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企業内保育施設とは、企業の中に設置された保育施設のことです。企業で働く従業員の子育て支援として、オフィス内や近隣に設けられた保育所や託児施設で、出産による離職防止や育休復帰の手助けをする目的で設置する企業が増えています。保護者にとっても、子どもが近くにいる状態で勤務できるので安心感があります。
子どもにとっての基本的生活とは、「基本的生活習慣」とも呼ばれ、健全に成長するために必要な、子どものうちに身に付けたい生活習慣のことです。一般的には「食事」「睡眠」「排泄」「清潔」「衣服の着脱」の項目から成り立ちます。さらに、「挨拶」や「ルールを守る」など、社会性や基本的なマナーを身に付けることも大切です。基本的生活習慣...
緊急一時保育とは、保護者が急病や出産、介護などの理由で家庭での保育が難しい場合に一時的に保育園で子どもを預かることです。保護者の仕事の都合やリフレッシュのために預ける一時保育とは制度が異なるものなので、違いを把握しておきましょう。基本的に家庭で保育されていた子どもを預かるため、預けられることに慣れていない子どもが多く、...
企業主導型保育施設とは、2016年に内閣府が開始した企業向けの助成制度である企業主導型保育事業を受けて設置された保育施設です。企業が従業員の働き方に応じた保育サービスを提供するために地域の企業が共同で設置したり利用したりできます。企業枠以外にも地域枠を設けているので、待機児童問題にも貢献するかたちです。
驚愕反射とは、音や光などの刺激に対して驚いたり跳ね回ったりする動きのことで、「モロー反射」とも呼ばれます。驚愕反射は赤ちゃんが生まれつき持っている原始反射の1つで、音や光に反応して腕を万歳するように広げ、何かに抱きつくような姿勢を見せるのが特徴です。
協同遊びとは、幼児が共通の目的に向けて一緒に協力し、調整や役割分担などをしながら遊んでいる状態のことです。4~5歳頃の子ども達に多く見られ、子どもが遊びに参加する発達段階の最後の段階です。一緒にままごとをしたり、ルールを意識したゲームをしたりします。
休日保育とは、保育園の休日にあたる日曜日や祝日に保育が必要な子どもを預かる制度です。 サービス業をはじめとしたシフト制の勤務体系で働いている人や、緊急時に頼れる親戚が身近にいない人は、休日も施設での子どもの保育を必要とする場合があります。こうした多様化する保護者のニーズに対応するため、自治体が指定する一部の保育施設では...
規範意識とは、子どもがルールや決まりを理解し、守ろうとする気持ちのことです。幼稚園や保育園生活において、集団での活動や生活を通してルールを守ることの大切さや、決まりの意味などを理解します。規範意識は、特に遊びの中から芽生えることが多くあります。
幼稚園の教育課程では、幼稚園教育要領を基準にし、幼稚園に入園してから卒園するまでの間に身に付ける知識や技能について、経験から学ぶための道筋を示しています。保育園では保育課程と呼ばれ、保育所保育指針を基に保育園の方針に沿って、子どもの発達や成長に必要な保育のねらいや保育環境の構成について示したものを指します。いずれも、教...
吸啜反射とは、赤ちゃんの口内に乳首や指を入れた際に、舌を使って母乳を飲むような動作をすることです。無意識に出る原始反射である哺乳反射の1つで、唇付近に刺激を受けることでも見られます。吸啜反射は出生直後から生後6か月頃まで続き、成長とともに自然に消失します。