子どもの安心感や楽しむ心、イメージを表現するための道具などの環境が重要になります。子どもと一緒に物語の構成を考えるなど、保育士の適切な援助があることで成り立ちます。

劇遊びを日常の保育に取り入れることで、発表会の劇も取り組みやすくなるでしょう。劇遊びを保育に導入するには、日頃から歌や絵本に親しんだり、真似っこ遊びを取り入れたりして、自然な形で取り組むことが大切です。

用語監修者

町田奈穂
大阪カウンセリングセンターBellflower代表

同志社大学大学院 心理学研究科修了。
在学時より滋賀医科大学附属病院にて睡眠障害や発達障害に苦しむ人々への支援や研究活動を行う。
修了後はスクールカウンセラーやクリニックの臨床心理士を経験。
2020年、父の病気を機に父が経営する機械工具の卸売商社へ入社。そこで多くの企業のメンタルヘルス問題に直面し、大阪カウンセリングセンターBellflowerを設立。現在は、父の後を継ぎ機械工具の卸売商社の代表を務めるほか、公認心理師・臨床心理士として、 精神・発達障害の人が活躍できるインクルーシブな職場づくりをサポートする
人事コンサルタントとしての活動や支援者支援をテーマとした研究や臨床活動を行っている。

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