養護
ようご
保育における養護とは、子どもの生命の保持と情緒の安定を図るために保育士などが行う援助のことです。
心身ともに安心して過ごせる環境を整えることで、子ども自身が主体的に育つことを目的とした養護の役割は、幼児期に欠かせない要素と言えます。
保育の場では養護と教育を一体的に行うこととされ、保育全体を通じて養護を意識した保育の展開が求められています。
■関連用語
保育士さん向けにもう少し詳しく!
保育士が行う養護は、子どもの生命の保持と情緒の安定を目的としています。
生命の保持とは、食事や排泄などの基本的な生活習慣を身につけることによって自立できるよう、その援助を目指すことです。子どもの成長に合わせて、時間をかけて工夫しながら適切に援助をすることが求められています。
情緒の安定では、子どもが安心して過ごせるように子どもの気持ちを受け止めたり、抱きしめたりする援助を行います。子どもが自分の気持ちを出せるように、保育士は子どもとの継続的な信頼関係を築くことが大切になります。
用語監修者
小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長
岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。
あ行
【あ】
- RSウイルス感染症
- アスペルガー症候群
- アトピー
- アナフィラキシー
- アレルギー反応
- アレルギー除去食
- 安全教育
- 後追い
- 愛着(アタッチメント)
- 愛着障害
- 暑さ指数(WBGT)
- 遊び
- 遊び食べ
- 預かり保育
【い】
- 1歳6ヶ月児童健康診査
- ECEC
- ESD
- いかのおすし
- イヤイヤ期
- インクルーシブ保育
- インクルージョン
- インフルエンザ
- 一斉保育
- 一時保育
- 一語文
- 以上児
- 入歯
- 溢乳
- 犬食い
- 生きる力
- 異年齢保育
- 育児不安
- 育児休業
- 育児相談
- 院内保育園
【う】
【え】
【お】
か行
【か】
- ガードナー理論
- カウンセリングマインド
- カリキュラム
- カンガルーケア
- カンファレンス
- 加配保育士
- 外気浴
- 学童保育
- 学習
- 学習障害(LD)
- 家庭教育
- 家庭的保育
- 感染性胃腸炎
- 感染症
- 片付け
- 環境構成(環境設定)
- 癇癪(かんしゃく)
- 看護師
- 観察実習
- 開園時間
- 開所時間
- 関心
【き】
【く】
【け】
【こ】
さ行
【さ】
【し】
- 自閉スペクトラム症(ASD)
- 10の姿(幼児期の終わりまでに育ってほしい姿)
- しつけ
- シャッフリングベイビー
- ジョン・ボウルビィ
- 児童
- 児童の最善の利益
- 児童手当
- 児童相談所
- 児童票
- 児童福祉施設
- 児童福祉法
- 児童虐待
- 処遇改善等加算Ⅱ
- 初乳
- 小1プロブレム
- 小食
- 少子化
- 就労証明書
- 情操
- 情操教育
- 情緒の安定
- 指導計画
- 次亜塩素酸ナトリウム
- 社会性
- 社会的養護
- 自己肯定感
- 自己評価
- 自我(自我意識)の芽生え
- 自由保育
- 自発性
- 視診
- 週案
- 除去食
- 障害児保育
- 集団遊び
- 食札
- 食物アレルギー
- 食育
【す】
【せ】
【そ】
た行
【た】
【ち】
【つ】
【て】
【と】
な行
【な】
【に】
- にじみ絵
- 乳児
- 乳児保育
- 乳児期
- 乳児院
- 乳幼児
- 乳幼児突然死症候群(SIDS)・乳幼児突然死(SUDI)
- 乳歯
- 二語文
- 二重保育
- 握り反射
- 日案
- 認可保育園
- 認可外保育園
- 認定こども園
- 認定区分
- 認知能力
- 認証保育園
【ね】
【の】
は行
【は】
【ひ】
【ふ】
【へ】
【ほ】
ま行
【ま】
【み】
【む】
【も】
や行
【や】
【ゆ】
【よ】
ら行
【ら】
【り】
【る】
【れ】
【ろ】
わ行
【わ】