乳幼児突然死症候群(SIDS)・乳幼児突然死(SUDI)

にゅうようじとつぜんししょうこうぐん(えすあいでぃーえす)・にゅうようじとつぜんし(えすゆーでぃーあい)

乳幼児突然死症候群(SIDS)とは、1歳未満の赤ちゃんが睡眠中に事故や窒息以外の原因で突然死する病気です。1歳以上の乳幼児の突然死は、乳幼児突然死(SUDI)と呼び、全国では6,000人〜7,000人に1人の割合で発症すると言われています。確実な予防法はないものの、母乳育児や妊娠中の禁煙などで発症率が低下するとされています。

■関連用語

■出典

保育士さん向けにもう少し詳しく!

乳幼児突然死症候群は、保育園の午睡中に発症する可能性も考えられます。発症の原因は解明されていないため、保育士が完全に防ぐことは難しい問題です。しかし、1歳になるまでは、うつぶせよりもあおむけで寝かせるほうが発症率が低いと言われています。睡眠中の窒息対策としても、子どもの顔が見えるあおむけ寝を意識しましょう。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

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