ままごと

ままごと

ままごととは、家庭での家族間の交流や家事を模した遊びです。

遊びの最中は自分が割り当てられた人物に成りきる必要があることから、分類上は「ごっこ遊び」の一種となります。

ままごとの「まま」はママ(母)ではなく、ご飯を意味する飯(まま)であり、漢字で表記すると「飯事」となります。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

ままごとでは、お父さん、お母さん、お姉ちゃん、赤ちゃん、ペットなど各々の役を決めなければなりません。そのため、ままごと遊びを楽しむ様子が見られるのは、3〜5歳頃の、他人との交流が図れるようになってからになります。

女の子の遊びというイメージが強いものですが、男女問わずままごとで遊ぶ様子は見られます。
普段の自分ではない立場の人に成りきって演じることで、他人の立場から物事を考える練習になるでしょう。

用語監修者

町田奈穂
大阪カウンセリングセンターBellflower代表

同志社大学大学院 心理学研究科修了。
在学時より滋賀医科大学附属病院にて睡眠障害や発達障害に苦しむ人々への支援や研究活動を行う。
修了後はスクールカウンセラーやクリニックの臨床心理士を経験。
2020年、父の病気を機に父が経営する機械工具の卸売商社へ入社。そこで多くの企業のメンタルヘルス問題に直面し、大阪カウンセリングセンターBellflowerを設立。現在は、父の後を継ぎ機械工具の卸売商社の代表を務めるほか、公認心理師・臨床心理士として、 精神・発達障害の人が活躍できるインクルーシブな職場づくりをサポートする
人事コンサルタントとしての活動や支援者支援をテーマとした研究や臨床活動を行っている。

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