ドキュメンテーション

どきゅめんてーしょん

ドキュメンテーションとは、文献または資料などを証拠として提示することです。

保育の現場では、保育を可視化して保育の質の向上を目指す手法として「保育ドキュメンテーション」という言葉が使われています。

保育ドキュメンテーションは、元々イタリアで生まれた教育思想です。子どもの活動を写真や動画、音声などに残し、子ども自身が活動を振り返って次の活動に生かすことを目的としています。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

ドキュメンテーションは、日本では主に「保育で行ったことを記録する」という意味で用いられます。ドキュメンテーションを導入すれば、保育士だけではなく、保護者と子どもの三者が効果的に活動を振り返ることが可能になります。

ドキュメンテーションには、子どもの成長を実感できたり、保育士と保護者との関係性強化につながったりと、さまざまなメリットがあります。一方で、ドキュメンテーションには保育士の業務負担が増加するデメリットもあるため、実践する際には業務効率を改善できるツールを導入するなどの工夫が必要になります。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

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