連合遊び

れんごうあそび

連合遊びとは他の子どもと関わりを持って遊びを楽しむ状態で、子ども達が孤立して遊ぶ「平行遊び」の次の段階に該当します。連合遊びは子ども同士のやりとりや交流が生まれ、他者と関わりながら遊びの楽しさを感じる段階です。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

連合遊びでは、他者との関わりを通して社会性を育んでいきます。連合遊びは、お互いに一緒に遊んでいる意識はありますが、自分の思いを通そうとしたり、主張したりするのが特徴です。

遊びの中で意見が食い違ったり気持ちがぶつかったりする場面は増えますが、これは他者との交流が増えたことで起こる自然な現象です。こうした経験を通して、物の貸し借りや簡単な役割分担などを覚え、社会性やルールを獲得します。

保育士は子ども達の遊び方や思いを尊重して見守りながら、トラブルに発展しそうなときや実際にトラブルが起こったときはサポートするとよいでしょう。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

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