離乳食初期

りにゅうしょくしょき

離乳食初期は別名「ごっくん期」とも呼ばれており、口唇を閉じて口内の食べ物を舌で前から後ろへと送り込みながら嚥下できる状態になった時期のことです。母乳やミルク以外の食品の味や舌触りに慣れ、ポタージュ状の離乳食を飲み込むことを目標としています。 子どものペースや発達によって異なりますが、離乳食初期の目安は生後5か月から6か月頃とされています。

■関連用語

■出典

保育士さん向けにもう少し詳しく!

離乳食初期は、離乳食に慣れていないことから食べ物を吐き出すこともあるため、できるだけなめらかにすり潰すなどの工夫が必要です。

離乳食を与える際には、言葉が理解できなくても積極的に話しかけるなどのコミュニケーションをとりましょう。「おいしいね」「おかゆだよ」などの声掛けにより、離乳食の時間は楽しいもの、食事は美味しいものであると意識づけができます。

用語監修者

加藤大也
たいや内科クリニック 院長

1997年、藤田保健衛生大学(現・藤田医科大学)卒業後、同大学院医学研究科内分泌・代謝内科学修了。
2003年4月から同大学医学部内分泌・代謝内科助手を務める。
2010年5月、JA愛知厚生連豊田厚生病院 内分泌代謝科病棟部長などを経て2022年5月、たいや内科クリニックを開院。
藤田医科大学医学部客員講師、医学博士、日本内科学会認定、総合内科専門医、日本糖尿病学会認定、糖尿病専門医、糖尿病、生活習慣病を中心に、日々診療に取り組む。患者さん目線で分かり易い説明がモットー

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