握り反射とは赤ちゃんに見られる原始反射の1つで、「把握反射」とも呼ばれます。握り反射は赤ちゃんの手のひらに指で触れたときに握り返す行為で、赤ちゃんの意思によって行われる動作ではなく、刺激に対して勝手に反応するのが特徴です。
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二重保育とは、子どもが幼稚園や保育園、ベビーシッターなど2つ以上の施設や方法で保育を受けている状態を言います。保護者の働き方の多様化に伴い、1か所の保育施設では時間が足りなかったり、条件に合った保育施設に入れなかった場合は二重保育になる傾向があります。
認定区分は、保育園・幼稚園・認定こども園を利用するために必要な認定で、1号認定・2号認定・3号認定に分かれています。認定区分は、自治体が家庭の実情に合わせて保育や教育の必要性を判断し、適切なサービスを提供するために設けられた制度です。
ノンコンタクトタイムとは、保育士の勤務時間内で子ども達と離れる時間や関わりを持たない時間のことです。ノンコンタクトタイムには、指導案や連絡帳などの書類関係の処理、教材の準備、行事の打ち合わせなど、保育以外の業務に当たります。以前は持ち帰りや残業で対応していた保育以外の業務を、ノンコンタクトタイムで処理できるので、保育士...
日案とは保育における指導案の一種で、週案で設定した内容を達成するために、どのような保育活動を行うかを1日単位で細かく定めた指導案を指します。毎日作成する場合や行事の日のみ作成する場合など、保育園ごとにルールは異なります。子ども達が保育園に登園してから降園するまでの時系列順に、具体的な保育活動のスケジュールを作成します。
乳児保育とは、0歳児・1歳児・2歳児の子ども達に対して行う保育のことです。児童福祉法では乳児は「満1歳に満たない者」と定義されていますが、保育園では3歳以上の子ども達への保育と区別するため、0〜2歳児のクラスを乳児クラスと呼びます。
認知能力とは、五感から得た情報を元に現在の状況を理解したり処理したりする能力で、言語力・計算力・記憶力などがあります。認知能力は、知能検査によって数値化されることもあります。
年中児とは、4月1日時点で満4歳の子どもを指します。4月1日生まれの子どもは早生まれにあたるため、1つ上の年長児クラスに所属します。年中クラスは、満4歳の誕生日で5歳を迎える子どもが4月1日から翌年3月31日まで過ごすクラスです。
二語文は、「ママ、きた」「くるま、ある」といった2つの単語を組み合わせた話し方です。一般的には2歳前後で二語文を話し始め、3歳前後になると三語文を話すようになります。二語文や三語文を話す時期は、「が」「に」「を」などの助詞をつけずに話すという特徴があります。
にじみ絵とは、濡れた画用紙の上に水で溶かした絵の具で絵を描き、にじみの表現を楽しむ絵画技法です。にじみ絵では絵の具がにじんで形や色が変化するため、想像とは違う形になったり、重なった部分が変わった色になったりする面白さがあります。