スキンシップ

すきんしっぷ

スキンシップとは、互いの体や肌の一部を触れ合わせることで、心を通わせ親密感を高める行為のことです。家族間や友人同士の触れ合いはもちろん、話しかける相手に軽く手で触れる行為などもスキンシップに含まれます。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

スキンシップは、乳幼児期の子どもの健全な成長に欠かせません。
スキンシップを取ることで、脳の下垂体という部分から「オキシトシン」が分泌されます。「愛情ホルモン」とも呼ばれるオキシトシンは、安心感や信頼感を生むとされている物質です。子どもはスキンシップを通してオキシトシンが分泌されることで、自立が促されたり、ストレス耐性が上がったり、愛情が深まったりすると言われています。

オキシトシンの効果は年齢が低いほど強く表れる傾向があるため、赤ちゃんの頃からしっかりとスキンシップを取ることが大切です。

用語監修者

町田奈穂
大阪カウンセリングセンターBellflower代表

同志社大学大学院 心理学研究科修了。
在学時より滋賀医科大学附属病院にて睡眠障害や発達障害に苦しむ人々への支援や研究活動を行う。
修了後はスクールカウンセラーやクリニックの臨床心理士を経験。
2020年、父の病気を機に父が経営する機械工具の卸売商社へ入社。そこで多くの企業のメンタルヘルス問題に直面し、大阪カウンセリングセンターBellflowerを設立。現在は、父の後を継ぎ機械工具の卸売商社の代表を務めるほか、公認心理師・臨床心理士として、 精神・発達障害の人が活躍できるインクルーシブな職場づくりをサポートする
人事コンサルタントとしての活動や支援者支援をテーマとした研究や臨床活動を行っている。

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