自発性

じはつせい

自発性とは、取り組みたいと思ったことを自分で考えて行動に移せる性質です。他の人に言われる前に思いつき、考えて実行に移します。周りの影響や働きかけをきっかけに取り組む行為は、自発性があるとは言えません。「自分で決める」という、本人の内面から発生する動機が、行動に結びつく様子を自発性と捉えます。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

幼い子ども達が1人で考え問題を解決するには、自発性が大切です。自発性には「嬉しい」「楽しい」と感じることで行動する内的動機と、「褒められたい」「報酬が欲しい」などの理由から行動に移す外的動機があります。外的動機による行動が多くなると、受け身になりがちです。内的動機から行動を起こしてもらうために、子どもの興味や関心を中心に据えた保育法を活用し、自ら考える楽しさを感じる機会をつくることが重要になります。

用語監修者

坂田聖一郎
株式会社ドラゴン教育革命 代表

愛知教育大学教育学部卒業後、東京NSC9期に入学。
同期だった現在「しずる」村上純とコンビを結成するも解散。
愛知教育大学大学院に入学。大学院生の傍ら、定時制高校で非常勤講師として国語を教える。
卒業後、愛知県豊田市の正規教員として小中学校に勤務。
2020年7月には「株式会社ドラゴン教育革命」代表取締役に就任。
2022年「ままためコーチング塾」をスタート。

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